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THRAK

KING CRIMSON

CDVKCX13(VIRGIN

紙ジャケット仕様、24bitデジタル・リマスター。

評価:45 2件のレビュー

『太陽と戦慄』期の硬質さと80年代クリムゾンの浮遊感がブレンドしたサウンドは、完成度高く、もっともっと高く評価されるべき名作ですよね。

10年の沈黙を破り再始動したクリムゾンが放った95年作!

ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1980年代に『ディシプリン』『ビート』『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』を発表し活動を休止したKING CRIMSONは、94年に久々の新作となるミニアルバム『ヴルーム』を送り出し、翌95年には『ヴルーム』の楽曲を含むフル・アルバム『スラック』を発表しました。この時期のKING CRIMSONはギタリストRobert FrippとAdrian Brew、ベーシストTrey GunnとTony Levin、ドラマーPat MastelottoとBill Brufordという布陣から「ダブルトリオ期」と呼ばれています。内容は、冒頭の「ヴルーム」を聴いただけで7thアルバム『レッド』の衝撃がよみがえるような、強烈なヘヴィー・プログレッシヴ・ロックとなっています。Robert Frippは、新たなKING CRIMSONの音楽性を「ヌーヴォ・メタル (Nuovo Metal)」と標榜しました。

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レビュー一覧

評価:5 これまでの要素を踏襲した集大成(4 拍手)

Comezoidさん レビューをすべて見る

ダブルトリオ期の唯一作であり、70年代のメタリックなリフと80年代の絡む変拍子を存分に活かした傑作。
今作ではコンパクトに一曲一曲を仕上げ、ブリューによるキャッチーなメロディーがのせられています。
また、御大Bill Brufordと現行ラインナップでも活躍するPat Mastelottoが熱演するB'boomなど、現在のクリムゾンの雛形とも取れるアイデアが詰まっています。それもそのはず、再結成の一作目なのですから。
宮殿、太陽と旋律、ディシプリンに引けを取らない名盤中の名盤です。

実は敬遠している人、多いのではないでしょうか。
70年代のヘヴィな音、鬼気迫るテープ音やメロトロン、フリッパートロニクスの洪水が好きなあなた。
80年代のコンパクトで複雑な構成が好きなあなた。
どこを切り取っても懐かしさと新しさを感じられる今作。迷っているなら聴くのが吉!

ナイスレビューですね!

評価:4 フリップのヘヴィネス(0 拍手)

purebluesさん レビューをすべて見る

クリムゾン、1995年作。
1995年といえばロックやメタル界隈でいわゆる「モダンヘヴィネス」が幅をきかせていた時代である。そんな中、本作はリリースされた。
リズム隊が4人もいるという「ダブル・トリオ編成」で話題を呼んだが、より金属的(まさにメタル)な質感のある音と音の火花が散るようなぶつかり合いは、フリップにとってはモダンヘヴィネスなんて「太陽と戦慄」や「レッド」で通過済みだと言わんばかりである。フリップの考える「ヘヴィネス」がここに集約されている。
個人的には中間部の叙情的な曲も好きである。

ナイスレビューですね!