2011年9月22日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
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こんにちは、カケレコ・スタッフの柴田です。
今日のお昼はちょっと豪勢に800円使っちゃいました。寄居名物であるタレかつを出す駅前の今井屋にてカツ丼を食べました。久しぶりでしたが、おいしかったです、元気出ました。明日から再び3連休ですね。先週は免許センターしか行けなかったので、次はどこかに出かけたいです。皆さんも楽しい連休をお過ごしください。
北欧のプログレ・レーベル、サイレンス特集の第2回はボ・ハンソンをピックアップ。キーボーディストにして作曲家兼マルチ・プレイヤーであり、牧歌的でファンタジー色に溢れたインストゥルメンタル作が特徴。こう書くとマイク・オールドフィールドにも共通する世界観を感じさせますが聴こえてくる音楽は独創的。穏やかでいなたさを感じさせるメロディとサイケデリックなファズ・ギター、民族音楽を思わせる掛け声、土着的なパーカッションなど、様々な音楽要素が融合したごった煮サウンドが魅力となっています。それではアルバムからいくつか聴いてみましょう。
『SAGAN ON RINGEN(LORD OF THE RINGS)』1970年 *()内はインターナショナル盤のタイトル
1stアルバムより「LEAVING SHIRE」。エキゾチックなメロディに乗って浮遊感あるシンセサイザー、ファズ・ギターが混ざり合う幻想的なアンサンブル。日本のチンドン音楽にも通じる素朴な賑やかさが感じられるのも魅力ですね。
『UR TROLLKARLENS HATT(MAGICIAN’S HAT)』1972年
2ndアルバムより「STORSTAD」。キーボードが刻むワルツのリズムの上をサックス、やけっぱち気味の混声コーラス、ギターなどが代わる代わる主旋律を奏でていく楽しい曲。中盤部ではカリプソも登場、これぞ『ごった煮ファンタジー』ですよ!
『MELLANVASEN(ATTIC THOUGHTS)』1975年
3rdアルバムより『RABBIT MUSIC』。アンビエント調のシンセサイザーが揺らめくイントロから一転、ジャジーなギター、透明感あるシンセサイザー、勇ましくリズムを刻むパーカッションが楽しいマーチを奏でます。浮遊感溢れるシンセサイザーと、土着的なパーカッションが絡みあう中盤も幻想的で素晴らしいですね。
90年代以降も作品を残していたボ・ハンソンですが、残念ながら2010年に死去。これからも彼が残した音楽を楽しみましょう。
本日はここまで。
また来週お会いしましょう。
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