24bitデジタル・リマスター、定価2548。
初期の名曲「Liar」には、ツェッペリン直系の重量感とスピード感に加えて、後に『オペラ座の夜』などで開花するドラマティックさやキラびやかさが確かにありますよね☆
ブライアン・メイ、フレディ・マーキュリーを擁する70年代の英国を代表するロック・グループ、73年作1st。分厚いコーラス・ワーク、多重録音によるギター・オーケストレーション、雄々しいヴォーカルと、後に繋がる個性が既に確立。その後の作品と比べ、ハード・ロック色が強いことが特徴で、ブライアン・メイによる表情豊かなギター、ファルセットとハスキー・ヴォイスを演じ分けるフレディ・マーキュリーを中心に、重くパワフルなドラム、ヘヴィに歪みながらも正確なベースを加えたアンサンブルは、疾走感と力強さに満ち溢れています。緩急の落差が激しい楽曲展開も見事。LED ZEPPELINの影響を感じさせながらも、貫禄すら感じさせる堂々のデビュー作です。
ドラマティックな代表曲「Somebody To Love」、日本のファンへ感謝を込めたナンバー「Teo Toriatte」など収録の76年作
1,190円(税込1,309円)
COLUMN THE REFLECTION 第69回 ロックのヴォーカル・アンサンブルに驚かされた日々の想い出 〜 ヴォーカル・ハーモニー、コーラスの魅力 〜 不定期連載 ? 文・後藤秀樹
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「Column The Reflection」!今回は、ヴォーカル・ハーモニー、コーラスに注目して、有名アーティストからニッチなアーティストまで取り上げます。どうぞお楽しみくさだい☆
MEET THE SONGS Vol.178 『QUEEN / QUEEN II』
世界で最も成功したバンドのひとつとも称されるQUEENが74年3月に発表した2作目「QUEEN II」、本作はA面を「サイドホワイト」、B面を「サイドブラック」として白と黒をコンセプトに作り上げられた、QUEEN初のコンセプト・アルバムとなっています。
MEET THE SONGS Vol.178 『QUEEN / QUEEN II(サイドホワイト編)』
クラシック音楽からの影響、組曲的なメドレー形式の曲構成、明確にコンセプトを打ち出した作風などから、プログレッシヴ・ロックの影響を大きく受けた作品ともいわれている「QUEEN II」、今回はサイドホワイトをご紹介いたします。
「「父」や「親子」をテーマにしたロック・ナンバー」〜今週の『カケレコのロック探求日誌』PLUS〜
明日の父の日にちなみ、「父」や「親子」をテーマにしたロック・ナンバーをピックアップ!
カケレコが選んだ、プログレッシヴなQUEENナンバーTOP10!
今月号のレココレに掲載の特集「クイーン ベストソングス100」に合わせ、カケレコが「プログレッシヴなクイーン・ナンバーTOP10」をセレクトしました♪
「筋トレ中に聴きたいアルバム」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
夏は薄着の季節。ちょっと鍛えたい方にうってつけの、筋トレのモチベーションが高まるような作品をピックアップいたしましたので、ぜひご覧ください。
クイーンからの影響を感じさせる新鋭プログレ作品を探求してまいります☆
名盤誕生日!『QUEEN / A NIGHT AT THE OPERA(オペラ座の夜)』
11月21日は、クイーン『オペラ座の夜』の誕生日!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 未開封
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、ケースに小さいヒビあり、小さい折れ・背ジャケに圧痕あり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 紙ジャケにスレあり
74年作の2nd。「ホワイト」そして「ブラック」のアルバム・コンセプトの基、中世ヨーロッパ的な世界観が広がる歌詞が魅力の初期クイーン・ワールドが全開。スタジオ技術の粋を集め、ほ
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
74年作の2nd。「ホワイト」そして「ブラック」のアルバム・コンセプトの基、中世ヨーロッパ的な世界観が広がる歌詞が魅力の初期クイーン・ワールドが全開。スタジオ技術の粋を集め、ほ
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、トレーにCD保護マットが貼ってあります。
英国人が選んだ史上最高の楽曲「Bohemian Rhapsody」をはじめ、彼らにしか創り出せないドラマチックな楽曲が次々と飛び出してきて、まさに一大スペクタクル!ロック史に燦然と輝く大名盤!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 小さい折れあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯に折れあり
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日本のユーザーの判断が英国を動かした(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
この作品の最大の功績は、我が国において洋楽グループ・サウンドを一般的にしたことではないのか、と思います。それ以前のツェッペリン、フリー、グランド・ファンク、ディープ・パープルが人気あったといっても、汗臭い高校生男子か、どこかマニアな外国かぶれの人がユーザーというイメージが大きかったですから。フレディ・マーキュリーという20世紀最大級のエンターテイナーと、ブライアン・メイというクラシック・ロックの深い理解者が同じグループにいたことは、奇跡的ですらあります。
知られているように英国ジャーナリズムではほとんど無視された作品でもあります。彼らの「おとぎ話」「アメリカン・コミック」的な世界は、日本のユーザーには非常にわかりやすかったんですが、そこが英国メディアでは奇異に映ったのでしょうか。後年、クイーンは英国を代表する国家的なグループに上り詰めていきます。日本のユーザーの判断は正しかったわけです。
フレディのエキセントリックなパフォーマンスを支えたのは、メンバーの力量と深い理解です。言ってしまえば、ブライアン・メイ、テイラー、ディーコンは、フレディの(最大で最初の)ファンでした。特にテイラーのバタバタしたドラムズと高音域をカバーするコーラスが、どれだけフレディをいい気持ちにしたか。それと、この作品は徹頭徹尾ハードであるところが特徴。もこもこした音が重要な要素で、最初に聞いたときは首を絞められているような息苦しさを感じました。(実際に「キープ・ユアセルフ・アライブ」を歌うと、息継ぎがないので余計苦しさを感じました。)ブライアン・メイのギターはヘンドリックス・フォロワーと言っていいと思います。弾く、というより引っ掻き回すような奏法で、今でも新鮮です。