2014年3月13日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
タグ: サイケ
サイケデリック・ロック発祥の地=サンフランシスコで誕生したサイケ名盤と、その影響下で誕生したニッチ&ディープな関連盤を織りまぜてご紹介いたします!
というか、もうほぼ名盤っ!
まずは「サマー・オブ・ラヴ」真っ只中の67年に発表された、正統派シスコ・サイケ・バンドのデビュー作。他のシスコ勢と比べるとセールス的にも知名度的にも成功しなかったバンドですが、実力という点ではすでにデビュー作の時点で、他のバンドを寄せつけない完成度!
そのモビー・グレイプやグレイトフル・デッドといったシスコ勢を彷彿させるギター・オリエンテッドなジャムを堪能できる、ニッチ&ディープなクリスチャン・サイケ・バンド。ガルシア・ファンの皆さん、推薦ですよ。
時は1967年、「サマー・オブ・ラヴ」の真っ只中、狂騒のシスコで産み落とされた、永遠のサイケ名盤!
ジェファーソン・フォロワー最右翼!?グレイス・スリック然とした、冷めながら燃えているような歌い回しの紅一点ヴォーカルが素敵。それにしても、気の強そうなお顔…
ジェファーソン・フォロワーたぁ~、アタシらんことさっ!!憧れのジェファーソンの居るシスコへ移住までして活動していたというだけに、もう見事なフォロワーっぷり…
《サイケでエロティック。チリのJEFFERSON AIRPLANE》誰が言ったか知らないが、チリの女は世界一だって?
うほ!ジェファーソン、グレイトフル・デッド、QMS、ホット・ツナの面々が集結って、マジ!?
変拍子に目がないプログレ・ファン?《11拍子サイケ》は聴きました?
さて、サイケ・ロック黎明期から活動するシスコ・サイケの元祖と言えば、こちらのグループ。ライトショーのなかでの繰り広げられたサイケデリック・ジャム。デッドらとともに、トリップ・パーティーには引く手あまたの存在でした。
そのシャーラタンズが側面として持っていた「ジャグ」「グッドタイム」の要素を受け継いだシスコのバンドがこちら。変形ジャケットの先駆けとして、この六角形ジャケも有名ですね♪
シスコのヘイト・アッシュベリーを舞台にヒッピーたちの生態を描いたカルト映画!しかも劇中、STRAWBERRY ALARM CLOCKとSEEDSが本人役で出演!しかもしかも、ジャック・ニコルソンと共演!?
コミューン・サイケ秘宝盤。シスコ・サウンド×密儀的コミューン・サイケの融和。千人規模の老若男女ヒッピーが、導師を囲んだ集合写真も圧巻!!!!!
時は1967年、シスコをはじめ其処此処で行なわれていたトリップ・パーティー(それも極上の)の一コマを切り取ったかのような、LSDドキュメンタリー・アルバム!
BIG BROTHER & THE HOLDING COMPANYにも負けない!?先に入荷した音源集があまりにもカッコ良かったんで、初期音源集も入れちゃいました!ラウドにスパークする初期衝動的なファズとソウルフルな男性ヴォーカルがアツ~いっ!
ジェファーソン~、ストロベリー・アラーム・クロックらを手掛けたメンツによるUSヘヴィ・サイケ69年名作!とにかくラウドで色っぽいファズギターの応酬に、最初から最後まで痺れさせられっぱなし!
ラストは、サイケデリック・ロック史に燦然と輝く傑作ライヴ盤。彼らのライヴ音源は世界中に無数に存在しますが、本作一枚あれば充分だとさえ感じさせてくれます。
サイケの定番を中古CDでとりあえず探したい? 中古コーナーからレココレ『サイケデリックの狂乱』掲載作をピックアップいたしましたよ~。
69年10月リリース。すでに確立されつつあった「ライヴ・バンド」としての圧倒的なポテンシャルを銀盤に収めた傑作ライヴ・アルバム。ジェリー・ガルシアの浮遊感あふれるギターに心酔する「Dark Star」で幕を開け、絶妙なアルバム構成で最後の瞬間まで無心でトリップを堪能させてくれる一枚。彼らのライヴ音源は世界中に無数に存在しますが、本作一枚あれば充分だとさえ感じさせてくれます。一生涯のライヴ・アルバムを挙げるなら、間違いなくこの一枚。
シスコを拠点に活動した米オレゴン出身の4人組サイケデリック・フォーク・ロック・バンドの68年唯一作。CHARLATANSからの影響を多分に感じさせる、ジャグやグッド・タイム・ミュージックの古き良き乾いた触感をまぶしたサウンド。カズーやバンジョーに心躍るカラッと軽快なジャグ・ナンバー、ヴォーカル・ハーモニーのもったりとしたアシッド感が尾を引くフォーク・ロック・ナンバー、いずれもピュアな遊び心と柔らかい感性が光る良曲が並びます。
六角形紙ジャケット仕様、ボーナス・トラック2曲、デジタル・リマスター、定価2625
盤質:傷あり
状態:並
帯有
紙ジャケに角潰れあり
69年6月リリースのスタジオ3作目。コラージュや再構築などスタジオワークを尽くした前作『ANTHEM OF THE SUN』のリリースから僅か半年後に着手された本作は、前作で身をもって体得したスタジオ/レコーディング技術と、次作『LIVE/DEAD』で完全に確立されるライヴ・バンドとしての圧倒的な存在感、その双方を繋ぐ重要作。次作『LIVE/DEAD』にも収録されるライヴ定番曲「St. Stephen」、螺旋を描くようなジェリーとボブのギター・インタープレイに呑み込まれる「China Cat Sunflower」、歌心溢れる切ないメロディと光を差すようなスライド・ギターに心酔する「Cosmic Charlie」など、初期の代表曲を収録した一枚です。ちなみに、GRATEFUL DEADをはじめ、この時代のコンサート・ポスターを数多く手掛けたRick Griffinによる本作のジャケット・アートは、彼の代表作のひとつ。
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