2018年3月16日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
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カケレコのお客様提案の募集企画「あなたの聴きたい妄想バンド」。
募集する前は「集まるかな?」とちょっぴり不安だったものの、始まってみるとSNSでも予想以上の大反響!
やはり誰しも一度は「僕の理想のスーパー・バンド」を考えてしまいますよね。
というわけで、カケレコに寄せられた入魂の「妄想バンド」をいよいよ発表!!
さらに!
今回発表した全12組の「妄想バンド」の中から、皆様の投票で「ベスト妄想バンド」が決まります!
見事一位に輝いたバンドには、「妄想ライブレポート」をプレゼント。
記事の最後に投票フォームが設けてありますので、「これはライブが見たい!」と思ったバンドにぜひ一票を!
(投票は終了しました)
■バンド名
K.C.D.P
■アルバムタイトル
Absolutely Impossible Dream/絶対不可能な夢
■メンバー
ヴィンセント・クレイン(key)
ジェームス・デューワー(vo&b)
ポール・コゾフ(g)
コージー・パウエル(d)
■プロフィール
暗黒のヘヴィR&Bが貴方を襲う!
■コメント
10年以上前から考えていた絶対不可能な夢のバンドです。
初っ端から激渋。アトミック・ルースターのヴィンセント・クレインを中心に、ROBIN TROWER BANDで活躍したジェームズ・デューワー、FREEのポール・コゾフ、そしてコージー・パウエルといういぶし銀のブリティッシュ・ロック!全員故人なのが残念ですが、天国ではこんなミラクル・セッションが行われているかも。
■バンド名
Ruins
■アルバムタイトル
Word of Stone
■メンバー
吉田達也
ジャコ・パストリアス
■プロフィール
テクニック、スピード、変態旋律、全てが異次元のありえないデュオ
■コメント
想像するだけでゾクゾクします
ドラム&ベースという構成の日本のデュオ、ルインズのベーシストがジャコだったら?というバンド。どんな音なのか、考えただけでめまいがしますね…。
■バンド名
Fripp,Giles & Tippett
■アルバムタイトル
An Cbservation in Fulham Palace
■メンバー
Robert Fripp:Gt
Michael Giles:Ds
Keith Tippett:Pf
Tony Levin:Bs
Judy Dyble:Vo
(ゲストミュージシャン)
Ian McDonald:Fl
Mel Collins:A.Sax
(プロデュース)
Robert Fripp , Jakko Jakszyk
(ライナーノーツ)
Pete Sinfield
市川哲史
■プロフィール
歴史はここから始まった……地下室で起きたケミストリーの当事者たち、50年目の証言。
『 An Observations in Fulham Palace / Fripp , Giles & Tippett 』
【収録曲】
1. Fulham Palace (Fripp-Giles-Tippett-Dyble)
2. I Talk to the Wind including McDonald and Collins (McDonald-Sinfield)
3. March for No Reason (Fripp-Giles-Tippett)
4. Dog Food (Tippett)
5. Entry of the Chameleons (Fripp-Giles-Tippett)
6. Sun Children including Moon Child (Fripp-Giles-Dyble)
7. Song of Wind Session (Fripp-Dyble)
Recorded at Wessex Studios London from 18 to 25 Sep.,’18.
2019年初旬、発売予定。
1 なんとか「作曲」としてこぎつけたオープニングナンバー。とはいえ、冒頭と末尾のダイブルによるヴォーカル部分以外はほぼインプロ。珍しく(ダイブルの声に合わせて)「明るくほがらかな」方向へもっていこうとするフリップ翁とジャイルズ兄さんを無視して、攻撃的に切り込んでくるティペット卿がカッコイイ。
2 セールス用といえばそれまでだが、やっぱり目玉商品。奇をてらわずマクドナルドとコリンズをフィーチャーしたせいでアルバムの中では若干浮いている。翁にはアコギという選択肢はなかったのだろうか?
3 マーチ調のドラムで始まるものの、Epitaphの副題(?)を冠したタイトルは後付け。テストレコーディングのようなインプロ。
4 ティペットのティペットによるティペットのための独奏。Cat Foodに似てるのはテンポ感だけ。
5 フリップ主導のインプロ。尻切れトンボの終盤にサウンドスケープが足されている。
6 Moon Childの後半部分にダイブルのハミングを乗せたような曲。しかしそこに更にサウンドスケープも乗せたもんだから、俄然ジャイルズ兄さんの機嫌が悪い(たぶん)。
7 エンディングに相応しい、ギターとヴォーカルだけの語らい。
■コメント
別の企画でも同じ内容を送りつけたことがあります。すみません。
「1969年から半世紀」と無理に理由づけした、よせばいいのにの奇跡のコラボ。
泣く子も逃げる重鎮3人に、大人の対応ができる職人レヴィンさんに大いに我慢してもらい、クリムゾンプロジェクト史上初の女性ヴォーカリスト、ダイブルさん(69)に緩和剤になってもらい。。。
それでもリハーサル中盤くらいからピリピリし始め、レコーディング4日目には空中分解でしょう。
いいんです、なんとか1曲、作り上げてくれれば、あとはインプロとサウンドスケープで埋めますから。
そして後片付けはジャッコさん、よろしくお願いします。
曲目リスト&各曲解説まで作り込んでいただいた力作!Giles, Giles & Frippに在籍した女性ヴォーカリスト、ジュディー・ダイブルまでも呼び集めた夢のキング・クリムゾン同窓会バンド。市川さんの解説も読みごたえがありそうですね、色々な意味で…。
■バンド名
Terje Rypdal 3
■アルバムタイトル
Terje Rypdal 3
■メンバー
Terje Rypdal(G)
Terje Rypdal(G)
Terje Rypdal(G)
Patrick O’Hearn(B)
Billy Cobham(Dr)
■プロフィール
マンフレッド・アイヒャーなんか忘れて、思う存分ひきまくっていただきましょう!しかも、本人で3重奏!!
ドラムはビリーに任せろ、ベースは誰でもいいです、ごめん!!!
■コメント
こんなんでも、いいんでしょうか?
同じ人が3人いてもいいんです、妄想ですから!「沈黙に次ぐ最も美しい音」がモットーのECMレーベルではゆったりした曲調になりがちですが、そんな呪縛(?)から解き放たれたテリエ・リピダルが3人いたら一体どうなってしまうのか!?それをまとめ上げられるのは確かにスーパードラマー、ビリー・コブハムしかおりません。
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