CDWK0811(WHITE KNIGHT) 【2011年発売CD】
デジパック仕様。
スウェーデンのマルチ・ミュージシャンなんですが、Keyもギターも目の覚めるようにテクニカルだし、ポップSSWとしても成功できそうな甘いヴォーカル&メロディ・センスも特筆だし、これは痛快!ムーン・サファリのファンは一聴是非!
スウェーデン出身、マルチプレイヤーFredrik Larssonによるプロジェクト作。ドラム奏者を加えた以外は彼が全ての楽器を担当。リリカルなピアノ、優しくつま弾かれるアコギ、爽やか且つメロディアスなキーボードの旋律、壮大なオーケストレーション、パワフルなドラムが一体となったドラマティックなアンサンブル。情感を込めたヴォーカルを中心に終始メロディアスな印象を残しつつ、変拍子を多用したダイナミックな楽曲展開で聴き手をグイグイ惹き込みます。北欧ならではの清涼感も全体から漂っており、MOON SAFARIに通じる魅力があります。GENESIS、YESの影響を見事に消化した完成度の高いシンフォ作。
TIGER MOTH TALES/STORY TELLERS: PART ONE
初期ジェネシス、キャメル、クイーンの系譜にある英国ファンタスティック・ロック新鋭、2015年作2nd、何という才能、プログレ・ファン必聴の大傑作
2,500円(税込2,750円)
LIFE LINE PROJECT/20 YEARS AFTER
キーボーディスト/マルチ奏者Erik De Beerと女性ヴォーカルMarion Brinkmanによるオランダのシンフォ・ユニット、12年作
1,490円(税込1,639円)
ロイネ・ストルト(フラワーキングス)、ニール・モーズ(スポックス・ビアード)、マイク・ポートノイ(ドリーム・シアター)、ピート・トレワヴァス(マリリオン)によるスーパーグループ、00年作
830円(税込913円)
ムーン・サファリへのブラジルからの回答!と言える、透明感ある美メロとアンサンブルが光る2013年の驚きのデビュー作
ジェネシスの他、BIG BIG TRAINなど新鋭プログレにも影響を受けた英国のマルチミュージシャン、スケールの大きな14年デビュー作
70年代スタイルのキーボードやフルートの美旋律が溢れる英国シンフォニック・ロック、2013年作3rd
ハンガリー、YESTERDAYSのリーダーによるソロ・プロジェクト、70年代プログレへの憧憬に満ちあふれたファンタスティックな2013年快作!
メロトロンがこれでもかと溢れるファンタスティックな仏プログレ新鋭、2014年作、アトールのアンドレ・バルザーがゲスト参加!
カケレコスタッフの日々是ロック3/30:こんな寒い日には...温もりいっぱいのハートフルなプログレを探求!
スタッフが日替わりでオススメ作品をご紹介する「日々是ロック」。寒い日に聴きたい、ファンタジックで心温まるプログレ作品を探求します!
MOON SAFARIを筆頭に、クリムゾンやジェネシスなど往年のプログレ・グループのDNAとともに豊かなメロディ・センスを持ったバンドを続々と輩出しているスウェーデンの00年代以降のプログレ・シーンにフォーカス!
2014年にリリースされた新鋭プログレ作品のベストセラーTOP15!
2014年に発表された新鋭プログレ作品のベストセラーを発表します!
2014年総まとめ「カケレコが選ぶプログレ/ロック新譜・リイシュー盤 2014」
カケレコ的2014年総括として、2014年に発売されたCDの中から、ベストセラー盤をピックアップしつつ、いくつかのテーマに分けながら、1年間のプログレ/オールド・ロック・シーンを振り返ってまいります。
90年代以降にプログレ新鋭シーンが盛り上がり、00年代に入っても注目の作品が続々とリリースされています。その勢い衰えず、次々と優れたプログレ新譜が届く2014年。入荷した注目作をピックアップいたしましょう。
イタリアが誇るFabio Zuffantiや今カケレコで大人気のオランダのChrisをはじめ、世界各国からマルチ・コンポーザーによる良質な作品が続々と届けられています。注目の作品をピックアップいたしましょう。
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MOON SAFARIを引き合いに出してハードルを上げ過ぎるのは可哀そう(2 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
スウェーデンのマルチプレイヤーFREDRIK LARSSONがドラムの人と一緒に作り上げたアルバムらしいが、それを知らずに聴いていると完全にバンドの音!
MOON SAFARIを引き合いに出してハードルを上げ過ぎるのは可哀そうな気がするものの、メロディアスなサウンドと甘いヴォーカルが合っていて、MOON SAFARIに通じる魅力は持ち合わせている。
4曲目や6曲目出だしなど、所々で聴こえてくるアコースティック・ギターはハケットのような繊細さと叙情性があり、オーケストレーションは壮麗でドラマチック。
後半には、近年のバンドのようなハードで重厚感がある曲も入っているが、メタルにはならずシンフォ・ファンにも受け入れられるはず。
この後のアルバムも聴いてみようと思う!
ちょっと微妙な佳作(1 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
声質は所謂「ビートルズのDNA的ポップ・バンド」風。楽曲も静と動、明と陰影のコントラストが鮮やかな現代風プログレッシヴ。叙情味も、ぶ厚いKey.だけでなく内省的な「アコギの調べ」や「哀愁のピアノ」でのさり気ない味付け。部分的に注視すれば魅力いっぱいなんですが、なにか足りない気がします。多分、インスト部の熱さに対してVo.が負けてしまっているんではないかと...。Dr.も少しメタルよりに感じるし...。
Vo.コーラスをアレンジして、Dr.も少し奥ゆき待たせて ACTの2nd〜3rdに近づくといった感じでしょうか。「Lover\\\\\\''s Endには、まだまだ遠いなぁ...」が素直な感想です。次に期待するということで...。ちょっと辛口レヴューとなってしまいました。