F221067/DIDX1426(CHRYSALIS)
マーティン・バレの野太いギターが炸裂するブルース・ロック・テイスト、アコギやアコーディオン、フルートが瑞々しく交差するトラッド・テイスト、そしてサックスが渋くむせぶジャズ・ロック・テイストが絶妙に配されたサウンドは、ジェスロ・タルと言うバンドのアイデンティティを強固に主張しておりやはり魅力的。
英国のプログレッシヴ・ロック・バンド、ジェスロ・タルによる74年作7th。当初は前作『パッション・プレイ』の内容をテーマにした映画のサウンドトラックとなる予定でしたが、映画の計画が頓挫したため単品のアルバムとしてリリースされました。コンセプチュアルな大曲志向の前作や前々作『ジェラルドの汚れなき世界』と違ってコンパクトな小曲で構成されているものの、流石乗りに乗っていた時期の作品だけあって1曲1曲のレベルの高さはかなりのもの。パワフルな唾吐きから滑らかで愛らしいトーンまで披露するイアン・アンダーソンの表情豊かなフルート、マーティン・バレの気持ち良く歪んだハード・ロッキンなギター、ジョン・エヴァンのアグレッシヴなピアノやオルガンにシンセ。それぞれが伸び伸びと絡み合い、さらにそこへおなじみのアレンジャー、デヴィッド・パーマーの華美なオーケストラ・アレンジもたっぷりと織り交ぜつつ、どの曲も親しみやすく溌剌としたメロディでキャッチーに聴かせる手腕は見事の一言。クラシカルなピアノが勢いよく躍動する表題曲「War Child」、ギターとフルートのスリリングなリフが格好いい「SeaLion」、トラッド色の強いアコーディオンをフィーチャーした「Skating Away on the Thin Ice〜」などなど、彼らを代表する名曲が揃い踏みです。大曲を収録したコンセプト作と比べるとあまり注目されませんが、彼らのエネルギッシュなアンサンブルと脂の乗ったアレンジを堪能するにはうってつけの名作と言えるでしょう。
72年発表、44分の大曲一曲のみが収録された異例の内容ながら、見事バンド初の全米1位に輝いた傑作コンセプト・アルバム!
480円(税込528円)
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. Warchild |
2. Queen And Country |
3. Ladies |
4. Back-Door Angels |
5. Sealion |
6. Skating Away On The Thin Ice Of The New Day |
7. Bungle In The Jungle |
8. Only Solitaire |
9. The Third Hoorah |
10. Two Fingers |
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「音楽歳時記」 第四十七回 そして今年もクリスマス... 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
敬老の日にちなんで、世界の「お爺ちゃんジャケ」集めました。
バッハの旋律が使われているプログレやロックの楽曲を集めてみました。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 2枚は傷あり、1枚は無傷〜傷少なめ、シートに折れあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯中央部分に色褪せあり
724385770524(EMI)
25周年記念限定盤、ブックレット&フルサイズの新聞記事付仕様、THICK AS A BRICKのライヴヴァージョン&インタヴューをボーナス・トラック収録、スリップケース付仕様、リマスター
盤質: | 未開封
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
全一曲44分ということは・・・72年当時としてはロック史上最も長い楽曲だったのではないでしょうか。当時一番プログレッシヴだったバンドは、イエスでもクリムゾンでもなく、彼らだった!?
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 側面部に若干色褪せあり
全一曲44分ということは・・・72年当時としてはロック史上最も長い楽曲だったのではないでしょうか。当時一番プログレッシヴだったバンドは、イエスでもクリムゾンでもなく、彼らだった!?
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、目立つカビあり、側面部に色褪せあり
全一曲44分ということは・・・72年当時としてはロック史上最も長い楽曲だったのではないでしょうか。当時一番プログレッシヴだったバンドは、イエスでもクリムゾンでもなく、彼らだった!?
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
全一曲44分ということは・・・72年当時としてはロック史上最も長い楽曲だったのではないでしょうか。当時一番プログレッシヴだったバンドは、イエスでもクリムゾンでもなく、彼らだった!?
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
イアン・アンダーソンと言えばフルートのプレイが印象的ですが、本作ではソプラノ・サックスが大活躍していて、ジャズ・ロック的なカッコよさが味わえる名作なんですよね!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
イアン・アンダーソンと言えばフルートのプレイが印象的ですが、本作ではソプラノ・サックスが大活躍していて、ジャズ・ロック的なカッコよさが味わえる名作なんですよね!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースツメ跡あり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 特典帯付(軽微な折れあり)
77年作、中期を代表する傑作。アルバム冒頭のタイトル曲は、トラッドを基調としながらも、ロック的なダイナミズムと、転調や変拍子を多用したプログレッシヴな構成が見事な名曲。
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