2012年6月8日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
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こんにちは、スタッフKです!
今回のカケレコ放送局は「ヘヴィ」な60-70sサイケデリック・サウンズをご紹介!
みなさまの日常生活にカオスな一コマを添えられたのなら、これ幸いです。
まずは…!ドアーズやヴァニラ・ファッジと並ぶ、オルガンを軸に展開するヘヴィ・サイケの代表格と言えば…?布教するために、ベスト盤を破格でお届けいたします!
アイアン・バタフライ~ヴァニラ・ファッジあたりが好きなら大推薦!饒舌なファズギターとオルガンがひたすらに引き倒しまくるアート・ロック4人衆!
苦悶の表情が目に浮かぶヴォーカル、すべてを憂鬱に溶かし込むハモンド。カリスマ性に劣るのは当然ながら、こと退廃感においてはジム・モリスン以上かも…
小学生「なあなあ、さっき橋の下で変なレコード拾ったんだけどさぁ、これからお前んち行って聴こうぜ!」…こういう粋なシチュエーションって、最近のキッズたちはないんだろな。エロ本もそうだけど。ぜひそのシチュエーションでコレ聴かせたい。
オルガンを軸にしたドラマティックな展開に震える、ヘヴィ・カタルシスなUSサイケの逸品!こちらも「レココレサイケ本」掲載のマスターピース!
ジェファーソン~、ストロベリー・アラーム・クロックらを手掛けたメンツによるUSヘヴィ・サイケ69年名作!とにかくラウドで色っぽいファズギターの応酬に、最初から最後まで痺れさせられっぱなし!
ソリッドな切れ味よりも、モワッとしたヘヴィネスが好きなのさ…。そんなアナタへ、13TH FLOOR ELEVATORSのプロデューサーが手掛けたファンキー&ブルージーなアメリカン・マイナー・ハード!
ヘヴィ・サイケの混沌にスワンプのアクを注入してグツグツ煮込んだようなサウンドは、むせかえるほどに強烈!ヘヴィ・サイケが好きで、キャプテン・ビーフハートも好きなら悶絶必至!?
旧友ニール・ヤングの活躍を、きっと指をくわえて見ていたのだろうな…。サイケ巡礼の旅を経て、故郷に戻ってきた男がスタジオに籠って作った、ストレンジ・ヘヴィ・サイケ!!
「なぜ売れなかったのか?」と首を傾げたくなる完成度!ハードリフから西海岸スタイルの掛け合いまで、華麗なツインギターが光る米国産サイケ・ハードの隠れ好盤!
シルヴァー・アップルズすら凌駕する、貪欲な実験/プログレッシヴ精神を凝縮した、サウダージ一切抜きのブラジリアン・サイケ。SF志向のヘヴィ・スペース・サイケな表題曲で、脳内ダム見事に決壊!!
さて、ここからは【ヘヴィ・サイケ三人衆】に絞ってご紹介!まずは・・・轟音ヘヴィ・サイケの夜明けを告げたブルー・チアーの68年デビュー作!2012年待望のMONO EDITIONで再発!!!
数居るジミヘン・フォロワーのなかで最高峰!SSW風のジャケットのイメージとは180度異なり、もうキレッキレ、すんごいアグレッシヴ、文句なしにカッコいい!!
「哀愁」と「ヘヴィネス」の鮮やかな対比がグッとくる、オハイオ産ヘヴィ・サイケ・トリオ。2010年にはカケレコチャートでも月間一位に輝いた傑作!
CREAM直系!アリゾナ出身のトリオ。硬質なトーンでザクザクと切り込むファズ、前のめりでアグレッシヴなリズム隊による塊のようなアンサンブル!
USのヘヴィ・サイケ・トリオと云えば、マイナーながらLA出身の、この人たちによる68年デビュー作も素晴らしいんです!
ここからは北米を離れて【ユーロ/辺境】へ……「これは面白い!LUCIFER’S FRIEND、NIGHT SUNほど完成されているわけではないけれど荒削りなところがまた面白い。TRIPという曲はASH RA TEMPEL並みのサイケデリック酩酊度」by じゃ、見ろクワイ(笑)さん
【裸のラリーズ新規再発盤】1980年、山口冨士夫在籍時に東京・国立マーズ・スタジオで録音されたセッション・テープ音源、1000組限定ドロップ!音質もグレイトです!
ジミヘンとサンタナのことが好きで好きでタマらないペルー人が作り上げた、南米ヘヴィ・サイケの傑作!
ラストは…風に吹かれて放浪しているような野趣&いなたさを内包した、ジミヘン影響下のメキシカン・ヘヴィ・サイケ!いざ、流離わん!
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