紙ジャケット仕様、07年デジタル・リマスター、内袋付属、定価2095+税。
ゆるくも絶妙なリズム。これがくせになるんだなあ。ローウェル・ジョージのヴォーカルとスライドギターも米南部の泥臭さが滲んで味があるし、心地よすぎるグルーヴに満たされた傑作ですよね。
70年代のアメリカ西海岸を代表するロック・バンド、LITTLE FEATが73年に発表した3rd。前作『SAILIN' SHOES』発表後に訪れた解散の危機を乗り越え、新メンバーを加え6人組となって制作された作品。Lowell Georgeはかねてよりニューオリンズ・サウンドへと傾倒していただけに、ニューオリンズ出身の新メンバーを迎えて制作した本作は彼の制作意欲が一気に開花した作品ともいえる。初期の一連の作品がそうであるように、本作もまた、Lowell Georgeの綴るリリックの、渋く味わい深い世界感を堪能できる。
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. ディキシー・チキン |
2. トゥー・トレインズ |
3. ロール・エム・イージー |
4. オン・ユア・ウェイ・ダウン |
5. キス・イット・オフ |
6. フール・ユアセルフ |
7. ウォーキン・オール・ナイト |
8. ファット・マン・イン・ザ・バスタブ |
9. ジュリエット |
10. ラファイエット・レイルロード |
「音楽歳時記」 第九十二回 9月3日はグミの日でした 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
リトル・フィートから出発、絶妙な間が心地良いアメリカン・ルーツ・ロックをセレクト!
リトル・フィートから出発して、絶妙な間が心地良いアメリカン・ルーツ・ロックをセレクトしてまいります!
1月17日に誕生日を迎えたミック・テイラーに注目します!
「除湿アルバム」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
雨季のジメっとした空気を吹き飛ばしてくれるような作品を取り上げてまいります。
「お野菜ジャケ」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
トマト、にんじん、キャベツにタマネギ…野菜のジャケットをピックアップいたしました。
ブリティッシュ・ロック・リスナーにおくる「リトル・フィート食わず嫌いを克服する3枚3曲」をリスナー様より寄稿いただきました!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 香りあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
米ルーツ・ロックの祖、記念すべき71年デビュー作。Lowell Georgeが、Ry Cooderとボトルネック・ギターでやり合う、エネルギッシュなHowlin' Wolf原曲の「44Blues〜How Many More Years」名演は聴きどころ。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
米ルーツ・ロックの祖、記念すべき71年デビュー作。Lowell Georgeが、Ry Cooderとボトルネック・ギターでやり合う、エネルギッシュなHowlin' Wolf原曲の「44Blues〜How Many More Years」名演は聴きどころ。
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、ホチキス錆あり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯中央部分に色褪せあり
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、盤中央部に汚れあり、レーベル面に汚れあり、カビあり
ゆるくも絶妙なリズム。これがくせになるんだなあ。ローウェル・ジョージのヴォーカルとスライドギターも米南部の泥臭さが滲んで味があるし、心地よすぎるグルーヴに満たされた傑作ですよね。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ビニールソフトケースの圧痕あり、帯に圧痕あり、バックインレイ経年変化あり
ゆるくも絶妙なリズム。これがくせになるんだなあ。ローウェル・ジョージのヴォーカルとスライドギターも米南部の泥臭さが滲んで味があるし、心地よすぎるグルーヴに満たされた傑作ですよね。
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 盤に曇りあり、帯に軽微なケースツメ跡あり、若干黄ばみあり
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この盤だけは文字に書いた情報だけで聴いても無駄(4 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
この盤のすごさ、優れた点を書いた文章は何度も読んでいます。だから購入しました。ところがわたしはこの盤を2度売っています。一度めは退屈で、二度めはやっぱり理解不能で…。リトル・フィートは、今ではわたしのモスト・フェイバリットですけれど、そうなったのは50歳を過ぎてからで。要するにフィートを聴く耳ができるまで30年もかかっています。
ゆるゆるとした進行を支えるのが鳥もちのようなビート。フィートのユーザーは、この独特の腰の低いリズムこそが離れられない理由です。ローウェル・ジョージのスライドも、人を食った曲のテーマも、上物であって、このリズムあってこそなのです。フィートは、カントリー、あるいはドラッグ・ミュージックとして出発しています。そこにブルーズも加えましょう。ニューオリンズも加えましょう。ジャズも入れてみましょう、と、どんどんごった煮音楽になって、コクが生まれました。さらにこのアルバムの曲はモチーフでしかありません。ライブになって初めて「ディキシー・チキン」という曲のすごみがわかる仕掛です。
ずっと西海岸音楽が苦手だったんです。ところが今や聴くのは、フィートに、スティーリー・ダンに、モビー・グレープ、スティブン・スティルズ。西海岸が本当は好きなんではないか、という気がしてきました。あまり認めたくない話なんですけれど。
なんでこんなに、、、(2 拍手)
purebluesさん レビューをすべて見る
リトル・フィートの3rd。
この盤のことはだいぶ前から知っていました。桑田佳祐の本かなんかで読んだのが初めだったような気がします。
でも、正直よくわかりませんでした。手放したり、また買ったりの繰り返し。それが2~3年前でしょうか、突然トリコになってしまいました。
なんでこんなにユルいんだろう、なのになんでこんなにグルーヴしているんだろう、どうでもいいや、、ああ、気持ちいい、、。
頭ではなく、身体で聴く。そんな聴き方もあるんだな、と40歳を過ぎてから気づかされました。遅くなりましたが、一生付き合います。