ESPIR017VIR(VIAJERO INMOVIL)
廃盤、ペーパーケース仕様、ボーナス・トラック3曲。
これぞ南米の『詩情』ですね。サビのドラマティックさが凄い・・・。これを聴いて心躍らないシンフォ・ファンは居ないと断言!
82年作の3rdアルバム。リリシズム溢れるキーボード、南米らしい叙情性漂うメロディー、優しく真っ直ぐな歌声が魅力的なヴォーカル、ダイナミズム溢れる抜群のアンサンブルと、すべてがハイレベル、ハイセンス。同じくアルゼンチンのグループ、パブロ・エル・エンテッラドールが残した傑作アルバムと肩を並べる、南米シンフォを代表する傑作。
CRUCIS/CRUCIS and LOS DELIRIOS DEL MARISCAL
アルゼンチン、YESタイプの技巧的かつシンフォニックなプログレ、両作ともプログレファン必聴名盤!
2,490円(税込2,739円)
天才チャーリー・ガルシア率いるアルゼンチン・ロックの代表的グループ、ラテン・フュージョン色が強まった79年作2nd
72年作5th、緊張感、幻想美、構築性、ダイナミズム、超絶技巧!これぞプログレと言うべき要素が詰まった超傑作!
72年発表4th、「Watchers Of The Skies」「Supper's Ready」などの代表曲を収録
次作「ジェラルドの汚れなき世界」とともにバンドの代表作として名高い71年作4th
フリップ、ウェットン、ブルーフォードの三人が尋常ならざる緊張感の中で生み出したクリムゾンを代表する傑作、74年作7th
カンタベリー・ロックの最重要作であるだけでなく、英国ジャズ・ロックの代表作とも言える70年作3rd!
ケヴィン・エアーズの呼びかけに応え、英米ロック界指折りの曲者たちが集結した74年の歴史的コンサートを収録
73年5th、70年代英国ロック屈指の名盤であり、それまでの彼らの集大成を最高の形で結実させた一枚!
ソフト・マシーン『Third』と共にカンタベリー・ロックの代表作と言える一枚、71年発表の大傑作3rd!
5大プログレも凌駕する超高度な演奏力と音楽性を有するプログレ・グループ、70年デビュー作
72年作2nd、VDGGファンなら必聴と言えるダークかつドラマティックな英プログレ名盤
彼らの出世作と言える76年リリース4th、キャッチーでスリリングでスケール感溢れるサウンドはこれぞアメリカン・プログレ!
複雑に構成されたプログレッシヴな楽曲展開とキレのあるハード・ロック・サウンドを融合させた初期の傑作、76年作
イタリア、地中海/中近東的エキゾチズムと超絶ヴォーカルを擁する熱量ほとばしる演奏が融合した、まさしく唯一無二のジャズ・ロック、衝撃の73年作1st!
72年2nd、爆発的にエネルギッシュ!イタリアン・ロック必殺の傑作!
イタリアン・ヘヴィ・シンフォの大傑作、73年作
フレンチ・プログレを代表するグループ、前2作に比べキャッチーになった楽曲と緻密なバンド・アンサンブルで聴かせる77年作3rd、名盤!
ダモ鈴木のアナーキーなヴォーカルが炸裂する71年リリース3rd!
スペイン、アンダルシア・ロックの最高峰、とめどなく溢れだす哀愁、75年デビュー作!
バカテクギター&変てこヨーデル風スキャットが炸裂する怪曲「HOCUS POCUS」収録、71年2nd!
Jan HammerやRick Lairdらマハヴィシュヌのメンバー参加の74年作、熱くスリリングな演奏が堪能できる傑作
世界各国の素晴らしきイエス・フォロワー作品を巡ってまいります!
カケレコスタッフの日々是ロック3/30:こんな寒い日には...温もりいっぱいのハートフルなプログレを探求!
スタッフが日替わりでオススメ作品をご紹介する「日々是ロック」。寒い日に聴きたい、ファンタジックで心温まるプログレ作品を探求します!
有名所から知る人ぞ知るマイナーグループまで、世界各国のハード・ロック・テイストに溢れたプログレ作品を見てまいりたいと思います!
〇〇のに聴くべき往年の名作、〇〇のDNA・・・カケレコならではの豊富なリストの一部をご紹介!
ユーロ・辺境国のプログレ名男性ヴォーカルをピックアップ!
ドライヴィングな演奏に爽快感あるメロディ、美しいハーモニー。そんなイエス・サウンドに影響を受けた好作品を世界中から選りすぐってご紹介いたしましょう。
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プログレ+ポップスのある意味完璧な形では?(2 拍手)
Durangoさん レビューをすべて見る
曲構成やメロディが平易になり、随分聴きやすくポップになりました。曲調も総じて明るく南米ロックの陽を凝縮したような作りになっています。
当然、前二作からするとかなり様変わりしていると言えるのですが、しかしそれにもかかわらずこれはESPIRITU以外ではあり得ないと思わせるのは、やはり特徴的なヴォーカルとポップになってなお健在の超絶技巧によるところでしょう。前作での歌唱も素晴らしかったですが、ここではポップスにも適性が認められるほど活き活きとした歌声を聴かせます。
そして何よりこの作品を単なるポップソング集に終わらせないのが、プログレを経て培った演奏技術を惜しげもなく披露しまくっているところです。しかもソロに至っては依然プログレ調ですらあり、ポップな曲調に合わせてライトな演奏を持ってくるという発想が端からないかのようです。しかしそれが超絶技巧南米ポップスとでも言うべき愉快痛快な音楽を生んでいるのであるから、なかなかどうして侮れないものがあります。
もっとも実際には時代に合わせてポップ化を図ったのだけれど、プログレ時代の手癖が抜けていなかったというだけかもしれませんが。何にしろ新鮮な響きを持っていることは確かです。
傑作の前評判に期待しすぎてはダメ!(1 拍手)
appo128さん レビューをすべて見る
各楽器の演奏レベルは高く、バンド自体の評価も高い。アコギのテクニックやシンフォニックな部分は魅力的であり、サウンド・エフェクトは多用していないが効果的に使っているところも素晴らしい。元々作曲能力も高く美旋律も多いが、プログレッシヴな試みが少なく、ある意味ポップ化している。
個人的に最も減点なのが、以前から相変わらずリード・ヴォーカルの録音レベルが大きすぎる。ちょっと出しゃばり過ぎ。このレベルのヴォーカルならいくらでもいるが、頼りすぎかも!折角コーラス・ワークが素晴しいのに、ある意味、壊している部分がある。インスト作品にすればもっと高評価になる。惜しいが★4つ。