70年代末に結成され、94年に自主制作にてデビューしたメキシコのシンフォ・グループ。いよいよフランスのレーベルMUSEAと契約し、世界に向けてリリースされた出世作となった99年の9thアルバム。変拍子を巧みに織り交ぜて瑞々しく躍動するリズム、その上をリリカルなキーボードとハード・エッジかつ歌心いっぱいのギターが色彩豊かな音世界を描き、フルートがこれぞ南米と言える詩情を加える。テクニカルなアンサンブルが生むダイナミズムと色彩感豊かなサウンドを同居させたサウンドを完成させた前作『ANGELS AND DEMONS』を元に、再びフルートをフィーチャーして、しっとりとリリカルな「引き」のパートを織り交ぜているのが印象的です。幻想性が前作以上に浮かび上がるとともに、ラテン的なリリシズムが心に残ります。LOCANDA DELLE FATEを彷彿させますが、「氷」に包まれたLOCANDA DELLE FATEに対し、「太陽」に照らされたCASTと言った感じで、今まで以上にCASTならではのアイデンティティを感じます。音の一つ一つは繊細に紡がれているのに、その一音一音には確かにパッションがある、そんな気がします。中南米はメキシコから高らかに鳴らされた渾身のシンフォニック・ロック・アンサンブル。力強くそして包み込むように歌い上げるハイトーンのエモーショナルなヴォーカル、ジェネシスからの影響を土台にラテン的な詩情を乗せたメロディも絶品です。これは傑作!
6月のカケレコ・ベストセラー、TOP10を大発表いたします!
5月のカケレコ・ベストセラー、TOP10を大発表!
カンサス『永遠の序曲』から出発、スケール大きくアグレッシヴなヴァイオリン・プログレ探求!
カンサス『永遠の序曲』を起点にして、アグレッシヴでスケール大きなヴァイオリン・プログレを探求します!!
イタリアン・ロック好きにおすすめしたい中南米プログレ・セレクション!
イタリアン・プログレ好きの方の琴線にきっと触れるのが中南米のプログレ。厳選してピックアップいたします☆
1stアルバム『トラジェクトリー(軌跡)』リイシュー記念☆ ロシアン・プログレの至宝LOST WORLD BAND特集!
7月25日に『トラジェクトリー(軌跡)』をリリースしたロシアの新鋭プログレ・グループLOST WORLD BANDを特集いたします!
スタッフ厳選☆今週の3枚!!【2020年1月〜9月アーカイブ】
「これは聴いてもらいたい!」というカケレコメンドな作品を毎週3枚ご紹介。2020年1月〜9月に取り上げた作品はこちらでチェックどうぞ♪
キャッチーで抜けのいい、爽快感たっぷりのプログレ新鋭セレクション☆
キャッチーで抜けのいい、爽快感たっぷりのプログレ新鋭作品を集めました!
世界でも随一の旋律美を誇る!?北と南の二つの地域が生んだシンフォ名作を勝手に対決させちゃいました!
レーベル管理上、ジャケットに折れや圧痕、若干の折り目ズレがある場合がございます。ご了承ください。
ジェネシス色濃厚だったネオ・プログレ直系サウンドから、ダイナミズムみなぎる独自のモダン・シンフォニック・ロックへの進化を示した重要作。ずばりザ・フラワー・キングスやトランスアトランティックに対するメキシコからの回答!
レーベル管理上、ジャケットの若干折れ・盤面にキズが付いている場合がございます。ご了承ください。
この音がベテラン!? メキシコのベテラン恐るべし。凶暴と言えるほどの硬質なテンションと幻想性との見事な同居。これはシンフォ・ファン必聴ですね!
レーベル管理上、ジャケットにスレや盤にキズがある場合がございます。また、ジャケットの寸法にバラつきがございます。ご了承ください。
00年代以降のエネルギッシュなモダン・プログレ路線を堅実に守りながら、往年のイタリアン・ロックを思わせるヴィンテージ色豊かなサウンドも取り入れてドラマチックに聴かせます。通算20作目となった貫禄の08年作!
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00年代以降のエネルギッシュなモダン・プログレ路線を堅実に守りながら、往年のイタリアン・ロックを思わせるヴィンテージ色豊かなサウンドも取り入れてドラマチックに聴かせます。通算20作目となった貫禄の08年作!
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もう聴いていて「うおぉぉ」とうなりっぱなしで、次々にこちらの「泣きとドラマのツボ」を押しまくる展開には笑みがとまらない!ここにきて最高傑作か!と思ってしまう、ベテランらしさ皆無の瑞々しい傑作!
レーベル管理上、デジパックに若干圧痕・角つぶれ、盤面にキズが付いている場合がございます。ご了承ください。
ベテランとは思えないこの突き抜けたエナジー。70年代から活躍するメキシコのプログレ・バンドが結成36年目にして放ったダイナミズムみなぎるモダン・シンフォ傑作!
レーベルの管理上、デジパックの若干角潰れや圧痕、盤面にキズが付いている場合がございます。ご了承ください。
今やメキシコのみならず中南米シーンを代表するグループとなった彼らの17年作はもう聴いた?この圧倒的スケール、スウェーデンのTFKとブラジルのSAGRADOを合体させたかのような凄まじさと言ってしまおう!傑作!
製造上またはレーベル管理上、デジパックに若干不良、盤面にキズがある場合がございます。あらかじめご了承ください。
ザクザク刻むギターとヴァイオリンが変拍子ユニゾンで快走する冒頭を経て、一気に視界が開けるように両者がスケール大きく飛翔していく荘厳なオープニングにいきなり感動!演奏の緻密さも込められたパッションもバンド史上最高レベルの21年作!
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