SECONDHARVEST425(SECOND HARVEST) 【2007年発売CD】
デジパック仕様。
その名は、Zal Cleminson。マイナーなギタリストですが、ソリッドなリフ、鋭角に切れこむリードともセンス抜群なんです。彼のギターが冴え渡る英ハードの名作がこちら!
英国はグラスゴー出身。後にアレックス・ハーヴェイと出会い、センセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンドへと発展するグループ。71年作の2nd。デビュー作は、前半はアコースティカルに、後半はツェッペリンを意識したハードなサウンドを聴かせていましたが、この2ndは、そのハードな部分を推し進めたソリッドかつ鋭角なナンバーで占められています。ドラムにEdward Ted McKennaが加入。ベースのChris Glenとともに、鉄壁のリズム隊を構成(2人とも後にMSGで活躍)。ツェッペリンにも比肩するような重量級リズムを轟かせています。そして、何と言っても、ギターのZal Cleminson!コシのある豊かな歪むのトーンはこれぞブリティッシュでカッコ良すぎるし、タメの効いたリフ、前のめりのアグレッシヴなソロともに、本当にキレまくっています。クリームばりのブルース・ハードからツェッペリンの「コミュニケーション・ブレイクダン」を彷彿させるアグレッシヴなナンバーまで、圧倒的な音量とスピード感で畳みかける逸品。英国臭をぷんぷん振りまくスモーキーなヴォーカルと憂いあるメロディも特筆です。英ハード屈指の名作!
73年リリース、腰が抜けるほどに格好良すぎる英ハードの名作!
70年作、ごりごりと押しまくるギターリフがカッコ良すぎる、ブリティッシュ・ハードの名作!
2本のギターがブルージー&アグレッシヴなフレーズをぶつけあうハード&ソリッドなハード・ロック・バンド、71年唯一作
ストリングスやブラス・セクションをフィーチャー、ヘヴィかつ叙情性溢れるスケールの大きな英ハード・ロック、70年作
ハード&メロウで時にドラマティックなサウンドにグッときっぱなしな英ハードの逸品!74年作1st
エネルギッシュでブルージーなブリティッシュ・ハードの名作、74年作
若きグレン・ヒューズ在籍グループ、トリオらしいスピード感と切れ味+トリオとは思えない音圧と強靭なグルーヴ=最強!72年作!
ヘヴィかつ切れ味鋭い英アングラ・ハードの名作、70年作
66年発表、リアル・モッズの金字塔的1st!
「ハード・ロック・バンド」第二期パープルの幕開けを告げた70年作
70年作、ごりごりと押しまくるギターリフがカッコ良すぎる、ブリティッシュ・ハードの名作!
奇才ロイ・ウッド率いる英ポップ・バンド、70年2nd!
若きグレン・ヒューズ在籍のグループ、70年作2nd、HMの源流の一つとも評価されるスケール大きな名作!
70年リリースの1st
70年2月14日、THE WHO最盛期の瞬間を捉えたリーズ大学での名演!
元ANDROMEDAのミック・ホークスワースと元TUCKY BUZZARDのポール・フランシスを中心とするブリティッシュ・ハード・バンド、71年唯一作
70年代初頭とは思えない極左プレ・パンク・バンド、71年デビュー作
発売後すぐに回収となった幻のライヴ盤、ジミー・ペイジ弾きまくり!
<BACK TO THE 1971>第21回:71年8月に誕生した名盤たち!
今からちょうど50年前、1971年8月にはどんなロック名盤が誕生していたのでしょうか!?
カケレコスタッフの「日々是ロック」19/08/26:英国のいぶし銀ギタリスト作品を探求!
スタッフが様々なテーマに沿ってオススメ作品を取り上げ、世界のロックをカケハしていく「日々是ロック」。今回のテーマは『英国のいぶし銀ギタリスト』!
ニッチ&ディープな70'sロック/プログレ新品LPよりオススメ盤をピックアップ!
70年代のニッチ&ディープな新品LPがどどっと入荷しております!その中から、CDでも人気の高いタイトルをピックアップ。CDとのツーショットでLPならではのサイズ感も実感しつつご覧いただければ幸いです☆
TEAR GAS『PIGGY GO GETTER』 - 「MEET THE SONGS」
英国はグラスゴー出身で、後にアレックス・ハーヴェイと出会い、センセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンドへと発展するグループ。なんといっても、ザル・クレミンソンのいぶし銀ギターが特筆もの!
英いぶし銀バックバンド特集〜BRINSLEY SCHWARZやMIGHTY BABYなど
数多くの英SSWの名作を支えた、目立たないながらも愛すべき「いぶし銀バック・バンド」達にスポットを当てます。ちょっと渋いセレクションですが、この周辺に英ロックならではの旨味がたくさんつまっているんですよね。
その名は、ザル・クレミンソン。マイナーながら、パトゥのオリー・ハルソールやニュークリアスのクリス・スペディングに通じる、いぶし銀のギター名手。支えるリズム隊も強力でこの70年作、ずばり英ハード名作。
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危険なスコティッシュ・ハード(12 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
センセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンド(SAHB)の前身として知られるグラスゴーのバンドです。セカンド・アルバムにしてハードロック史に残る傑作とわたしは思っています。弱点ははっきりしていて、ボーカルの力量です。セカンド・ギターとボーカルを担当するデイヴィッド・バチェラーは、後年SAHBやナザレスのプロデューサーになるので、そちらが本分だったのかもしれません。しかし、バンドの音たるやブリティッシュ(スコティッシュ)ロックのユーザーが忘れることのできない迫力なのです。
リード・ギターのザル・クレミンスンは、硬質で、きな臭いリフを叩きつけてきます。時々ウェットなアルペジオを交えながらガシガシと攻められるようで、ギター好きユーザーは泣きたいような笑いたいような陶然とした気持ちになります。ザルは道化師の扮装をし続けたことでも有名なギタリスト。ベースにはクリス・グレン。ドラムズはテッド・マッケンナ。さらにキーボードでヒュー・マッケンナが参加していてオルガンもピアノも的確そのもの。けしてギターを邪魔しないいぶし銀の演奏です。
2 Love Story は7分もの演奏で、ブラック・サバスとバッジーがダブルで襲ってくるような重さを感じます。 4.Woman For Saleは、英国ハード・ファンが「これだ」と拳を握るような出だしです。強烈なリフで攻撃され続けて、体の揺れを抑えることができません。5. Im Glad の中間部もすさまじいです。ギター、ベースが誰にも遠慮せず暴れまくる様子はディープ・パープル全盛期を思い出します。7.Jailhouse Rock / All Shook Upはライブ録音です。 9.The Temptation Of St. Anthony は、SAHBのファーストで演奏されたハード曲で、アレックス・ハーヴェイが歌うライブです。グレン、マッケンナ、クレミンスンはこの当時最も危険な英国トリオだったのではないでしょうか。
このヘヴィなGr.のカッコよさはハンパじゃない!(7 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
真夏の暑さに私同様ぐったりしてるリスナーさん、必聴!
傑作です。1stはアコ感覚満載の英国曇天ロックで、コレはコレでかなり気に入っております。ついでに2ndもいってみよ〜と思ってオーダーしました。
今回は「英国ロックの深い森」の平野和祥さんのお言葉を拝借いたします。『ヘヴィでソリッドで、泣きに入ったときの迫力には鬼気迫るものあり。豪快なエレクトリック感覚の力押しは英国勢の中でも群を抜く』。私は知らなかったんですが、Gr.のクレミンスンって凄いんですね〜(Alexの時のもこんなだったか?)。それと前作とはDr.が代わっていて、Gr.、Bs.といっしょにALEX HARVEYでも活躍するEddie McKennaが参加。Key.はスペシャル・サンクス扱いですから、こんなことも怒涛のヘヴィ・ロックへの進化につながったんでしょうか。
6曲目、8曲目といった英国叙情てんこ盛りの佳曲にもグッときてしまいます。ヘヴィですが重金属じゃない、徹底した岩石!。気合い入れにお奨めします。
*ラストのライヴ曲はボー・トラでしょうか...?