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プログレ全盛期を担ってきたバンドたちに勝るとも劣らない隠れた名盤。
再結成前唯一作であり、パンクムーブメントにかき消されてしまった非業の一大傑作です。
もう2年でも早くリリースされていれば錚々たるリストに入っていたに違いありません。
しかし、これこそプログレが死にゆく77年が最後に放った美しさだったのかもしれません。まさに散り際が美しい花のように、眩い超新星爆発のように。70年代のプログレ全盛期の集大成であります。
YESやGentle Giantのような緻密な構成、そしてときに見せる暴力性をGenesis直系の貴族的気品で包み込んでいます。
アルバムを通じて溢れんばかりのメロトロン、主旋律にすらなりうるベースはどこかで聴いたことがあるような懐かしさを感じさせつつも、England独自の魅力を持っています。
1.は77年らしい電子音から始まり、管楽器に連れられてプログレ全盛期に遡っていくような導入を経て、フェードインするメロトロン(Watcher of the skies!?)そして耳に残りながらも良い違和感を残すギターリフ。たまらず走り出したくなるような爽やかさから、シアトリカルな狂気性まで一息もつかなあ展開が続きますが、美しいメロディと緩急が疲れを感じさせます。
2.は月夜に独唱するような静謐な美しさを持った小品。こういうひと休憩を挟んでくるあたりもニクいですね。
3.は13分に及ぶ大曲で、美しい自然風景からユニゾンがバッチリハマるバンドパートに移行し、Bohemian Rhapsody 顔負けの泣きのギターソロを挟んだらSupper’s Readyのフィナーレのような、堂々としながらもどこか切なさも感じさせるメロディーに雪崩れ込み。今作の中でも屈指の人気を誇り、プログレ史を代表するうちの一曲とも名高いです(一部界隈で)。
4.はコミカルな田舎風味を基調とした、ルンルンと外を歩きたくなるような佳曲。I Know What I Likeのような言葉遊びも豊かな心温まる一曲です。
5.はAnthony Phillips作と言われても驚かないくらい繊細なタッチで描かれた牧歌的な名曲です。ドラムレスで、YES的な歌心に溢れています。地味ですが、こういう曲のファンも多いのではないでしょうか。
6.は16分半に及ぶ大曲で、いつになくアグレッシブなベースと主張するドラムがリズムを紡ぎ出す技巧派な曲です。GGのようなリフと激しいボーカルがユニゾンする展開も、Take A Pebbleのような奏法のピアノもあり、泣きのギターもあり、プログレ史をから一曲で辿れるような素晴らしい曲です。
アルバム全体を通じてFoxtrotを強く参考にしているような構成を感じました。いやあ、それにしても名盤です。
知る人ぞ知る今作、知ってしまったあなたは間違いなく「買い」ですよ!!
代表曲「Gaia」で知られるオランダ出身のマルチプレイヤーValensiaの1stアルバム。Gaiaは本当にやばいです。
16歳からマルチトラックレコーディングをしていた彼の初期衝動をこれ以上ないほど綺麗にまとめた本作のは、QueenとKate Bushからの影響がモロに現れています。
インドネシアとオランダのハーフであるからか、どこか東南アジア系プログレの透き通るメロディーの瑞々しさを感じさせながらも、非常にヨーロッパらしい品格に包まれています。一度騙されたと思って一曲聴いてみて欲しいです。
Kate Bush満載の4.や、Joseph Williams期のTOTOかと思うような熱演の5.、地球を生命体として捉え自然讃歌を高らかに歌い上げる代表曲11.Gaiaなど、単なる一過性のポップとして片付けるにはあまりに勿体無い本作は、プログレの文脈で再評価されるべき傑作だと思います。(個人的にはJellyfish「Split MIlk」もです。)
駄盤の匂いプンプンのジャケですが、その中身は大変素晴らしいです。
ぜひ手に取ってご一聴ください。
「原点にして頂点」というのを体感してしまった。これはすごい。もし僕が1992年の当時にミュージシャンをやっていたら、きっとショックで音楽をやめてしまうくらい、圧倒的なカリスマとクオリティが押し寄せてくる。
まずは1.Pull Me Under、案外変拍子は少ないのだが、凄まじいテクニックやテンポの緩急が見事で時間を忘れさせられる。2.Another Dayはスロウバラードな逸品で、メタルバンドにありがちな臭メロはなく、80年代後半それこそTOTOやJourneyを感じさせる名曲に仕上がっている。続く3.Take the Timeはテクニカルでこれぞプログレ!と言いたくなるような完成度だが、どこか70年代プログレの哀愁も感じさせるほど懐が深い。4.Surroundで緩急をつけて巻き起こるのは5.Metropolis,Pt.1の凄まじさたるや。一小節も無駄にせず、計算され尽くされた世界観は唯一無二である。数多くのフォロワー達も辿り着けていない極地にデビュー二枚目にして既に到達していたDT、最高です。6.Under A Glass Moonではキラーチューンを越してもなお興奮を冷めやらないDTの力量が伺えるし、何よりあれほど複雑なのに口ずさめてしまうポップセンスが恐ろしい。7.Wait For Sleepで程よく緊張をほぐされたあと、8.Learning to Liveには特に驚いた。RushやU.K.の様なポップスからディストーションなDTサウンドに引き込んで行くイントロは圧巻である。ゲーム音楽の様なグルグル回るつかみどころのないパートから、グルーヴたっぷりなコーラスセクション。小洒落たベースラインがひんやりとした夜の風景すら感じさせる。57分に及ぶトリップの終わりを背中に感じながら、病みつきにさせる何かも感じさせられる。
全体を通して驚くのはその無限大の発想と、それらをミックスするその才能である。中でもやはりMike Portnoyのドラミングは常軌を逸している。異なるドラマーがツインドラムをしているかの様な手数や、曲ごとの叩き分けには「溢れる音楽愛」が感じられる。本当に素晴らしい才能の持ち主達で、天賦の才を磨いたストイックな男たちほどカッコよさに溢れたものは無いと思う。
Steven Wilsonと、John Wesleyによる小粋な作品。
原曲の持つWilson節なポップセンスが際立っています。
ギターとヴォーカルのみですが、流石はSW。様々なエフェクトと気の利いたカッティングが飽きさせません。ギターとヴォーカルのトラック、というよりはSSW的な雰囲気です。
ただ、やっぱり原曲のスケールを期待してはいけません。200人がキャパのライブハウスでの公演なので、彼のお茶目さやアットホームな暖かさがあり肩に力を入れずに聴けますよ。ところどころ入るMCでは、ユーモラスにエピソードを語るSWも聴けます。’My buddy‘ Robert Frippだとよ!
最近は80年代のポップやディスコに接近しているSW。しかしその根底にあるのは90〜00年代イギリスのポップセンスでしょう。そういった時代のエッセンスを感じさせる今作はいかかがですか。
Track List
1:Sky Moves Sideways
2:Even Less
3:Stars Die
4:Waiting
5:Normal*
6:Drown With Me*
7:Lazarus*
8:Trains*
*はJohn Wesley 参加曲
Porcupine Treeでの活動を休止し、ソロ作品として一層力の入った今作。
エンジニアにDarkside of the Moonが代表的なAlan Persons、Robert Frippとの仕事が目立つTheo Travis(Sax)、管弦楽アレンジにDave Stewart、Miles Davis BandのAdam Holman(Piano)と、数名だたるレジェンドも参加しています。
他にも近年、プログレで大きな活躍を果たしているJakko Jakszyk(Chorus) や、Steve HacketでおなじみのNick Beggs(bass)なども参加し、新旧プログレを束ねる傑作です。
これはSW、彼の作品ではありますが、プログレの長い歴史を代表する2000年代屈指の名盤です。
実際に今作は2013年のProg music awardsの「Album of the Year 」や、1990〜2015年のプログレ名盤50にもDream Theater「Images and Words」に次ぐ2位にランクインしていますね。
バンドという形態から解放されたためか、PTやNo-man時代とは一味違う作風が特徴です。シンフォニックは聞いてこなかったというSWですが、それが功を奏してか異彩を放つドラマチックな展開が並びます。
Pink Floydらしい浮遊感は少し身を潜め、落ち着いたアンティークの様な質感と光沢があります。イメージとしてはPTのDeadwingラスト曲「Glass Arm Shattering 」により起伏をつけた様な感じです。どっちも幽霊の話ですし。
だいぶ遅れて後をついてきましたが、聞くほどにSWの世界が耳に沁みます。
いやぁ、もう一回来日してくれないかな〜。
先日の来日公演を経てKing CrimsonのドラマーGavin Harrisonに惚れ直したので、本当に遅ればせながら手に取りました。僕にとっては初めてのPorcupine Tree体験でしたが…これは!
たしかにこりゃ名だたる大御所プログレバンドもリマスタリングを任せたくなるし、ドラマーをバンドに招きたくなるし、ゲストとしての参加もしたくなるわけだ。この作品で日本デビュー、Robert Fripp大絶賛ということらしく、彼曰く「Dream TheaterとPink Floydの溝に橋をかけた」アルバムです。納得。
全体的に変拍子を違和感なく取り込める珠玉のポップセンス、一度焼き付いたら離れないかっこよすぎるフレーズ、メンバーたちの正確無比な超絶技巧。
かと思えばEnoも想起させる美しい音世界が広がったり…。
いや〜、星5じゃ足りない素晴らしい作品!
演奏が素晴らしいのは言うまでもありません!特にGeddy Lee、いつもに増して爆発しています。また、RIOの観客はサッカーを見にきたんじゃないかと疑うほどの熱気で満ち溢れています。世紀のインスト名曲「YYZ」ではメロディの大合唱が!!
しかし、それにしても…音がよろしくない!笑
決して元々の解像度が低いわけではないので音は聴こえるのですが、いかんせんバランスが悪い。
オフィシャルブートレグということで、Alex Lifesonのリマスターもなされているようですが…うむむ。全体的にローが篭っている感じで、ハイがものすごく近い。そして何よりボーカルの音圧が低くて薄っぺらい!
まあ、聴けないというほどではないので…
三枚組でオールタイム的な選曲とコスパは最高、ただコアなファンが買うべきかもです。
カナダはトロントのプログレバンドFMの記念すべきデビューアルバム。1978年にフルアルバムとしてリリースされています。
Nash The Slash(vn)を筆頭とした安定感のある技術力。また、80年代の近づきも感じられるスペーシーなシンセワークが特徴です。じわじわとアゲる電子音は現代のテクノにも通ずるかも。
また歌詞もそれに準ずるもので、カナダ独自の無機質なサウンドともマッチして、まるで宇宙空間を彷徨っているかのような音楽体験になるはずです。
(Jon Anderson のソロ作Olias Of Sunhillowを近代化した感じ…?)
このアルバムはRolling Stone 氏の選ぶプログレアルバム50の48位にランクインしており、カナダ本国での売上からゴールドレコード賞も受賞しています。
トロントのバンドと言えばRUSHですが、取りこぼすにはあまりにももったいないこのバンド。まずは是非視聴を!(7:00あたりからは感動モノ)
我らが爺が参加されているということで手にとって見た今作、
僕はこのDavid Sylvian、彼が在籍していたJapanを知りませんでしたが、
市川氏のライナーノーツによるとクリムゾンのダブルトリオ期の再結成にも誘われていたほどの人材だそうで。
他にもスティックでおなじみtrey Gunn、クリムゾンの新メンバー候補だったドラマーJerry Marottaも参加しています。
サウンドはファンクネスなフリッパートロニクスって感じです。
十六を貴重としたグルーヴたっぷりなリズムのループと、Sylvianのニューウェイブ的リフ・ボーカルの上を、Robert Frippが漂っています。
賛否が分かれるところとしては、やや単調な曲が多いのと起伏の少ないボーカルが肌に合うかです。
フリッパートロニクスを期待するとハズすかもしれませんが、もし彼らが90年代〜のクリムゾンを担ってたら・・・
アリです!
ダブルトリオ期の唯一作であり、70年代のメタリックなリフと80年代の絡む変拍子を存分に活かした傑作。
今作ではコンパクトに一曲一曲を仕上げ、ブリューによるキャッチーなメロディーがのせられています。
また、御大Bill Brufordと現行ラインナップでも活躍するPat Mastelottoが熱演するB'boomなど、現在のクリムゾンの雛形とも取れるアイデアが詰まっています。それもそのはず、再結成の一作目なのですから。
宮殿、太陽と旋律、ディシプリンに引けを取らない名盤中の名盤です。
実は敬遠している人、多いのではないでしょうか。
70年代のヘヴィな音、鬼気迫るテープ音やメロトロン、フリッパートロニクスの洪水が好きなあなた。
80年代のコンパクトで複雑な構成が好きなあなた。
どこを切り取っても懐かしさと新しさを感じられる今作。迷っているなら聴くのが吉!
ダブルトリオ期クリムゾンの攻撃性をラテン風に解釈し、サルサのリズムに乗せたハードコアプログレ。
At The Drive-Inを前身としている経験から、エモの要素も取り入れられています。
展開は序破急しっかりしている粒揃いの曲ばかりで、新規プログレリスナーも、往年のリスナーも胸が熱くなるのではないでしょうか!
特に、John Frusciante(ex.RHCP)が全面的に参加しているため、バンドの中心メンバーOmarとのツインギターが絡む絡む。
バンドのディスコグラフィの中でも、アグレッシブな演奏と圧倒的なテクニックに心酔できるアルバムです!
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