denki_gaeruさんのレビュー
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PERCEWOOD'S ONAGRAM FEAT. MICHELS / ORIGINAL ALBUM SERIES
ドイツのアシッド・フォーク隠れ名盤（0 拍手）
アレクシス・コーナーに見いだされたという逸話を持つ、Wolfgang Michael率いるドイツ・ブレーメン発のフォーク・バンド。
1st〜Michaelのソロまでを収録したBOX。
そこまで話題に上がる事がないですが、1st('69)2nd('71)はドイツのアシッド・フォークの隠れ名盤としてお勧めです。特に2ndのLesson For A Virginは必聴。
その後もサイケ感は抜けて少しカチッとしたフォークになるものの、クオリティの高い米国寄りフォーク・アルバムです。シド・バレットファンにお勧め。 -
SILOAH / SUKRAM GURK
虚脱感溢れる亡霊っぽいオルガンサイケ（0 拍手）
亡霊っぽいソフトマシーンというか、荒涼とした感じがもの凄く漂っているオルガンサイケです。
正直ソリッドな感じはほぼ無いといって良い虚脱感なんですが、１ｓｔよりユニークなサウンドになってて個人的にはお勧めできます。極めてシンプルな編成もポイント高いです。
とにかく荒涼とした亡霊っぽい感じの出し方はかなり面白い点で割と唯一無二のサウンドだけに（録音のせいもあるかも）、このタイプのサウンドがこのアルバムだけで終わった（むしろバンド自体も？）のが惜しくもあります。
最後の曲（ボーナス曲？）は打って変わって素直にポップな曲で、アルバムの締めとしてなかなかイイ感じ。 -
BRAINSTORM / SECOND SMILE
少々のソフトマシーン、でもブチ切れた所がドイツ（3 拍手）
クリムゾンもそうですが、ロバートワイアットばりの声で歌う曲が何曲かあり、そこがソフトマシーンっぽいです。
オルガンが鳴り響く所もそれっぽいです。
演奏は下手どころか、特に不満は無いというぐらい安定していて上手い、と感じます。
そのおかげでクオリティ的にはかなり高いです。話題になるものと比べても遜色ないです。
幸か不幸か、たまたま埋もれてしまった感じです。
曲もとても良いです。バタ臭さ無く洗練されていてカンタベリーっぽいです（なんだかんだでバランス取れたところが）。本当に良い美メロも飛び出します。
ドイツならでは、という所としては、やっぱ田舎者根性的な荒々しい狂気的テンションでしょうか（アモンデュール的なセンスというか・・）。
