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この度は、カケレコのCD買取キャンペーンA賞にご当選おめでとうございます!

「CDを聴く時間をもっと楽しく」をコンセプトに作り上げた当店オリジナルの解説・帯。
この機会が、新たな「お気に入りの一枚」との出会いになれば嬉しいです。

<お申込み方法>
下の15タイトルの中から好きな2タイトルを選び、メールにてお知らせください。


1.フロックス『バルトの旋風』(KRC9001)

カンタベリー・ロックの遺伝子を継ぐエストニアの新星

我々カケハシ・レコードが「今、最も注目すべき」と一押しするジャズ・ロック・グループが、バルト三国エストニアから現れた新星PHLOX。SOFT MACHINE、HATFIELD & THE NORTHといった英国カンタベリー・ジャズ・ロックの遺伝子を継ぐ、しなやかさと緊張感が共存した技巧的なアンサンブル。柔らかなエレクトリック・ピアノやサックス、美麗なヴァイオリンが紡ぐ淡いメロディと、シャープで硬質なリズム隊のコントラスト。そしてそれらを包み込む、「エストニアならでは」の透明感…。往年のジャズ・ロック・ファンも満足間違いなしの2010年作!


2.ドライ・リバー『2038~未来への扉』(KRC9002)

QUEEN×DREAM THEATER!?奇想天外スパニッシュ・プログレ

12年デビュー、メンバーほぼ全員がクイーンとドリーム・シアターをフェイバリットに挙げるスペインの新鋭プログレ・バンド、前作より3年ぶりとなった18年作3rd。前2作も素晴らしいアルバムでしたが、この3rd、もうとことんエネルギッシュで痛快。聴いていてこんなに楽しくってワクワクするプログレって他にないかもしれませんっ!ベースとなるのは最も影響を受けているクイーンとドリーム・シアターの合わせ技。そこにシンフォ、ロックン・ロール、様式美ハード・ロック、ビッグ・バンド・ジャズ、フュージョンなどを自在に結合させて、スペイン産らしい情熱的かつダイナミックなプログレに仕立て上げた、エネルギーがぎっちり詰まったサウンドを構築しています。前作が彼らの完成形かと思いきや、まだまだ進化するDRY RIVERサウンドを見せつける大傑作!おすすめです!


3.イエスタデイズ『あの鳥のゆくえ』(KRC9004)

清らかな幻想性に包まれたハンガリー産シンフォの名品

06年デビュー作『HOLDFENYKERT』でシンフォ・ファンの度肝を抜いた、ハンガリー出身/ルーマニアを拠点とする新鋭シンフォ・グループ、18年作3rd。シャープなキレを持つリズム・セクションを土台として、メロトロンが幻想のカーテンをなびかせ、フルートが幽玄を奏で、品のある艷やかなシンセが疾走し、そして柔らかなアコースティックギターが心地よく響く、驚くほどに瑞々しく透明度の高いアンサンブル。そこに命を吹き込むのが、土着的な響きを持つハンガリー語を息を呑むほど神秘的に聴かせる女性ヴォーカル。それらがしなやかに組み合わされて形作られていくどこまでも繊細な音世界は、過去作よりもさらに美しく洗練されている印象です。終始、この世とは思えない淡く浮遊感ある幻想世界が眼前に広がる名品。文句なしにおすすめ!


4.トルート『華麗なる定数』(KRC9005)

気品あるアヴァンギャルド。

パリ在住の米国人ピアニストを中心に、KING CRIMSON周辺作にも携わる世界各国の気鋭ミュージシャンが集ったプログレ・プロジェクトの18年1st。R・フリップを思わせる切れ味鋭くヘヴィなギター、シャープなリズム隊、これでもかとむせぶサックス。強靭でスリリングなアンサンブルの中にも管弦楽器や端正なピアノがクラシカルな色合いを加え、はち切れんばかりにハイテンションでありつつどこか洗練された気品の漂うスタイリッシュなサウンドを聴かせています。ずばり「クラシカルなクリムゾン」といえる傑作。


5.サムライ・オブ・プログ『刻の風』(KRC9006)

ジャパニーズ・アニメーション meets 幻想シンフォ絵巻。

フィンランドのプログレ・ファンジン『COLOSSUS』の編集者でもあるフィンランド在住のイタリア人を中心とする多国籍トリオ・グループ。7枚目のアルバムとなる19年作は、なんとスタジオ・ジブリの作品世界をモチーフにしたコンセプト・アルバム。優美で壮大なシンフォニック・ロックをベースにしつつ、隅々に親しみやすさと繊細なファンタジックさが散りばめられたサウンドを聴けば、思わずあの映画の情景が浮かんできてしまうはず!?日本人の琴線に触れる力作です。


6.ロスト・ワールド・バンド『天体直列』(KRC9007)

これが、ヴァイオリン・プログレ最高峰。

現ロシアを代表するプログレ・グループによる19年作6th。1曲目からアクセル全開!舞踏音楽を思わせるフレーズをスリリングに紡ぐ圧巻のヴァイオリンを中心に、パーカッシヴな打音も織り込んだダイナミックなリズム隊、しなやかな音色のフルートがスピーディーに駆け抜ける緻密にして猛烈にテクニカルなアンサンブルには、プログレ・ファンなら血沸き肉躍ること必至。現代屈指のヴァイオリン・プログレを聴かせる貫禄の傑作!


7.ムーンライズ『月下の旅人』(KRC9009)

幻想に満ちたポーランド産モダン・シンフォの傑作

マルチ奏者Kamil Konieczniakによるポーランドのシンフォ・プロジェクト、実に7年ぶりに届けられた19年作4th。持ち味だったひたすら泣きのフレーズを紡ぐギターと幻想のキーボードが織りなす叙情派シンフォ・スタイルはそのままに、プログラミング音響もセンス良く織り交ぜ、格段に洗練されたメロディアス・シンフォを聴かせています。現ポーランド随一と言える幻想美を堪能できる一作。


8.カルファゲン『ドラゴン・アイランド組曲』(KRC9010)

無限に広がるファンタジー。

ウクライナ出身、英国を拠点に活動するキーボーディストAntony Kaluginによるプロジェクト、19年10th。ずばりそのサウンドは「THE FLOWER KINGS + GRYPHON」!スケール大きくダイナミックな構成で描かれるシンフォニック・ロックに、民族エッセンス豊かな管弦楽器が色彩を加える、匂い立つように芳醇な演奏のなんと素晴らしいこと。これはシンフォ・ファンにはとにかく聴いていただきたい!


9.パサヘロ・ルミノーソ『くじらの心』(KRC9011)

芳醇な旋律あふれる南米ジャズ・ロックの名作

アルゼンチンはブエノスアイレス出身、2014年デビューの4人組ジャズ・ロック/フュージョン・グループによる17年作3rd。南米らしい甘美な陰影を持ったメロディを印象的に聴かせるサウンドが特色で、クールな佇まいのピアノやギターの中でカンタベリー・ロックを思わせる可憐なエレピが幻想的な聴き心地をもたらす、どこまでも芳醇でロマンティックなジャズ・ロックを展開。これは激レコメンド!


10.ヴィトラル『星々の神話』(KRC9012)

ロマンに満ちた正統シンフォニック・ロック!

ブラジリアン・シンフォの歴史に輝く83年の名盤で知られるBACAMARTEのフルート奏者や、90年代以降のブラジルを代表するシンフォ・バンドQUATERNA REQUIEMのドラマーらが結成したバンドによる17年デビュー作。フルートとギターがリードするCAMEL直系のメロディアスなシンフォニック・ロックに、BACAMARTEやQUATERNA REQUIEに通じるクラシック音楽/バロック音楽の典雅さ格調高さを加えた、構築性に富んだ壮大過ぎるサウンドがとにかく圧巻!南米シンフォのファンはもちろん、初期CAMELファンも是非。


11.キャスト『ヴィダ』(KRC9013)

GENESIS×RUSHの遺伝子を受け継ぐメキシコの至宝!

プログレ辺境の地!? メキシコが世界に誇るシンフォニック・プログレ! 1994年にデビューを果たし、2017年までに20枚ものアルバムをリリースしている中南米屈指のシンフォ・バンドCAST。19枚目となる本作『ヴィダ』では、近年のNEW TROLLS作品にも参加するイタリア人ヴァイオリニストが新加入。RUSHに通ずるハイトーン・ヴォーカルやテクニカルに躍動するバンド・サウンド、GENESIS影響下のリリシズムに、ピアノやヴァイオリンが醸し出す優雅なクラシカル・テイスト。三者が交わり重厚かつキャッチーに疾走するサウンドは、プログレ好きの心を満たすこと必至! 彼らの作品の中でもずばり最高傑作と呼べる一枚。


12.ケンティッシュ・スパイアーズ『密かなる企て』(KRC9014)

古き良き英国叙情に満ちた女性Voジャズ・ロック

紅一点の実力派ヴォーカリスト擁するイギリスのグループ、18年デビュー作に続く19年作2nd。ヴィンテージなオルガン、ふくよかなサックス……。CARAVANなど英国カンタベリー・ロックを思わせる、軽快かつどこか湿り気を帯びたバンド・アンサンブル。そこへ力強く厳かな女性ヴォーカルの歌声が響き渡るサウンドは、いかにもブリティッシュな気品と叙情性がたっぷり。トラディショナルな色合いのある格調高いアコースティック・パートも織り交ぜつつ、ドラマティックなメロディをじっくりと聴かせる味わい深い歌ものプログレを展開します。往年の英国ロック・ファンならば心に沁み入ること間違いなしの名品。


13.コテベル『宇宙論』(KRC9015)

知性と情熱を兼ね備えた現代スパニッシュ・シンフォの決定版!

共にクラシックを修めたキーボーディストの父娘を中心とするスペインの注目プログレ・バンドによる17年作7thアルバム。タイトル通り宇宙や文学をモチーフとした楽曲の数々を、変拍子を多用した端正かつテクニカルな演奏で隙無く聴かせる全編インストのシンフォニック・ロック作品。仄暗く凶暴に畳み掛けるアンサンブルはKING CRIMSONからの影響を確かに感じさせつつ、クラシカルな品格とラテン気質の熱情も持ち合わせたスタイルは彼らならでは。これぞプログレッシヴ・ロックと言うべき知性みなぎる傑作。


14.ミレニアム『ザ・ウェブ』(KRC9016)

PINK FLOYD~MARILLIONを継ぐ東欧シンフォの重鎮

今や世界屈指の勢いを見せる新世代ポーランド・プログレ・シーン、それを牽引するグループが99年に結成されたMILLENIUM。英国のMARILLIONやIQといったネオ・プログレに通ずる叙情美、そしてPINK FLOYDを彷彿とさせる空間的なサウンド・メイキングを軸としつつ、全てを包み込むような深い「翳り」は東欧ならではの持ち味。19年の本作では一時バンドを離れていた名ヴォーカリストが復帰し、全曲の作詞を担当。痛切でエモーショナルなギターや霧のように広がるシンセと共に、憂いを帯びた歌声が紡いでゆく深遠なコンセプト。これまで以上に聴き手の心を揺さぶる一枚です。


15.リシャルト・クラマルスキ・プロジェクト『ミスター・スクルージ』(KRC9017)

『クリスマス・キャロル』の物語を描く、心温まる叙情派シンフォ

現ポーランド・プログレの中核を担うグループMILLENIUMのキーボード奏者、リシャルト・クラマルスキによるリーダー・バンド。第3作目となる19年作ではディケンズの小説『クリスマス・キャロル』を題材に、PINK FLOYD影響下の雄大な広がりとCAMELに通じる優美さを併せ持った幻想的でドラマティックなシンフォニック・ロックを聴かせます。伸びやかな女性ヴォーカリストの歌声もフィーチャーした華麗で心温まるアンサンブルは、MILLENIUMでのシリアスなスタイルとはまた一味違った味わい。小説のストーリーに基づいた楽曲の数々が、聴き手に心地よい感動をもたらしてくれる名品です。

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