MEET THE SONGS 第99回　BOW STREET RUNNERS の『BOW STREET RUNNERS』　　

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今日のMEET THE SONGSは、米ノースキャロライナ産BOW STREET RUNNERS の70年唯一作『BOW STREET RUNNERS』をピックアップ！

BOW STREET RUNNERSは、米南東部に位置するノースキャロライナ州出身の男性5人組サイケ・バンド。

ドタバタとしたリズム隊をバックにファズ・ギターやチープなオルガンがグルグルと唸るサイケデリック・ロックを軸に、繊細でメロウなパートあり、R&Bフレイヴァーたっぷりのエネルギッシュなパートあり、突然、ジャジーなフルートが入り込んできたり、やりたい放題にめくるめくごった煮サウンドが持ち味です。

「ELECTRIC STAR」

オープニング・ナンバーから、女性ヴォーカルをゲストに迎えて、さすがはやりたい放題。
ゆったりとしたフォーク・ロック調の曲に儚いヴォーカルがのり、心地よい浮遊感が印象的です。
突如不穏な叫び声、野蛮に歪んだファズ・ギター、チープなオルガンが飛び込んでくるところはこのバンドの真骨頂！

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「Watch」

チープなオルガンに気だるいファズ・ギターのソロが時間を忘れさせてくれて良い感じ。

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「EATING FROM PLASTIC HAND」

ブルージーなギターのリード、そこに重なるジャジーなフルートがたまりません。

いつどこから変わったのかギターがメロウなアルペジオを奏で、グレイトフル・デッドばりのゆる～いコーラスで気持ち良くなってくると、あれあれ、またジャジーなパートに戻って、サックスまで登場！

この節奏の無さこそこのグループ最大の魅力。

ラストには逆回転のギターが左右チェンネルに入り乱れて、これまたカッコ良し。

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いかかでしたか？

「MEET THE SONSG」は、月曜日から金曜日まで毎日、定番からニッチ盤まで僕らのロック・ミュージックを紹介しています。
また明日、お会いいたしましょう。