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「あなたの聴きたい妄想バンド」ベスト妄想バンド賞発表 & 妄想ライヴレポート

こんにちは。

皆様にご応募いただいた「妄想バンド」。濃いバンドが集まりましたね!


「あなたの聴きたい妄想バンド」大発表!!

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「あなたの聴きたい妄想バンド」大発表!!

皆様から募集した「妄想バンド」をいよいよ発表。そして「ベスト妄想バンド賞」投票開始!一番観たいバンドはどれ!?

投票の結果、「ベスト妄想バンド賞」は・・・

☆エントリーNo.11

Re:lectric Light Orchestra
(リレクトリック・ライト・オーケストラ)

に決定いたしました!!!

おめでとうございます!!!

投稿いただきましたnewneuron様には、クーポン券と、ライヴレポートを進呈いたします!!

投票いただいた方のコメント

H 様
これは是非結成して来日公演願いたいですね~♪ CD出しても普通に売れそう!
他の方々の投稿バンドもすさまじいインプロ、こってりした、いにしえの王道ロックをこの平成が終わる時代に聴いてみたい気がします。

さて、ライヴレポートのその前に・・・審査員特別賞を発表いたします!

審査員特別賞

スタッフ佐藤賞

☆エントリーNo.1:K.C.D.P

ポール・コゾフ(g)
ヴィンセント・クレイン(key)
ジェームス・デューワー(vo&b)
コージー・パウエル(d)

これぞいぶし銀という渋いメンバーチョイスが素晴らしい!バンド名の素っ気なさなんていかにもだし、ご投稿者様の思いが乗ったアルバムタイトルも泣かせてくれました。ある程度音が想像できるだけに、余計に聴いてみたい思いに駆られてしまいます!

スタッフ増田賞

☆エントリーNo.5:KBD

キース・エマーソン(key)
リック・ウェイクマン(key)
イアン・ブラウン(Vo)
ロバート・ベリー(g/b)
パット・マステロット(dr)

他のバンドもとても熱いのですが、プログレ好きとしてはこれを見逃すわけにはいきませんでした。ハウ×ハケットのGTRが実現しただけに、もしかするとこっちが結成されている可能性もあったのかも…!?とワクワクしてしまいました!

スタッフみなと賞

☆エントリーNo.9:Jimi hendrix & head hunters

ジミ・ヘンドリックス (Vo.G)
ハービー・ハンコック (key)
ポール・ジャクソン (B)
ハービー・メイソン (Dr)

まるで映画のようなストーリーに痺れました。ジミ・ヘンドリックスがもしあんなに早く亡くなっていなかったら、きっとレコード屋の壁に飾られるアルバムになったでしょうね。想像が膨らみます。

さあ、それではスタッフ佐藤によるRe:lectric Light Orchestra2018年来日公演ライヴレポートをご覧ください。


リレクトリック・ライト・オーケストラ来日公演 妄想ライヴレポート byスタッフ佐藤

こんにちは、スタッフ佐藤です。

2019年、日本中のポップ・ファンを歓喜させるニュースが届きました。

黄金期ELOメンバーによる奇跡の再結成バンドRe:lectric Light Orchestra (リレクトリック・ライト・オーケストラ)が、今年リリースされたばかりのアルバム『Re:lectric Light Orchestra (リレクトリック・ライト・オーケストラ)』をひっさげ、まさかの来日公演を行うというのです!

ジェフ・リン&ロイ・ウッドというザ・ムーヴ~最初期ELOを率いた偉大なるコンビを筆頭に、オリジナル・メンバーのベヴ・ベヴァン、そしてリチャード・タンディ、ルイス・クラークという70年代ELOのベスト・ラインナップと言えるメンバー構成。そしてアメリカからゲストとして参加した新旧メロディメイカー、トッド・ラングレンとアンディ・スターマーという夢のような7人で制作されたアルバム『Re:lectric Light Orchestra』は、全英/全米で堂々の1位を獲得。今回はその7人による来日公演が実現しました!

ここで改めてメンバーをご紹介。もうクレジットを眺めているだけでワクワクしてきますよね。

ジェフ・リン (Vo/G/Cho/Multiplay) ex. ELO
ロイ・ウッド (Vo/G/Sax/Cho/Multiplay) ex. ELO, Wizzard
リチャード・タンディ(Kb/Cho) ex. ELO
ベヴ・ベヴァン(Ds/Per) ex. ELO
ルイス・クラーク (Orchestration) ex. ELO
<ゲスト>
トッド・ラングレン (B/Cho)
アンディ・スターマー (Per/Cho) ex. Jellyfish

会場は1978年の来日公演でも使用された日本武道館。全国から集まったポップ・ファンで会場が見る見るうちに埋まっていきます。

開演時間を迎え7人の姿がステージに現れると、数万人が一斉に歓声を上げます。

ひげもじゃパーマにサングラスをかけたお馴染みのビジュアルのジェフ・リン、そしてロイ・ウッドはひげもじゃ長髪丸メガネのELO在籍時の学者風スタイルで登場。この2人が再び同じステージに立っているのを見ているだけで熱いものがこみ上げてきます…。

ライヴは、ストリングスがざわめく中をシンセサイザーが伸びやかに飛翔する全盛期ELOそのもののサウンドが広がる、アルバム冒頭を飾るインストゥルメンタル・ナンバー「A New Dawn」からスタート。まさに夜明けのごとく、演奏が進むにつれてゆっくりとステージが明るく照らされていく演出も見事です。

アルバム通り、そこから曲間なくなだれこんでいく「The Fantastic Journey」は、その名の通り冒険へ出掛けたくなるようなキラキラしたポップ・チューン。ダイナミックに刻まれるリズムと高鳴るシンセサイザーを軸とする演奏をバックに、キャッチーなメロディを歌い上げるジェフのメイン・ヴォーカル、そしてロイ、ベヴ、トッド、アンディの4人による華やかなコーラスが包み込む、この至福のポップ空間。何という幸せ。

最初期の管弦楽器を中心としたクラシカルなアレンジと、カラフルなシンセサイザー・サウンドを押し出した最盛期のサウンドメイク、両者が理想的に合わさっていて、まさにELOの歩んだ歴史を凝縮したような作風が今作の魅力。このメンバーでしか実現し得ない至高のポップ・サウンドが披露されていきます。

シングル・カットもされた「The Pop Song」は、ロイ、ジェフ、トッド、という英米ポップマエストロ3人が共作した奇跡の一曲。隙のない完成されたメロディラインをジェフ・ロイ・トッドが順に歌い継いでいきます。ジェフのチェロ、ロイのバグパイプ、トッドのサックス、ベヴのマリンバが賑々しく重なり合う楽しすぎるインストゥルメンタル、そして高らかに舞い上がるコーラス…。「The Pop Song」の名は伊達じゃない、この世の楽しい音を全て詰め込んだようなサウンドが素晴らしすぎ!

「A Day Of 1971」も泣けたなぁ。71年といえばELOがデビューした年。ロイとジェフが弾く2本のチェロの音色が優雅に鳴り響く、まさに1stアルバムに収録されていてもおかしくない格調高い一曲。ELOでは1stが一番好きな佐藤としては、ここで堪え切れず落涙。

「West Side Lady」はロイのロックン・ロール色が強く出たノリの良いナンバー。アルバムではロイがヴォーカル/ギター/マリンバ/チェロ/サックスを駆使しマルチ・ミュージシャンぶりを発揮してますが、ライヴなのでギターに専念し、トッドがサックスを担当。センターに並んで楽しそうに演奏する2人の姿に、こちらも感動してしまいます。

今度はジェフ・リンとアンディ・スターマー、ビートルズ直系メロディメーカー2人が書いたビートリッシュなメロディが素敵な「Young Astronauts」。ここはジェフのピアノを弾きながら歌い、ロイはオーボエの愛らしい音色を重ねます。目配せしながら息を合わせて紡いでいく演奏にまたまた感動が湧き上がってきます…。アンディもお馴染みの直立でドラムを叩きながら歌うスタイルを見せてくれましたよ。

珠玉のラヴソング「Everything You Want」、ELOらしいオーケストラアレンジが冴え渡る「Dreaming Away」なんかも良かったなぁ。

「ポップ・ミュージック」とはなんたるかの最高の答えを聴かせてくれたリレクトリック・ライト・オーケストラ。
底抜けに楽しくて、ワクワクして、ドキドキして、何だか泣けてくる。そんな心にいつまでも残り続けるような一夜になりました。

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    録音技術環境も整った昨今では、世界中で一般的になって来た、一人宅録ドリーミー・ポップ。ですがそのパイオニアと言えば、やはり天才的ポップ・マエストロことTODD RUNDGRENのこの作品を挙げないわけには行かないでしょう。前作から引き続き、RUNT名義での第2作目ですが、ベースとドラム以外は全て彼が演奏を担当しています。BEATLES、とりわけPAUL McCARTNEYにインスパイアされたとも言われる、端正で甘酸っぱくもある美しいメロディー・バラードのオンパレードが続いて行きます。大名曲「BE NICE TO ME 」、NICK DECAROが「ITALIAN GRAFFITI」で取り上げた名曲「WAILING WALL」、爽やかに刻まれるアコギに導かれるミディアムグルーヴなメロディの美しさが際立つ「CHAIN LETTER」など等、一切駄曲はありません。 LAURA NYROにも通ずるソウルフルな楽曲群と名エンジニアでもある彼自らが宅録・演奏した、後のLENNY KRAVITZ等、一人宅録者の元祖とも言えるベッドルーム・ワンダーロックが咲き乱れる、70年代ラヴ・バラード不朽の名盤です。

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    眩いばかりにキャッチーな名曲「I Saw The Light」を筆頭に、愛すべきToddスタンダードがずらりと並ぶ72年の大傑作3rd!

    米国出身天才作曲家兼マルチ・プレイヤー兼プロデューサー、1972年3rdアルバム。溢れるアイディアを詰め込んだ2枚組。DISC2の6曲目までを一人多重録音、7曲目以降を30人以上のミュージシャンを起用しての一発録り、とスタイルを変えて制作。持ち味でもある実験精神は控えめで、ビートリッシュなメロディが炸裂するポップな楽曲揃い。特にオープニングを飾る「I Saw The Light」は、メロディ・メイカーの才能が爆発した代表曲。シンプルながら心躍るイントロ、AメロもBメロもサビもすべてが完璧なメロディ、スウィートなヴォーカル。そして、控えめながら完璧なタイミングでメロディの魅力を引き立てるコーラス・ワークとスライド・ギター!聴くものすべてを希望の光で包み込む名曲です。その他の楽曲もフックに富んだメロディとキャッチーなアンサンブルを持つ佳曲揃い。いつ何時聴いても幸せな気分にしてくれる最高のポップアルバム。一家に一枚、是非!

  • TODD RUNDGREN / TODD

    名曲「A DREAM GOES ON FOREVER(夢は果てしなく)」収録、74年作

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