2011年4月7日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
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クラシカルで物憂いピアノからドラムとフルートが被さってくる瞬間!イスラエル・ロック史上に残る最も濃密な1秒間と言えちゃうかも!?心震わせてください☆
NO NAMESのメンバー、71年作1stソロ、フルート&ヴァイオリンが格調高く彩るプログレッシヴな名作
イスラエルを代表するプログレ・トリオ NO NAMESのメンバーの一人。イスラエルのアラン・ソレンティことShlomo Gronichの1stソロ・アルバム。71年作。1曲目から悶絶の名曲。この曲を聴いてグッとこないユーロ・プログレ・ファンは居ないと断言できます!クラシカルで物憂いピアノのアルペジオではじまり、ドラムとフルートが被さってくる瞬間、部屋のカーテンを開けて陽光が差し込んだように、パッと明るいムードに。P.F.M.ばりにリリカルなフルートがたまりません。そして、夢見心地さ、牧歌性、狂気などが混在した存在感いっぱいのヴォーカルが美しいメロディを繊細に歌い上げます。素晴らしい名曲!その他の曲も全編に、フルート、ピアノ、弦楽器がフィーチャーされ、格調高くリリカルなサウンドが続きます。時に「狂気」側に振れるヴォーカルも圧倒的。P.F.M.やKING CRIMSONの叙情の部分が好きな方はきっと気に入るでしょう。イスラエル・プログレの中でも上位に位置する名作。
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