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「音楽歳時記」 第九十二回 9月3日はグミの日でした 文・深民淳

今年は梅雨が短く、酷暑が続いた関係なんでしょうか、確実に気温は下がってきてはいるものの、地表がまだ熱持っているんでしょうね、なんだか気温の割には体感温度が高いような気がしますし、台風・低気圧が次々に発生し、日本中湿っぽいこともあり、湿度も高めで過ごしにくい日々が続いております。

加えてここ数週間は週末台風続きでせっかくの週末も天候不順続きでモヤ〜んなムードです。週末台風ってなんか痛い感じのエモバンドのバンド名みたいだなぁ、でもそれだったら終末台風の方が良いか、とかぼんやり考えております。

さて、もう過ぎちゃったんですけど、9月3日は「グミの日」でした。まぁ、これはすぐ分かりますよね、語呂合わせの最たるものです。「ぐ(9)み(3)」ってことです。グミキャンディーを製造するUHA味覚糖が制定したそうです。

グミ、コンビニでもかなりの種類販売されてますよね。考えてみれば変な食べ物です。あの弾力感、妙です。ガムでもなければキャンディでもない。コンビニのラインナップ見てるとフニャフニャのソフトタイプからかなりコチコチのハードタイプまで多種多様。

これっていつからあるんだろうと思いググってみると、1922年にドイツで発売されたハリボーのクマ型グミが発祥とされています、とのこと。1920年ボンのハンス・リーゲル (Hans Riegel)が果汁をゼラチンで固め、コーンスターチをまぶして作り、ハリボー社(Hans Riegel、Bonnの頭文字でHARIBO)を設立して販売したのが最初らしいです。ハリボーのクマ型グミ、今でもメジャーです。あの力士の声を子供がアテレコしているCMでお馴染みのヤツです。

日本では1980年に明治製菓(現:明治)が発売した『コーラアップ』が最初らしいです。あったねぇというか、今も売ってますよねコーラ味のグミ。

個人的に好きなグミは日本のやつではなく、イギリスで売っているヤツ。ロンドンの地下鉄駅のニューススタンドとかで売っている固いんだけど妙に粘着力が強いグミでブラックカラント(カシス)味。差し歯が取れちゃったくらい強力な粘着力は忘れられません。


さて、今月はグミの弾力、腰の強さにあやかって、弾力サウンドでは最強バンドのひとつであるLITTLE FEATと彼らのライヴ・アルバム『Waiting For Columbus』を取り上げたいと思います。米Rhinoが出してオンラインショップで販売していたCD8枚組のスーパー・デラックス・エディションを日本のワーナーが輸入して8月に限定盤として販売したこともあり、良いタイミングかと思います、なんだけど、これも以前Crosby.Stills, Nash & Young『Déjà Vu』50周年記念デラックス・エディション発売時に発生した、発売直後に品薄状態が発生したみたいです。輸入盤とってアセンブル版とかにして販売するのってなかなか数が読めないのは、うちもやってますからよく分かるんですが、ワーナーに限らず、最近こういうケース多いですね。アメリカでの発売直後からかなり評判良かったパッケージだけにもう少し入れても良かったんじゃないかとも思います。

僕はアメリカで出た時からどうしようかな、と思っていたんですが、9月の頭にやはり買っておこうと思い注文しようとしたら、軒並みどこも品切れ状態で焦りましたがなんとか入手。先週末に2日間かけてじっくり聴きましたが、いやぁ、このパッケージかなり良いです。

『Waiting For Columbus』は1978年オリジナルのアナログ2枚組で発表された時はLP1が9曲、LP2が8曲の計17トラック編成。1990年に最初にCD化された際にはディスク1枚に収める関係で「Don’t Bogart That Joint」と「A Apolitical Blues」がカットされ、外した2曲は『The Last Record Album』のボーナス・トラックとして収録されるという雑な編成になっていました。

次のリイシューは2002年。日本盤紙ジャケ(2007年発表)にも使われたデラックス・エディション・フォーマット。オリジナル・アナログの17トラック編成をCD1、CD2トラック5までに収録しCD2トラック6から10にオリジナル・アルバム制作時にトラックダウンが済んでいたものの収録されなかった楽曲、トラック11から15に1981年発表のコンピレーション・アルバム『Hoy-Hoy!』用に用意されたライヴ・アウトテイク3曲の再録と『Hoy-Hoy!』に用意されたものの未使用だったものを2曲収録という、今も十分楽しめる濃い内容のパッケージとなっていました。

そして今回発売の8枚組、所謂スーパー・デラックス・エディションはCD1、2にオリジナル・アナログ同様17曲収録の他、CD3、4に77年7月29日イギリス、マンチェスター・シティ・ホール公演、CD5、6に8月2日ロンドン、レインボー・シアター公演、CD7、8に8月4日ロンドン、レインボー・シアター公演とともにオリジナル『Waiting For Columbus』の元音源となった8月10日ワシントンD.C.、リスナー・オーディトリアム公演の音源(一部本編と重複)計73トラックという過去最高のスケールを誇るパッケージとなっています。


次にこのアルバムに至るまでのバンドの状況はどうだったかと言えば、『Waiting For Columbus』は1978年2月発表。彼らの通算7作目となった作品で初のオフィシャル・ライヴ・アルバム。前年の1977年4月発表の7作目のスタジオ・アルバム『Time Loves A Hero』のツアーの模様を収めたものです。日本でのLITTLE FEAT作の初発売は記憶が定かではないのですが、1973年発表の人気作3rd『Dixie Chicken』が輸入盤で評判になったのを受け、それに続く1974年『Feats Don’t Fail Me Now』が最初の国内盤だったかなと。当時は「これも良いんだけどやっぱり『Dixie Chicken』だね」みたいな論評が主流だったように思います。当時の音楽ファンの間では圧倒的な影響力を持っていたミュージック・マガジンのレビューの点数も『Feats Don’t Fail Me Now』は80点台だったような記憶があります。日本での人気が上がったのは1975年。この年発表された5thアルバム『The Last Record Album』が同じミュージック・マガジンのレビューでほとんど満点に近い高評価を獲得したことで、同じく75年発表のTHE BAND『Northern Lights – Southern Cross』と並び、日本ではそれでなくとも盛り上がっていたアメリカン・ロック・ムーヴメントを代表するアルバムとして人気を博したわけです。日本においてもこんな状況でしたから、本国アメリカでも盛り上がりを見せ、ビルボード・チャート30位台くらいまでは確実に上がる中堅・通好みバンドがいよいよ大きくジャンプアップするだろうという期待をレーベルもバンド周りのスタッフも抱き、『The Last Record Album』に続く『Time Loves A Hero』は大きな成功を収めるはずが、実際にはチャート状況は横ばい、作品の評価も微妙な雰囲気に終わります。

この原因はLITTLE FEATのスタジオ作全盛期とも言える『Dixie Chicken』、『Feats Don’t Fail Me Now』、『The Last Record Album』3作の楽曲クレジットを見ていくと自ずと見えてきます。

『Dixie Chicken』における大きな変化としてはベーシストが1stアルバム『Little Feat』、2nd『Sailin’ Shoes』に参加していたフランク・ザッパのMOTHERS OF INVENTIONでもお馴染みのロイ・エストラーダからDelaney & Bonnie & Friends等に参加していたケニー・グラッドニーに交代したことが挙げられます。『Dixie Chicken』はオリジナル収録の10曲中、この時代のLITTLE FEATの顔だったローウェル・ジョージ単独もしくは共作曲が7曲と圧倒的な支配力を示しています。

続く『Feats Don’t Fail Me Now』もジョージの影響力は相変わらず高いのですが、ギター・コンビの片割れであるポール・バレア(バレール)の単独作曲の収録が登場したり、キーボードのビル・ペインの影響力が徐々に増してきた印象を受けます。2本のギターが醸し出す横揺れスワンプ・テイストとドラムのリッチー・ヘイワード&ケニー・グラッドニーを核とした縦横自在のグミ・コンニャク・リズム陣の妙技、ジョージの気だるいムードのヴォーカルが織りなすLITTLE FEAT固有のファンク・ロックはこの2作で確立されたと言って良いかと思います。

しかし日本での人気を決定づけた『The Last Record Album』になると前2作でのバランスが崩れてきます。オリジナル・アナログ盤収録8曲中ジョージ作は単独が2曲、リッチー・ヘイワードらとの共作1曲の計3曲の減少します。アルバム中、話題となったスロー・バラードの名曲「Long Distance Love」を残したとはいえ、「Down Below The Borderline」は前作からの人気曲で多くのアーティストによってカヴァーされた「Spanish Moon」のパート2といった印象ですし、共作曲「Mercenary Territory」は純正R&Bナンバーで変化球気味。逆にLITTLE FEAT固有のグミ・コンニャク・ファンク・ロック路線を推進したのがバレとペイン。特にペインの貢献は大きく、ライヴ映えのする人気曲「All That You Dream」、「Day Or Night」では彼の存在をアピールしています。因みにこの3作、プロデューサーは『Feats〜』収録の「Spanish Moon」をヴァン・ダイク・パークスが担当した他は全てジョージが担当しています。

Down Below The Borderline

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All That You Dream

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『The Last Record Album』におけるジョージの支配力低下の背景にはバレ、ペインの台頭もあったのでしょうが、最大の原因はジョージの薬物依存による体調の悪化が大きかったようです。この時期LITTLE FEATは所属のワーナー・ブラザーズにとっても金を生むアーティストに成長していましたから中心人物であるジョージのバッド・コンディションは看過できない問題だったわけです。

『The Last Record Album』のアメリカでの発売が75年10月。1年1作契約だったFEATは76年中に新しいアルバムを出すことを求められていたわけですが、76年後半になってもニュー・アルバムの構想はまとまらず、ワーナーは制作に介入し、テッド・テンプルマンをプロデューサーとして送り込みレコーディングはようやく始まります。シンコーミュージック・エンタテイメントから出ているテッド・テンプルマンの自伝をよれば、『Time Loves A Hero』のレコーディングではジョージがスタジオに現れない日も多く、他のメンバーが用意した楽曲にも不満を持っていたと口述しています。実際、収録曲9曲中ジョージ作は「Rocket in My Pocket」とバレとの共作曲「Keepin’ Up with the Joneses」の2曲にとどまります。また全体のサウンド・アレンジの主導権もあまりスタジオに現れないジョージからペインに移行。グミ・コンニャク・ファンク・ロック路線を過激に突き詰めた複雑な構成とリズム・パターンを持った楽曲が増えるなど『Time Loves A Hero』は様々な点でバンドにとって大きな転機を迎えた作品となったのです。

ローウェル・ジョージにしてみればワーナーのハウス・プロデューサーであり、制作担当重役であったテッド・テンプルマンが進まないレコーディングを仕切り、評価の高かった『The Last Record Album』をスプリングボードとしてより売れるアルバムを作るため送り込まれてきたこと自体あまり面白いことではなかったでしょうし、テンプルマン人脈でDOOBIE BROTHERSのメンバーが大挙して乱入し、特にテンプルマンがバックヴォーカル処理の勝ちパターンとして多用したマイケル・マクドナルドが入った「Red Streamliner」なんかはもろDOOBIES。これをよしとしたバンドとジョージの間に亀裂が走ったのは火を見るより明らか。『Time Loves A Hero』が完成し、『Waiting For Columbus』の元になる音源を収めたツアーが始まる時期のLITTLE FEATの内幕はかなりドロドロ状態にあったのでした。

Red Streamliner

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ここでちょっと脱線。今回、総まくりはきついので『Dixie Chicken』から『Waiting For Columbus』に至る誰が見ても黄金期の作品を順に聴いてきて気が付いたことです。評価は高いもののジョージあってのLITTLE FEAT体制が崩れ始める予兆みたいなものを感じさせる『The Last Record Album』ってマスタリングのせいだけじゃなく、妙に全ての音が前に出てきている印象を強く受けました。その前の『Feats Don’t Fail Me Now』とは出音の雰囲気が大きく異なっているわけです。それがプロデュース手法の変化と言われたらそれまでなんですが、こういう特異なミックスが生まれる背景に、何となく心当たりがあります。

80年代から90年代にかけて隆盛を極めたLAメタルのバンド群って、その音楽性の違いはさて置き、サウンド傾向として一応にカリカリの音でやたらクリスピーに仕上がっていた傾向があるじゃないですか。世間一般では砂漠気候のLAの空気がそういうサウンドを生んだみたいなこと言われていますが、んなわきゃないでしょ。あれはね、メンバーもプロデューサーもエンジニアも果てはマネージャーまで鼻の穴の中真っ白毛になるまでコカインキメてレコーディングしているからああいう音が気持ち良く聴こえちゃうんです。

何度もそういう現場を見てきましたし、名前は言えませんが日本原盤でとあるアーティストの作品を制作することになり、制作進行が遅れていたため、オーバーダブとミックス作業に引っ付いて完成するまで帰ってくるなってことがありまして、毎日大体午後3時くらいからスタジオ作業が始まるわけです。午後8時くらいまでは毎回真っ当なサウンド、素晴らしいサウンドなんですが、調子が出てくる午後10時くらいになると太くて長いラインがどんどん鼻の中に吸い込まれて行き、それがエスカレートするのにシンクロして音がカリカリになっていくわけ。日付が変わる頃には夕方とは全く異なるカチンカチンの音になり「おぉ!これは最高」みたいなこと言ってその日の作業が終わるわけですが、翌日スタジオで昨日の作業をプレイバックすると「何じゃ、これ」となって全員一丸となってカチンカチン・サウンドをほぐしにかかり、それが終わると次の曲に突入、懲りもせず同じことを繰り返す、何とも効率の悪い作業だったわけです。

『The Last Record Album』の制作時のローウェル・ジョージの状態がどうだったのかは伺い知れませんが、今回の原稿を書くにあたり集中して聴いた中で、妙に他とは違う『The Last Record Album』サウンド傾向に気づき、自分が体験した薬物依存による聴感の変化の事例を思い浮かべました。


さて、『Waiting For Columbus』スーパー・デラックス・エディションです。付属のブックレットを読むとメンバーの誰もがこの頃のFEATはジャム・バンド体質にあったと直接・間接的に語っています。バンドの人間関係はギクシャクしていてもライヴで観客の反応がよければジャム・バンド体質が強いFEATの演奏はどんどんヒートアップしていったそれがこのパッケージには見事に記録されています。 

『Waiting For Columbus』の半分はワシントンD.C公演の音源ですが、このパッケージには『〜Columbus』のもう半分である8月4日のロンドン公演、その2日前のロンドン公演、7月29日マンチェスター公演と本国アメリカ優勢ではなく、イギリス公演の比重が大きいのは、FEAT、71年のデビュー・アルバムが当時最強の愛聴盤だったというBRINSLEY SCHWARZのメンバーたちの例を挙げるまでもなく、彼らが本国以上にイギリスで愛され根強いファンベースを持っていた証でしょうし、FEATのどのアルバムよりこの『Waiting For Columbus』がビルボード・チャートにおいては成功を収めた背景にはイギリスのファンのバックアップによるところが大きかったことを物語っています。

しかしながら『〜Columbus』発表後、深刻な薬物依存によりジョージの体調は更に悪化。他のメンバーとの関係も冷え切ったものになりローウェル・ジョージはFAETを離れソロとして79年に唯一のソロ・アルバムとなった『Thanks I’ll Eat It Here』を発表。同アルバムに伴うソロ・ツアー中の6月29日テキサス州アーリントンで心不全のため亡くなります。FEATはジョージのソロ活動と並行してアルバム制作を続けますが、アルバム制作中に飛び込んできたジョージの訃報を受け解散を発表します。解散記念盤みたいな形で発表された『Down On The Farm』には『Time Loves A Hero』以上にジョージ作の曲が収められ、リード・ヴォーカルを取った曲も9曲中6曲と多かったものの往年の輝きは無く、それを考えるとこの『〜Columbus』は不世出のジャム・バンド体質ライヴ・バンドの最後の輝きを捉えたこの上なく貴重な作品だったと思います。

2022年リマスターが施されたオリジナル・アルバム本編は2002年版デラックス・エディションのサウンドよりおとなし目のサウンドながら、サウンドの空気感はこれまで以上にクリアーで、ナチュラルな音像になっていますが、2002年版に親しんだ方にはちょっと迫力不足に感じるかもしれません。でも個人的には2002年版サウンドはオリジナルより主張が強く、通して聴くと少し疲れる感覚があったのですが、この2022版はFEAT固有のグミ・コンニャク・グルーヴに何も考えずに寄り添える自然な音像に強い共感を感じ気に入っています。

ボーナス・ライヴと呼ぶにはあまりに巨大なイギリス2公演、『〜Columbus』の核となったワシントンD.C.公演補完版ライヴは曲によって出来不出来の差はあるものの演奏のポテンシャルは日を追うごとに上がって行く様が克明に記録されていますし、ここに収められた公演を聴くことで、本作のプロデューサーであるローウェル・ジョージは『〜Columbus』収録音源を何故、8月4日ロンドンと10日ワシントンD.C.に限定したのかも見えてきます。ベストを拾い上げて繋ぐよりFAET最強のプレゼンテーションであるグルーヴ感を前面に押し出すための選択、ジャム・バンドの特性である曲は独立していてもグルーヴは一本繋がり、連続性命を優先する手段だったのではないでしょうか? 今回のボックスを聴き、そのクレバーな作りに気付き、背筋がチリッとなりました。2002年版が名盤を楽しむ目的だったとすれば、この2022年版は更に謎解き要素が加わったかのような印象を受けます。

『〜Columbus』はこの組み合わせ以外ないと絶対の自信を持ってローウェル・ジョージが作り上げたことが見事に見えてくる、『Waiting For Columbus』に関するありとあらゆる伏線を回収した壮大な解決編ボックスであったなぁ、としみじみ思っています。
 






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      盤質:無傷/小傷

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