Rick Van Der Linden率いるオランダのキーボードロックバンド、TRACEの作品。本作はユーロキーボードプログレ頂点の1枚となった「鳥人王国」から2年を経て77年に発表されたTRACEの最終作3rdです。「鳥人王国」でタッグを組んだドラムのIan MosleyとベースのJaap Van Eikはすでに脱退、クレジット上は「Rick Van Der Linden & TRACE」と表記されており、最終的にRick Van Der Lindenのソロプロジェクトのような形を取るに至りました。サポートは彼がTRACE以前に在籍したEKSEPTIONのメンバーを中心に構成され、前作までのような超破壊的なキーボードロックから作風が変化、コンセプト性の高い「楽曲重視」のシンフォニックロックを展開しています。またストリングス隊やサックス、フルート奏者が参加している点も楽曲に与える影響は非常に大きく、Rick Van Der Lindenのキーボードを中心に勢い重視であった前作までとは打って変わって、構築的なシンフォニックロックという印象。短い曲が切れ目無く続きながらストーリーを築いていく、TRACEの作品中、最も洗練された1枚。
技巧派key奏者R.V.D.Linden率いるオランダのプログレ・バンド、元WOLFのドラマーIan Mosleyが加入し制作された最高傑作75年作2nd、Darryl Wayもゲスト参加
1,192円(税込1,311円)
COLOSSEUM II/STRANGE NEW FLESH
コロシアム〜テンペストのジョン・ハイズマンがブレイク前のゲイリー・ムーアを抜擢して結成したグループ、76年作1st
710円(税込781円)
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1. Legend(part1) |
2. Interlude1 |
3. Confrontation |
4. Interlude2 |
5. Dance Of The White Ladies |
6. Doubts |
7. Trace1 |
8. Witches’ Dance |
9. Surrender |
10. Interlude3 |
11. Pathe[']tique |
12. Legend(part2) |
13. Interlude4 |
14. The Rescue |
15. Trace2 |
16. Back Home |
17. Meditation(for Rene[']) |
18. Flashback |
19. Conclusion |
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ダッチ・プログレ特集 〜商業の合理主義とプロテスタンティズムの敬虔主義が息づくオランダ生まれのプログレ名品選
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【タイトル追加】EL&P『展覧会の絵』、トレース『鳥人王国』から出発するクラシカルなキーボード・プログレ特集!
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【ユーロロック周遊日記】 TRACE『BIRDS 鳥人王国』
オランダが誇るキーボード・プログレ・トリオTRACEの75年作2nd『BIRDS 鳥人王国』をピックアップ!
今回から始まった「ユーロロック周遊日記」。第1回は、70年代のオランダを代表するバンドの一つトレースの74年デビュー作『トレースの魔術』をご紹介いたしましょう。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 紙ジャケに色褪せあり、ステッカー付
オランダのみならずユーロを代表するキーボード奏者ですね。バロッキーなオルガンが炸裂するアグレッシヴな楽曲は、これぞクラシカル・プログレ!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ステッカー付、紙ジャケに色褪せあり、若干圧痕あり
オランダのみならずユーロを代表するキーボード奏者ですね。バロッキーなオルガンが炸裂するアグレッシヴな楽曲は、これぞクラシカル・プログレ!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
Rick Van Der Linden率いるオランダのキーボードロックバンド、TRACEの作品。本作はユーロキーボードプログレ頂点の1枚となった「鳥人王国」から2年を経て77年に発表されたTRACEの最終
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大作志向のコンセプト・アルバム(0 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
前作からメンバー交代があり、トリオ編成からサックス/フルート、キーボード、専任ヴォーカリストなどを加えた7人体制に代わった最終作。
TRACEが残した3枚のアルバムはどれも素晴らしいですが、少しずつ作風が異なっているように思います。
その中でこのアルバムをひとことで言い表すならば、大作志向のコンセプト・アルバム。
ストリングス・オーケストラを加え、途切れ目なく紡がれていく曲はリストを意識しなければ1曲の中で展開が変わっていくように聞こえます。
「悲愴」のフレーズを取り込んだ曲などピアノの音色も印象的ですし、サックスも過去作にはない新たな効果を生み出しています。
クラシカル・ロックを体現したような前作から、優美さを前面に押し出したシンフォ・ロックに変化していることもあり評価は分かれると思いますが、このアルバムを彼らの最高傑作とするファンも多いのではないでしょうか。
トレースのみならず、オランダの音楽シーンを語る上でも欠かせない1枚だと思います。