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LIZARD

KING CRIMSON

CDVKC3/724384406820(VIRGIN

30TH ANNIVERSARY EDITION、デジタル・リマスター。

評価:30 1件のレビュー

地味…と言われがちな70年3rdですが、アヴァンギャルドさと優麗なファンタジックさのバランスはクリムゾンの中でも随一ですよね。中でもYESのジョン・アンダーソンが参加した表題曲は圧巻の出来!

70年3rd、表題曲にはYESのジョン・アンダーソンが参加

ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。セカンド・アルバム『ポセイドンのめざめ』を最後に、Greg Lake、Michael Giles、Peter Gilesが脱退。1970年に発表されたサード・アルバム『リザード』は、『ポセイドンのめざめ』に参加していたベース・ヴォーカリストGorden Haskellと管楽器奏者Mel Collinsが正式加入、さらにドラマーAndy McCullochを迎え入れ制作されました。ゲスト・ミュージシャンは、過去作にも参加のジャズ・ピアニストKeith Tippettがバンドメイト(コルネット奏者Mark Charigとトロンボーン奏者Nick Evens)を引き連れ参加している他、オーボエ奏者Robin Miller、さらにYESのヴォーカリストJon Andersonが、表題組曲「リザード」の「ルーパート王子のめざめ」で歌声を響かせています。本作は、Keith Tippettが持ち込んだフリー・ジャズのエッセンスがグループに新たな息吹を注ぎ込んだ作品であり、特に「インドア・ゲイムズ」や「ハッピー・ファミリー」におけるインプロヴィゼーションなどで、その影響をはっきりと聴き取ることができるでしょう。一方で、フルートが舞う「水の精」ではこれまでのKING CRIMSONらしい牧歌性も披露。ラストには20分を超える表題組曲「リザード」が控えます。フリー・ジャズへの接近を通じて、後のKING CRIMSONサウンドの重要なポイントとなる即興色を拡張した傑作です。

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評価:3 何をおすすめすべきなのか判らない(2 拍手)

たすけさん レビューをすべて見る

箱庭のような音世界に特徴があるレコードで、わたしがプログレッシャーでなくなったため、現在ほとんど聴くことがありません。率直に申しあげて退屈です。と申しますか、このレコードのロバート・フリップのバンドに対するアプローチに今いち腑に落ちていないところがあるんです。わたしはピート・シンフィールドの書いた詞と表紙絵のコンセプトがこのレコードのキモだと思っています。キース・ティペット一派の参加が言われます。おそらくはゴードン・ハスケルがレコーディング開始後に自信喪失で抜けて、穴埋めする要素が強かったのでは、と考えています。

英国ジャズの風味…は、あるんでしょうか。ティペットはいざ知らず、管楽器は書かれたスコアを演奏しているだけです。これが箱庭と感じる要素であり、予定調和としか感じられません。旧B面の「リザード」は、「アトム・ハート・マザー」の中間部みたいにクリムゾン・メンバーの存在感がありません。ベースのたどたどしさには耳を覆いたくなります。フリップの存在はメロトロンと鍵盤が主でギターなどほとんど出てきません。唯一の救いがメル・コリンズの重厚さです。

クリムゾン聴き始めの頃はけっこう聴いていました。長い曲が好きだったもんで。人の好みは移り変わります。2024.08.31

ナイスレビューですね!