NSHD7007(NOW SEE HEAR) 【93年発売CD】
カナダのプログレ・トリオといえばRUSH?いやいや彼らも忘れちゃなりません!スペーシーなシンセによる色彩感とポップな躍動感にヴァイオリンが幻想美を添える、鮮やかなシンフォ名作。
マンドリンも操るヴァイオリニスト、キーボード、ドラムスという変則的な編成を取り、非常にポップでスペーシーなシンフォニック・ロックを聴かせるカナダのグループの79年2nd。アメリカ大陸ならではのキャッチーなハード・ポップ路線のメロディーと、きらびやかでスペーシーなキーボードを中心とした色彩感あるシンフォニック・ロックとなっています。やはりNash The Slashによるエレクトリック・ヴァイオリンの存在がより一層シンフォニック・ロック然としたサウンドを演出しており、キーボードとのテクニカルな掛け合いやスリリングなパフォーマンスにはプログレッシブな魅力が溢れています。
77年リリースの唯一作にしてブリティッシュ・シンフォの大傑作、ファンタスティックで英国叙情匂い立つアンサンブルは素晴らしすぎます!
3,290円(税込3,619円)
ラッシュ『ムービング・ピクチャーズ』から出発、「疾走感」と「キャッチーさ」が噛み合ったプログレ探求♪
ラッシュ『ムービング・ピクチャーズ』がお好きな方に聴いて欲しいプログレをカケハしてまいります☆
「プログレ氷河期」1980年に生まれた、鮮烈なプログレ名作をピックアップ!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 軽微な圧痕あり
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近代的 Olias Of Sunhillow !?(2 拍手)
Comezoidさん レビューをすべて見る
カナダはトロントのプログレバンドFMの記念すべきデビューアルバム。1978年にフルアルバムとしてリリースされています。
Nash The Slash(vn)を筆頭とした安定感のある技術力。また、80年代の近づきも感じられるスペーシーなシンセワークが特徴です。じわじわとアゲる電子音は現代のテクノにも通ずるかも。
また歌詞もそれに準ずるもので、カナダ独自の無機質なサウンドともマッチして、まるで宇宙空間を彷徨っているかのような音楽体験になるはずです。
(Jon Anderson のソロ作Olias Of Sunhillowを近代化した感じ…?)
このアルバムはRolling Stone 氏の選ぶプログレアルバム50の48位にランクインしており、カナダ本国での売上からゴールドレコード賞も受賞しています。
トロントのバンドと言えばRUSHですが、取りこぼすにはあまりにももったいないこのバンド。まずは是非視聴を!(7:00あたりからは感動モノ)