GTR140(GREEN TREE)
デジパック仕様。
QUATERMASSを手掛けたAnders Henrikssonプロデュース。繊細な空気を漂わせるアコースティックなパートから、唐突なリズム・チェンジでハードなパートへと雪崩れ込む瞬間のカッコ良さときたら!プログレッシヴな英ハード名品ですね。
71年にB&Cレーベルよりリリースされた唯一作。前のめりに疾走するアグレッシヴなリズム隊、エッジの立ったトーンでキレのあるフレーズを炸裂させるギター、熱気溢れるヴォーカルによるハード・ロック。繊細な空気を漂わせるアコースティックなパートから、唐突なリズム・チェンジでハードなパートへと雪崩れ込むなど、プログレッシヴと言える鮮やかな展開が聴き所。一枚で解散してしまったのが惜しまれる高水準な作品です。
英オルガン・ハード、サイケ色の濃い69年デビュー作
69年発表、ロック・シーンの流れを変えた歴史的デビュー作!
ささくれ立ったオルガン・サウンドがたまらないブリティッシュ・ハード・ロック/アート・ロックの逸品、70年唯一作
英オルガン・ハードの代表格、70年作
ジャケットはロジャー・ディーン、VERTIGOからリリースされた70年作、ユニークな曲進行が耳に残る個性派ブリティッシュ・ブルーズ・ハード
70年にVertigoレーベルよりリリースされた1st、次作と並び英国オルガン・ロックの傑作と言える一枚
クラシカルなヴァイオリン、フォーキーな女性ヴォーカルがダイナミックなロック・サウンドに同居、初期衝動が詰まった70年作1st!
VERTIGOレーベル発の70年1st、ピアノ/オルガン/メロトロン/ハープシコードを用いた絢爛なキーボードワークが冴えるクラシカル・ロック名盤!
ソウルフルでグルーヴィーな英シンガー、マイク・パトゥ率いるグループ、名手オリー・ハルソール在籍、70年デビュー作
キーボード・トリオ編成のハード・ロック・グループ、レインボーがカバーした「Black Sheep Of The Family」収録の70年作、オルガンの響きがこれぞブリティッシュ!
70年発表、元BULLDOG BREEDのKeith Cross(g)と元GUNのPeter Dunton(ds)を中心とするブルージーかつヘヴィな英プログレッシヴ・ロック、文句なしの大名盤!
EYES OF BLUEの後身、リリシズムいっぱいの極上英国ポップ!71年作
ELPというバンドを象徴する大作「Tarkus」収録、71年発表の大名盤2nd!
次作「ジェラルドの汚れなき世界」とともにバンドの代表作として名高い71年作4th
英アンダーグラウンド・ジャズ・ロック/ブルース・ロック、71年唯一作、傑作!
スティーヴ・ハウが加入、多彩なギターワークと複雑な楽曲構築性の導入によりYESサウンドを確立した71年3rd!
50周年連載企画<BACK TO THE 1971>第9回:71年4月に誕生した名盤たち!
今からちょうど50年前、1971年4月にはどんなロック名盤が誕生していたのでしょうか。特に重要な3作品+αをピックアップします!
有名所から知る人ぞ知るマイナーグループまで、世界各国のハード・ロック・テイストに溢れたプログレ作品を見てまいりたいと思います!
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これはパンクではないんでしょうか(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
全速力で走る車が、スピードを落とさず90度に曲がる。そんな場面展開に特徴があるのがジンハウスです。曲で印象に残るものではなく、ざくざくしたギターや切れ味あるリズムがやたら快感です。トリオです。ギター、ベース、ドラムズそれぞれ一級品の風格があります。これだけ実力あるメンバーを揃えながら、1枚きりで跡形もなく行方が途絶えているのもまた不思議。
ギターの話をすると、アクースティックとイレクトリックそれぞれカッティングで攻めてくる曲が多いのです。静かな曲だと思っていると、突然爆発的にギター弾き倒しになってしまったり、また一瞬で元に戻ったり。
ビートルズの「アンド・アイ・ラブ・ハー」を演奏しています。原曲のまったりした部分はみじんもありません。ざくざくしたカッコいいアレンジに変えられていて、ラテン風味あるハードロックになっております。只者ではないと思うんですよ。唯一の弱点が記憶に残るメロディを書けないところでしょうか。これで必殺の1曲があれば、とてもよい買い物になると思うんですが。
じめじめした梅雨時に、いらいたした気持ちを切り替えるのに最適かと思います。