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ESPIRITU III

ESPIRITU

ESPIR017VIR(VIAJERO INMOVIL

廃盤、ペーパーケース仕様、ボーナス・トラック3曲。

評価:40 2件のレビュー

これぞ南米の『詩情』ですね。サビのドラマティックさが凄い・・・。これを聴いて心躍らないシンフォ・ファンは居ないと断言!

アルゼンチン、アグレッシヴな超絶技巧と柔らかな歌心を併せ持つ絶品シンフォ、82年作3rd

82年作の3rdアルバム。リリシズム溢れるキーボード、南米らしい叙情性漂うメロディー、優しく真っ直ぐな歌声が魅力的なヴォーカル、ダイナミズム溢れる抜群のアンサンブルと、すべてがハイレベル、ハイセンス。同じくアルゼンチンのグループ、パブロ・エル・エンテッラドールが残した傑作アルバムと肩を並べる、南米シンフォを代表する傑作。

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    72年発表4th、「Watchers Of The Skies」「Supper's Ready」などの代表曲を収録

  • JETHRO TULL 『AQUALUNG』

    次作「ジェラルドの汚れなき世界」とともにバンドの代表作として名高い71年作4th

  • KING CRIMSON 『RED』

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  • SOFT MACHINE 『THIRD』

    カンタベリー・ロックの最重要作であるだけでなく、英国ジャズ・ロックの代表作とも言える70年作3rd!

  • KEVIN AYERS JOHN CALE ENO NICO 『JUNE 1 1974』

    ケヴィン・エアーズの呼びかけに応え、英米ロック界指折りの曲者たちが集結した74年の歴史的コンサートを収録

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) 『BRAIN SALAD SURGERY』

    73年5th、70年代英国ロック屈指の名盤であり、それまでの彼らの集大成を最高の形で結実させた一枚!

  • CARAVAN 『IN THE LAND OF GRAY AND PINK』

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  • GENTLE GIANT 『GENTLE GIANT』

    5大プログレも凌駕する超高度な演奏力と音楽性を有するプログレ・グループ、70年デビュー作

  • GNIDROLOG 『LADY LAKE』

    72年作2nd、VDGGファンなら必聴と言えるダークかつドラマティックな英プログレ名盤

  • KANSAS 『LEFTOVERTURE』

    彼らの出世作と言える76年リリース4th、キャッチーでスリリングでスケール感溢れるサウンドはこれぞアメリカン・プログレ!

  • RUSH 『2112』

    複雑に構成されたプログレッシヴな楽曲展開とキレのあるハード・ロック・サウンドを融合させた初期の傑作、76年作

  • AREA 『ARBEIT MACHT FREI』

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  • BANCO(BANCO DEL MUTUO SOCCORSO) 『DARWIN !』

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  • MUSEO ROSENBACH 『ZARATHUSTRA』

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  • ATOLL 『TERTIO』

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レビュー一覧

評価:4 プログレ+ポップスのある意味完璧な形では?(2 拍手)

Durangoさん レビューをすべて見る

曲構成やメロディが平易になり、随分聴きやすくポップになりました。曲調も総じて明るく南米ロックの陽を凝縮したような作りになっています。
当然、前二作からするとかなり様変わりしていると言えるのですが、しかしそれにもかかわらずこれはESPIRITU以外ではあり得ないと思わせるのは、やはり特徴的なヴォーカルとポップになってなお健在の超絶技巧によるところでしょう。前作での歌唱も素晴らしかったですが、ここではポップスにも適性が認められるほど活き活きとした歌声を聴かせます。
そして何よりこの作品を単なるポップソング集に終わらせないのが、プログレを経て培った演奏技術を惜しげもなく披露しまくっているところです。しかもソロに至っては依然プログレ調ですらあり、ポップな曲調に合わせてライトな演奏を持ってくるという発想が端からないかのようです。しかしそれが超絶技巧南米ポップスとでも言うべき愉快痛快な音楽を生んでいるのであるから、なかなかどうして侮れないものがあります。
もっとも実際には時代に合わせてポップ化を図ったのだけれど、プログレ時代の手癖が抜けていなかったというだけかもしれませんが。何にしろ新鮮な響きを持っていることは確かです。

ナイスレビューですね!

評価:4 傑作の前評判に期待しすぎてはダメ!(1 拍手)

appo128さん レビューをすべて見る

各楽器の演奏レベルは高く、バンド自体の評価も高い。アコギのテクニックやシンフォニックな部分は魅力的であり、サウンド・エフェクトは多用していないが効果的に使っているところも素晴らしい。元々作曲能力も高く美旋律も多いが、プログレッシヴな試みが少なく、ある意味ポップ化している。

個人的に最も減点なのが、以前から相変わらずリード・ヴォーカルの録音レベルが大きすぎる。ちょっと出しゃばり過ぎ。このレベルのヴォーカルならいくらでもいるが、頼りすぎかも!折角コーラス・ワークが素晴しいのに、ある意味、壊している部分がある。インスト作品にすればもっと高評価になる。惜しいが★4つ。

ナイスレビューですね!