2017年12月14日 | カテゴリー:ロック探求ランキング,世界のロック探求ナビ
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12月も半ば、いよいよ年の瀬ですね!
米音楽サイトULTIMATE CLASSIC ROCKが2017年のベストアルバムを発表しました。
どうぞご覧ください。
いかがでしたか?
2017年も沢山の名盤が生まれましたね!
原文はこちら
ultimateclassicrock.com/2017-best-rock-albums/
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2017年11月の月間ベストセラーを発表いたしましょう!世界中からロック&プログレ作品が集まるカケレコらしく、国際色豊かなラインナップとなっておりますよ~☆
定価2520
盤質:全面に多数傷
状態:並
帯有
全面複数キズあり、レーベル面にスレあり、帯にラミネート加工あり、若干ウォーターダメージあり
87年作品。ソロ第二弾となる今作はLAの架空ラジオ局”K.A.O.S”を舞台に描かれる現代社会への警鐘がテーマ。主人公のビリーは身体障害者だが、肉体が電波と交信可能という超能力を持つことを知り、ラジオのDJのジムとともに、電波を支配してマインドコントロールしようとする権力と戦い、核戦争をシュミレートして、核の廃絶をも実行しようとする。文学的かつ痛烈な世相批判の言葉がちりばめられ、非常にシニカルではあるが「ザ・ウォール」と同じようなコンセプトを持つ壮大なストーリーが繰り広げられ、1冊の本のような印象を受ける大作。
紙ジャケット仕様、1987年オリジナル・マスター音源、「ポスター・オリジナルLPレーベル面レプリカ2枚・内袋」付き仕様、 定価1800+税
盤質:傷あり
状態:不良
帯有
解説・紙ジャケ内側にバーコードシールあり、カビあり、帯にテープあり
68年のバッファロー・スプリングフィールド解散後、69年にリリースされた記念すべき1stソロ作。「Loner」「The Old Laughing Lady」は後々までライヴで演奏される代表曲。
CSN&Y『デジャ・ヴ』と同年の70年にリリースされた3rdソロ。いきなりニールのアコースティック・サイドを代表する名曲「Tell Me Why」で幕開け。ニールらしいアタック感のあるアコギ・バッキングと、対照的に憂いに溢れたメロディが胸に迫ります。リリカルなピアノをバックに切々と歌われる2曲目のタイトル・トラック、CSN&Yを思わせるハーモニーが美しい3曲目、スティーヴン・スティルスとの火を吹くギターバトルに痺れるエレクトリック・サイドを代表する名曲である4曲目「Southern Man」と畳みかけます。最後にうららかな小曲でしめるA面はニールの数ある名作中でも屈指の素晴らしさ。B面も格調高くも憂いに溢れた佳曲ぞろい。次の作品『ハーヴェスト』と並び、ニール・ヤングの代表作であり、70s米ロック屈指の傑作です。
72年作の4th。全米No1ヒットの「Heart Of Gold」を含む代表作と評される一枚。都会的な憂いに満ちたメロウな前作に比べ、広大な大地をそこに差し込む陽光が目に浮かぶリリカルなナンバーが印象的。ペダル・スティールが枯れた哀愁を奏でます。「Heart Of Gold」には、ジェイムス・テイラーやリンダ・ロンシュタットが参加。他にCS&Nも数曲に参加しています。米ロック史上に残る傑作。
75年作。ドラッグの過剰摂取で死去した元クレイジー・ホースのダニー・ウィットンに捧げられた追悼作。メンバー全員がアルコールでベロベロに泥酔した状態で一発録りされた作品。全体的に沈鬱な雰囲気に包まれていますが、メロディや歌声にはニールらしいリリシズムが溢れています。個人的には『After The Gold Rush』に通じる雰囲気を持っている印象で、メロウな佳曲揃い。特に2曲目「Speakin Out」は出色で、ニルス・ロフグレンの繊細さが光るメロディアスなギター・ソロは白眉。味わい深く奥行き豊かな楽曲がそろった一生ものと言える名作。
DVD、NTSC方式、リージョン2、帯・解説・ブックレット元からあったか不明、盤の規格番号は80254です
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯-
紙ジャケット仕様、SHM-CD、09年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック13曲、定価2667+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
紙ジャケット仕様、MQACD×UHQCD仕様、2021年DSDマスター、インサート入り、内袋付仕様、定価2800+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
若干帯中央部分に色褪せあり
Blu-spec CD2、解説・歌詞・対訳付き仕様、英語歌詞カード封入、定価2600+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
圧痕あり
デジパック仕様、CD+DVDの2枚組、入力方式・リージョン記載なし
盤質:傷あり
状態:良好
圧痕あり・若干スレあり
CD+ブルーレイディスクの2枚組、デジパック仕様、シリアルナンバー入り
盤質:傷あり
状態:良好
1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり
77年作。前作のシンプルでストレートなロックンロール路線を引き継ぎながらもポップな明るい曲が増えた2nd。日本では「甘い罠」「今夜は帰さない」が1位を記録するシングル・ヒットになり、日本での人気を決定付けた名作。
デジパック仕様、Blu-spec C2D、カラーブックレット付仕様、定価2500+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
帯に若干折れ・若干黄ばみあり、若干スレあり
CD+DVDの2枚組ボックス、再生方式・リージョン記載なし
盤質:傷あり
状態:良好
廃盤希少、デジパック仕様、2枚組、直輸入盤(帯・解説付仕様)、定価3524+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
若干スレあり
71年作の4thアルバム。1曲目の「CHANGES」をはじめて聴いたとき、感動で震えました。なんて美しいメロディとハーモニー。そして強烈に個性的なヴォーカル。その他の楽曲も、美しいメロディが続く佳曲揃い。傑作「ジギー・スターダスト」に全く劣らない名作です。
71年作3rd。プロデュースは前作に引き続きトニー・ヴィスコンティが担当する一方、ギターには初期ボウイの右腕となるミック・ロンソンが加入。浮遊感を伴うミステリアスなヴォーカルに、幻想的なストリングス、バンド・アンサンブルが絡むサウンドは、同時期ヴィスコンティがプロデュースしていたTYRANNOSAURUS REXにも似たアシッド・テイストを含んでいます。重たく引き摺るようなベース、タメの効いたドラムを土台に、ミック・ロンソンが、泣きのブルース・ギターから、ワウを効果的に使用した唸るようなソロまで縦横無尽に弾きまくるアンサンブルは、ダーク且つスケール感充分。初期URIAH HEEPやBLACK SABBATHにも通じるシリアスな魅力が溜まらないアルバムです。ジャケットはキーフ。
72年5th。地球にやって来た異星人「ジギー」がロック・スターとして成功し、やがて没落していくストーリーを描いたロック・ミュージカル風の作品。SF的コンセプトを彩る楽曲全てが素晴らしく、実にキャッチーでドラマティック。厳かなピアノとシアトリカルなヴォーカルで、架空の世界に一気に引き込まれるオープニングの「Five Years」、アコギのイントロ、控えめなヴォーカルからメロディアスなサビで盛り上がる「Star Man」、軽快なロックンロール・ナンバー「Hang On To Yourself」、ミック・ロンソンの力強いギター・リフがドラマティックな「Ziggy Stardust」と、ボウイの抜群のメロディーセンスが全編に発揮されています。グラム・ロックの頂点に立ち、ロック史においても燦然と輝く名盤。
2枚組、ブックレット・リーフレット付き仕様、全39曲
盤質:無傷/小傷
状態:良好
ケース不良、トレーの色が異なります
DVD、NTSC方式、リージョン2、帯・解説付仕様、英文ライナー付仕様、日本語字幕あり、定価3800+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
3枚組ボックス、07年デジタル・リマスター、黒い盤のCD-R、各CD-Rはペーパーケース仕様(各内袋付き)、ブックレット・曲目リスト・カード10枚付き仕様
盤質:無傷/小傷
状態:良好
2枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、曲目リストに軽微な折れあり
2枚組、スリップケース付き仕様、英文ブックレット・日本版ブックレット付、アルバム未収録曲15曲収録、定価3780、全47曲
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
2枚組、スリップケース付仕様、ブックレット付仕様
盤質:無傷/小傷
状態:良好
封入物に軽微な折れあり、スリップケースにスレあり
「風に吹かれて」「戦争の親玉」「激しい雨が降る」など代表曲を収録。プロテスト・フォークの傑作。
65年にリリースされた、BOB DYLAN通算5作目にして、ファン驚愕のフォーク・ロックへの大転換を示した問題作にして、ポピュラー・ミュージックの世界の流れを変えてしまった重要作。映画『DON’T LOOK BACK』冒頭の史上初のミュージック・クリップと言われる、「Subterranean Homesick Blues」で幕を開ける本作は、フォーク・ミュージックと電化楽器によるロックンロールの融合と共に、詩的イメージの断片がカット・アップのように、濁流、奔流の如く猛烈な勢いで駆け巡るサウンドと歌、言葉の万華鏡。この後、『HIGHWAY 61 REVISITED』、『BLOND ON BLONDE』へと続く驚異の変貌を遂げる、羅刹のようなディランの芸術性の躍進が始まるきっかけの作品でもありました。収録曲全てが今となっては代表曲。僕もこのアルバムがきっかけで電化ディランにハマりました。是非入門盤そして生涯盤として一家に一枚!
アメリカン・ロック史上に残る大名曲「Like A Rolling Stone」をはじめ、ディランのエネルギーが満ちあふれた佳曲がずらりと並んだ代表作。Al Kooper、Mike Bloomfieldなど、バックの演奏も冴え渡り、完璧なフォーク・ロックを聴かせる。アメリカン・ロック屈指の傑作。
初期ディランの傑作であり、米フォーク・ロックの傑作であり、アメリカン・ロックの金字塔。ナッシュビルの名うてのスタジオ・ミュージシャンがサポートした豊かなアンサンブルも見事。
紙ジャケット仕様、Blu-spec CD2、99年デジタル・リマスター、ポスター・ステッカー付仕様、定価2100+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
帯中央部分に色褪せあり
デジパック仕様(トールサイズ)、3枚組、97年デジタル・リマスター、60ページカラーブックレット・国内情報記載シート・情報記載シール付き仕様、定価5400+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯-
2枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、国内情報記載シート無し・情報記載シール無し、デジパックに色褪せ・若干スレあり
盤質:無傷/小傷
状態:良好
ブックレットにヨレあり
2枚組、三方背ケース・ブックレット付き仕様、Blu-spec CD2、定価3600+税、全36曲収録
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
盤質:無傷/小傷
状態:並
1枚は傷あり、2枚は無傷〜傷少なめ、若干カビあり
米国出身天才作曲家兼マルチ・プレイヤー兼プロデューサー、1972年3rdアルバム。溢れるアイディアを詰め込んだ2枚組。DISC2の6曲目までを一人多重録音、7曲目以降を30人以上のミュージシャンを起用しての一発録り、とスタイルを変えて制作。持ち味でもある実験精神は控えめで、ビートリッシュなメロディが炸裂するポップな楽曲揃い。特にオープニングを飾る「I Saw The Light」は、メロディ・メイカーの才能が爆発した代表曲。シンプルながら心躍るイントロ、AメロもBメロもサビもすべてが完璧なメロディ、スウィートなヴォーカル。そして、控えめながら完璧なタイミングでメロディの魅力を引き立てるコーラス・ワークとスライド・ギター!聴くものすべてを希望の光で包み込む名曲です。その他の楽曲もフックに富んだメロディとキャッチーなアンサンブルを持つ佳曲揃い。いつ何時聴いても幸せな気分にしてくれる最高のポップアルバム。一家に一枚、是非!
2枚組、デジタル・リマスター、カラーブックレット付仕様、定価不明
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯無
帯無、1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり
イギリスに属する北アイルランドはベルファスト出身。ゼムで活動した後、渡米。67年のソロ・デビュー作の後、ワーナー・ブラザーズと契約し、68年にリリースされたのが、本作2ndです。バックにはジャズ・ミュージシャンを起用。ジャジーなダブル・ベース、ジャケのイメージ通りの神秘的なフルートやヴァイヴなど、彼らとの奔放なジャム・セッションの中で生まれた、ジャズやソウルをブレンドした芳醇なアンサンブルが印象的。アイリッシュの荒涼とした風景が目に浮かぶ繊細さと黒人のソウルとが結びついた力強くも透き通ったヴォーカルもまた魅力で、深みのある表現は、録音当時20代前半とは思えません。「アイリッシュ・ソウル」と言われるヴァンのサウンドが確立したスケールの大きな傑作。
イギリスに属する北アイルランドはベルファスト出身。ゼムで活動した後、渡米。67年のソロ・デビュー作の後、ワーナー・ブラザーズと契約。傑作2ndソロの『Astral Weeks』、ジャズ、ソウル、ブルース、ロックを融合したヴァンならではの「アイリッシュ・ソウル」を確立した傑作『Moondance』に続き、70年にリリースされた4thソロ。ザ・バンドのメンバーなど、米ルーツ・ミュージックを愛するミュージシャンのコミュニティとなっていたウッドストックに移り住み録音された一枚で、前作の「緊張感」のかわりに、しなやかさやのびやかさが印象的。ホーン・セクションが炸裂するヒットした「Domino」をはじめ、R&Bやソウル・フレイヴァーいっぱいのエネルギッシュな楽曲から、ジャケットのイメージ通りの格調高さと繊細さに彩られたアコースティックなバラードまで、好きなミュージシャン達とともに音楽を思いっきり奏でられることの喜びに溢れた佳曲ぞろい。前作と次作『Tupelo Honey』と並ぶ傑作です。
イギリスに属する北アイルランドはベルファスト出身。ゼムで活動した後、渡米。67年のソロ・デビュー作の後、ワーナー・ブラザーズと契約。傑作2ndソロの『Astral Weeks』に続き、70年にリリースされたのが本作3rdソロ。とにかく旧アナログのA面が素晴らしく、特に、前作に続いてジャジーなアンサンブルにフルートが神秘性を添える「Moondance」、ジェシ・エド・デイヴィスなど数多くのアーティストにカヴァーされた名バラード「Crazy Love」、ザ・バンドに通ずる芳醇なルーツ・ロックの「Caravan」はロック史上に残る名曲。その他の曲も名曲ばかりで、ジャズ、ソウル、ブルース、ロックを融合したヴァンならではの「アイリッシュ・ソウル」が堪能できる歴史的名作。孤高の存在感と楽曲の親しみやすさとのバランスが絶妙なので、ヴァンの最初の一枚としても最適です。
英SSW、ソロ通算5作目の71年作。アメリカへと渡り、「アイリッシュ・ソウル」と言われるサウンドを確立した『アストラル・ウィークス』『ムーンダンス』、ウッドストックへと移り住み、ルーツ・ミュージックを愛するミュージシャン達との穏やかな生活が滲む『ストリート・クワイア』、そして、ウェストコースとへの移住と結婚を経て録音されたのが本作で、木漏れ日の下で白馬に乗る愛する妻とそれを引くヴァン、そのジャケそのままの音楽がここにあります。陰影に富んだメロディとソウルフルかつ陰影に富んだヴォーカル、歌とメロディにそっと寄り添うリリカルなピアノとギター、タイトかつしなやかなリズム隊。ヴァンらしい力強いシャウトが炸裂するロック・ナンバー「Wild Night」、切々とした歌われるメロディが胸に迫る美しすぎるバラード「Tupelo Honey」、バンジョーとペダル・スティールによる軽快かつ芳醇すぎる「Moonshine Whiskey」など、とにかく味わい深い佳曲ぞろい。ヴァンの幸福な時間が刻まれた詩情溢れる名盤です。
オールマン・ブラザーズ・バンドのオリジナル・メンバー、ブッチ・トラックス(ds)の甥で、1999年からはオールマンにも加入した天才ギタリスト、デレク・トラックス(デレクという名はデレク&ザ・ドミノスから)と、その妻でブルース/ソウルの名ミュージシャンのスーザン・テデスキの夫婦を中心とするグループ。2011年のデビュー作。エモーショナルかつソウルフルな歌声が実に伸びやかなスーザン、そして、デラニー&ボニー参加時のクラプトンのごとくにぶっとくも繊細なフレーズを自由奔放に奏でまくるデレク。ずばり、現代に蘇ったデラニー&ボニー!レオン・ラッセル周辺のフレンズ達を彷彿させるジャケット写真のとおり、グルーヴィ−かつセンシティヴなアンサンブルも見事。70年代米スワンプ・ロックのDNAを受け継ぐ名グループ。スワンプ・ファンは是非!
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