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アビーロード・スタジオ録音のニッチなロック&ポップス特集!

ビートルズやピンク・フロイドが使用し、数多くのロック名作を生み出したことでお馴染みのレコーディング・スタジオ「アビーロード・スタジオ」。

1831年に建てられたジョージ王朝風の家がスタジオに改築されたのが、その100年後の1931年。

「EMIレコーディング・スタジオ」として生まれ変わったその場所では、ビートルズをはじめ、ピンク・フロイド、ホリーズ、マンフレッド・マンなどの名作が数多くレコーディングされました。

そして、スタジオ前の横断歩道を渡るメンバーのジャケでお馴染みの『アビーロード』からその名を取り、1970年代にアビーロード・スタジオへと改名。

アビーロード・スタジオでは、大物バンドだけではなく、憧れのスタジオでのレコーディングを夢見て実現した駆け出しのバンド達による作品も数多く生まれました。ここでは、そんなニッチなロック&ポップス作品をセレクトしてご紹介いたしましょう。

どうぞお楽しみください!

まずは、アビーロード録音ながら、お蔵入りとなってしまった幻の作品を2枚、ピックアップいたしましょう。

AEROVONS/RESURRECTION

エンジニアにジェフ・エメリックやアラン・パーソンズ、プロデュースはノーマン・スミスというビートルズ布陣にて、69年にアビー・ロード・スタジオで録音されながら未発表となった幻の作品。

憂いのあるジェントルなメロディとアコースティカルで気品のあるアンサンブルは『ラバーソウル』あたりの楽曲を彷彿させます。

サウンドのタッチはもろビートルズ!

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FAIRFIELD SKI/FAIRFIELD SKI

MOVEやELOやMOODY BLUESを輩出した英バーミンガム出身、ジョン・ボーナムの従兄弟でテリー・リードのバンドでも活躍したキーボード奏者Bill Bohnam率いるグループ。

トライデントやアビー・ロードやアップル・スタジオなどロンドンのトップ・スタジオで73年に録音されながら、アセテートが作られるだけでお蔵入りとなった幻の作品。

次から次へと溢れ出るビートリッシュなメロディと、初期ディープ・パープル的アート・ロック感やプログレ色もある陰影ある英ロック・アンサンブルは、お蔵入りとは思えない完成度。

きちんとリリースされていれば、かなり高く評価されたであろう、気品に満ちた逸品です。

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さぁ、ここからは英国生まれのニッチな名品をピックアップしていきますよ~。

AL STEWART/MODERN TIMES

気品あるリリシズムを持った英国純度120%と言える英SSWの75年作で、アラン・パーソンズがプロデュースで、録音はアビー・ロードと来れば、英ポップ屈指の傑作に仕上がること間違いなしでしょ!?

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CHRIS SPEDDING/BACKWOOD PROGRESSION

ピート・ブラウンとのバタード・オーナメンツでデビューし、ニュークリアスの初期2作に参加して名声を得て、エルトン・ジョンやニルソンやブライアン・フェリーやジャック・ブルースやロイ・ハーパーなどの数多くの作品に参加した英国が誇る名ギタリスト。70年作。

70年にハーヴェストよりリリースされた実質ソロデビュー作で、『アビーロード』のB面メドレーをちょっぴりスワンピーにしたような淡く渋い絶品ブリティッシュ・ロック名盤!

ギタリストとしてだけでなく、SSWとしてもっともっと評価されるべき名手です。


CHRIS SPEDDINGの70年作ソロ『BACKWOOD PROGRESSION』 - MEET THE SONGS 第102回

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NO DICE/NO DICE

ポール・マッカートニー~ピート・ハムの系譜にあるエネルギッシュなヴォーカルと甘くキャッチーなメロディがたまらない!

アビーロードなどで録音され、77年にEMIよりリリースされたニッチなパワー・ポップ名品!

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JULIE COVINGTON/BEAUTIFUL CHANGES

ロンドン出身の女性シンガー。アビー・ロード・スタジオで録音され71年にリリースされた1stソロ・アルバム。

ジャケのポートレイト写真はちょっとおとぼけですが、純粋無垢な歌声はびっくりの素晴らしさ。

透明感があって伸びやかなハイ・トーンは胸に迫るなぁ。

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KEATS/KEATS

ゾンビーズ + パイロット + キャメル!

アラン・パーソンズ・プロジェクトに参加したり、アランがプロデュースしたバンドから集められた、英ポップ/プログレ・ファンにはたまらないメンバーによるグループ。

プロデュースはアラン・パーソンズで、録音はアビー・ロード・スタジオ。

当時流行していたエイジアやジャーニーなどを視野に、ヒットを目論んで制作された84年のニッチポップ名作。

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「MEET THE SONGS」 第63回 KEATS『Keats』

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「ゾンビーズ + パイロット + キャメル」と言える英ポップ/プログレ・ファンにとってはたまらないメンバーが集ったスーパー・バンドKEATSが84年にリリースした唯一作『Keats』をピックアップ。

KOOBAS/KOOBAS

のちにVAN DER GRAAF GENERATORに参加するベーシストKeith Ellisがソングライティングを担う英サイケ・ポップ・バンド。

アビーロード録音の69年唯一作!

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LOVE SCULPTURE/BLUES HELPING

アビーロード・スタジオと言えば、あまりブルース・ロックのイメージはありませんが、こんな作品もレコーディングされていたんですね。

後にパブ・ロック・シーンで活躍する名手デイヴ・エドモンズ率いるブルース・ロック・バンド。68年のデビュー作。

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PRETTY THINGS/PARACHUTE

指輪物語にインスパイアされたロック・オペラ作で、曲間の継ぎ目無く、一気に聴かせる構成は、まるで『アビーロード』のB面。

アングラ・サイケな前作も傑作でしたが、気品みなぎる本作も素晴らしい!

過小評価著しいプリティ・シングスの大傑作!

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イギリス以外のバンドもアビーロードにて録音していますね。3作品をピックアップ!

STEVE MILLER BAND/CHILDREN OF THE FUTURE

まずはアメリカ。

「ビートルズとブルースの結婚?」とも評されたグループ。

ずばりクリームやトラフィックへの米国からの回答!

プロデュースは、ストーンズやイーグルスで知られる名プロデューサー、グリン・ジョンズ。

若きボズ・スキャッグスも参加した記念すべき68年のデビュー作!

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LON & DERREK VAN EATON/BROTHER

米国の兄弟デュオがイギリスに渡り、アップル・レコードから72年にリリースした唯一作。

ジョージ・ハリスンがプロデュースしてアビー・ロード・スタジオで録音されたシングル「Sweet Music」収録。その他の曲は、ビートルズ『リヴォルヴァー』のジャケ・デザインにお馴染みのクラウス・フォアマンがプロデュースを担当し、アップル・スタジオで録音。
バックには、リンゴ・スター、ジム・ゴードン、ピーター・フランプトンなど参加!

たゆたうようなメロディと線の細いドリーミーな歌声が印象的ですが、演奏は『アビーロード』あたりのビートルズのサウンドを彷彿させて、ビートルズ・ファンは興奮必至!

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LOS BRINCOS/CONTRABANDO

なんと、スペインのバンドもアビーロード・スタジオを訪れていたんですね!

「スペインのビートルズ」と評されるバンドがラリー・ペイジに導かれてロンドンに渡り、アビーロードやオリンピック・スタジオで67年に録音し、68年にリリースされた3rdアルバム。

それにしてもレイ・デイヴィスもびっくりの哀愁の美メロは最高だし、ピート・タウンゼントばりのリズム・ギターもグッとくるなぁ。

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いかがでしたか?

みなさまにとってぴったりの一枚が見つかれば幸いです。

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