2012年7月10日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
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こんにちは、スタッフKです!
今回のカケレコ放送局、テーマは「DOORSファンに捧ぐ、狂おしきUSオルガン・ヘヴィ・サイケへの耽溺…」。
初期のDOORSを基点に、妖しくも美しいハモンド・オルガンが蠢くヘヴィ・サイケデリックな作品を在庫からご紹介いたします。
まずは…デビュー作と並んでUSサイケデリック・ロックを代表する、THE DOORSの67年発表2nd。いつまでも浸かっていたくなる35分の小旅行、延々とループ再生して異次元「まぼろしの世界」へと…
DOORSやVANILLA FUDGEと並ぶ、オルガンを軸に展開するUSヘヴィ・サイケの代表格と言えば…?バンドの看板であるオルガン奏者/ヴォーカリスト=Doug Ingle在籍時の音源をコンパイルしたベスト盤を、布教のために破格でお届けいたします!
アイアン・バタフライ~ヴァニラ・ファッジの初期作が好きなら大推薦!饒舌なファズギターとオルガンがひたすらに引き倒しまくるアート・ロック4人衆!
フィラデルフィアでひっそりと活動した、5人組のDOORSフォロワーによる71年自主制作盤。倦怠、ストーンの極み…
1stも2ndも原盤はテストプレスのみ。酷いデザインの「後づけジャケット」のせいで、ロックファンのハートを掴み損ないっぱなしなんですけどね。中身は「よくぞ発掘してくれた」と拍手を送りたくなるような極上のオルガン・サイケ!
小学生「なあなあ、さっき橋の下で変なレコード拾ったんだけどさぁ、これからお前んち行って聴こうぜ!」…こういう粋なシチュエーションって、最近のキッズたちはないんだろな。エロ本もそうだけど…。ぜひそのシチュエーションでコレ聴かせたい。
うむっ!?ジム・モリソン亡き後のドアーズだと!?ドアーズのギタリストの名前は分かるかな?ジム・モリソンの100分の1ぐらいしか知名度ないかもしれませんが、実は彼がメインソングライターなんですよね!
苦悶の表情が目に浮かぶヴォーカル、すべてを憂鬱に溶かし込むハモンド。カリスマ性に劣るのは当然ながら、こと退廃感においてはジム・モリスン以上かも…
こ、これは東海岸のドアーズではないか・・・。オルガンとファズ・ギターからはサイケ臭ぷんぷん。ヴォーカルはジム・モリソン意識しまくり!
情念溢れるヴォーカル、負けじとしゃくり上げ合うファズとハモンド、のたうつドラム!愛らしい情けなさが滲むUSオルガン・ヘヴィ・サイケの結晶。たまらなく愛おしい…
オルガン・ロック最果ての一枚・・・「ジャジーというよりは女子中学生のジャージのような味わい深さ」by ぶっこみハム太郎さん
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