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本日中古CD276枚放出!POLLENを始めとする70年代カナディアン・シンフォにフォーカス!

皆さん、こんにちは。カケレコ・スタッフの柴田です。

日曜日のこと。
『AC/DC/HIGHWAY TO HELL』を流しながら台所を掃除しているとチャイムが。。
(また新聞かぁ、Y新聞のおじさんはしつこいからなぁ)などと思いながら応答すると
「お化けはいませんか?」という女の子の声。?????どういうことだ。
取り敢えず玄関のドアを開けてみると
「お化けはいませんか?」と繰り返すばかり。
よく自転車置き場で挨拶する子だ。図書館の本の内容からすると小学1,2年くらいかな。
「お化けってあのお化け?怖いやつ?」子供うなずく。

BGM:「SHOT DOWN IN FLAMES」

「お化けは多分いないんじゃないかなー。うん、いないねぇ。」
「わかったー、ばいばい」と帰って行った。
???分からん、何だったんだ、一体。お化け、お化け。。。。もしかしてハロウィン?
いや、ハロウィンって先月だよな。そもそも子供が変装しているはずだし。(まだ未経験)

すると数分後に再びチャイム。
「くっつくものありますか?」再びさっきの女の子。くっつくもの????
(うーむ、お菓子なんかないかな、無いなぁ。海苔でもいいかな?)
取り敢えず玄関のドアを開けてみると
「くっつくものありますか?」と繰り返すばかり。
よく見ると図書館の本の代わりに釣竿のようなおもちゃ。先端に磁石がついている。
「ここにくっつくやつでいいのかな?」子供うなずく。

BGM: 「LOVE HUNGRY MAN」

「よし、じゃあ探してくるからちょっと待っててね」と言いながら家の中へ。
おーっとササッと家に上がっちゃいました、女の子!(えーー)
色々ガサゴソした結果、古電池を発見!ナイスだ、シバタ!

「おー、くっつく」
釣竿を飛ばし、電池をくっつけて悦に浸る子供。・・・・・

BGM: 無し、AC/DC終了。

「やった、大量だな。お母さんに見せてくるといいよ。海苔もあげようか?」と言うと、
電池をリリースしつつ(くっつくもの、イラナインデスカ)、海苔を食べながら
「ばいばい」と言って帰って行った。

まぁ友達が居なくて寂しかったんだな。と、ふとベランダを見ると、外でさっきの子がサッカーに混ざっていた。

さて、本日中古276枚放出致しました。→こちら
その新入荷のアルバムを交えつつオススメ盤をピックアップしていきます。

今日のテーマは70年代カナディアン・シンフォ。アメリカ同様乾いたサウンドを主とするカナダですが、フランス移民が多数暮らしているケベック州だけは別で、英国を始めとするヨーロッパ圏に強く影響を受けたプログレッシヴ・ロックを生み出しています。1曲目は代表的なグループとして知られるPOLLENの76年作より「LA FEMME AILEE」をお聴きください。

『POLLEN/POLLEN』1976年

神秘的なムーグ・シンセサイザー、リリカルなアコギが奏でる宇宙を漂うようなアンサンブルはGENESISを彷彿とさせますね。かと思えば、手数の多いドラムとカラフルなシンセサイザーがテクニカルに絡む中盤部での盛り上がりはまるでYESの様。スティーヴ・ハウのようなメロディアスなギターも登場します。英国憧憬に溢れたサウンドながら、より突き抜けたドラマティックさを感じさせるのが印象的。10分間、一気に聴かせてくれる名曲。

POLLENと並ぶグループとして知られているのがHARMONIUM。やはりケベック州出身です。続いては彼らの2ndアルバムより「HISTOIRE SANS PAROLES」をどうぞ。

『HARMONIUM/SI ON AVAIT BESOIN D’UNE CINQUIEME SAISON』1975年

ジャケット通りの牧歌的な世界観。荘厳なメロトロン、時に華やかに、時にリリカルに多彩な表情で舞うフルートの他、ピアノ、アコギ、リコーダーなど様々な楽器が入り乱れるファンタジックなサウンドには、いつ聴いても酔いしれてしまいますね。フォーキーで素朴な味わいの序盤から徐々にシンフォニックなサウンドへと変化していく楽曲構成も素晴らしいです。

最後のグループはケベック州出身のシンフォニック・ジャズ・ロック・グループとしてプログレ・ファンから根強く支持されているAQUARELLEのデビュー作より「FRANCOISE」をお聴きください。

『AQUARELLE/US UN ARBRE』1975年

さすが78年、クロスオーヴァーの雰囲気も感じさせる洗練されたジャズ・ロック・サウンドですね。ビシバシとキメる鉄壁のリズム隊がかなり凄いと思います。軽やかに舞うフルートが主役の序盤から、ラテン・ムードのダンサフルなギター、ピアノ、パーカッションが入り乱れた後、堂々たるサックスがソロを取り、ビシッとラストを締める。綿密に計算されたアンサンブルが織りなすおしゃれプログレ・サウンド、カナダってこんな音も出せるんですね。

本日はここまで。
また明日お会いしましょう。

ヨーロッパ圏を制したあなたも制していないあなたも。リリカルにしてファンタスティックなプログレッシヴ・ロックの宝庫、カナダを知るならこのJUKE BOXをどうぞ→カナディアン・プログレ

GENTLE GIANTやGENESIS、YESなどの影響を受けたグループを数多く排出、シンフォニック・ロックの名作がザクザクあります、北米プログレ。リストはこちら↓

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