2019年12月16日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
スタッフ佐藤です。
今回取り上げるのは、「実験精神に溢れたロック作品」。
飽くなき実験精神とポップさやロックのダイナミズムを上手く融合させた作品を中心に取り上げてまいります♪
ブリティッシュ・ロックらしい陰影とGGらしい凝りに凝った音作りがいい塩梅で調和しているのがこの2ndではないかと思います。バンドの奔放すぎるアイデア/演奏をまとめ上げたトニー・ヴィスコンティの手腕も見事な名盤!
芸術度では数あるイタリアの名グループの中でも最高峰ですね!「クラシック」と「前衛」との見事な融合。ルネッサンス~バロックの遺伝子とロックとが結びついた奇跡のダイナミズム!
彼らが開発したギター・アタッチメント「ギズモ」の可能性を追求した3枚組の実験的大作!ギズモによる浮遊感あるSEが散りばめられた摩訶不思議な音空間が広がります。
ELEKTRAレーベルの創始者による渾身の企画モノ。怪しいナレーションにスペーシーなムーグシンセ、シタールなどの東洋音楽までふんだんに取り込みつつ、ポップな楽曲で惹き込まれる万華鏡的エクスペリメンタル・サイケ!
一見イージー・リスニングなリラックス感覚を感じさせますが、よくよく聴いてみると、謎のリズム・ボックス?の導入等、何処かにいびつな歪みを現出させる実験感覚を偲ばせています。アメリカの才女が放った異色のエクスペリメンタル・ヴォーカル・ポップ。
「南米パラグアイのBrian Wilson」だって!?秘境産とはまったく思えぬクールでローファイなポップ・サウンドは初期ROXY MUSIC、XTC等の捻くれポップ好きにも大推薦!
グループ・音楽、タージ・マハル旅行団、前衛芸術集団「フルクサス」等で活動した即興演奏家と言えば?波のように寄せては返し、延々と変容しつづける変調ヴォイス、ヴァイオリン、オシレーター…。ジャパニーズ・エレクトロ、不朽の傑作。
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Donella Del Monaco、Alfredo Tisocco、Giorgio Bisottoによって結成された「前衛」と「伝統」をグループ名に冠したイタリアン・プログレッシブ・ロック孤高のグループによる74年デビュー作。イタリアン・プログレッシブ・ロックの至宝と言われる本作は、アヴァンギャルド性を持った緊張感あるサウンドとDonella Del Monacoのクラシカルなソプラノ・ボーカルで聴かせる例の無い傑作であり、息を呑むほどに儚く壊れそうな繊細さの中に鋭い狂気を内包した名盤と言えるでしょう。クラシカルな美意識と前衛的デカダンスの融合は、全く新しいサウンドを響かせてります。FRANCO BATTIATO初期作品と比較されることの多い彼らですが、この存在感と格調高さ、張り詰めた質感は唯一無二のものです。
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