ECLEC2046(ESOTERIC) 【2004年発売CD】
ボーナス・トラック2曲、デジタル・リマスター。
ゴングとハットフィールドの源流。ヒレッジのスペーシーなギターとスチュワートのジャジーなファズ・オルガンとの邂逅。スペース・ロック/カンタベリー・ロック両側から見て重要な作品ですね。
David Allenを中心に結成されたプログレッシブ・ロックを代表するバンドGONG。そのGONGを支えたギタリストであり、当時URIELを経たSteve Hillageが、THE CRAZY WORLD OF ARTHUR BROWNのメンバーと共に結成したグループの72年作。URIELやARZACHEL時代の盟友Dave Stewartをゲストに迎えたその内容は、後にHATFIELD AND THE NORTHで開花するDave Stewartの個性と言えるカンタベリー・ジャズ・ロック路線のアプローチに、Steve Hillageらしいスペース・サイケデリックな味付けが冴える作風であり、スペース・ロック、カンタベリーの両ジャンルから見ても重要作と言える、強烈な個性を放つ名盤となっています。
NATIONAL HEALTH/OF QUEUES AND CURES
HF&Nから発展したグループ、78年2nd、メロディアスにして芳醇なアンサンブルが素晴らしすぎる、カンタベリー・ジャズ・ロックの大名盤!
2,090円(税込2,299円)
T2/IT'LL ALL WORK OUT IN BOOMLAND
70年発表、元BULLDOG BREEDのKeith Cross(g)と元GUNのPeter Dunton(ds)を中心とするブルージーかつヘヴィな英プログレッシヴ・ロック、文句なしの大名盤!
3,790円(税込4,169円)
CARAVAN/FOR GIRLS WHO GROW PLUMP IN THE NIGHT
カンタベリー・ロックの代表格、管弦楽器の格調高い響きが印象的な73年5th、前々作の名盤『グレイとピンクの地』と並び人気の高い一枚
1,990円(税込2,189円)
サイケデリック・スペース・ロックの代表格、73年発表の傑作ライブ・アルバム!
73年発表、ロックの歴史に燦然と輝く世紀の名盤!
一大叙事詩REDIO GNOMEの最終章にして、プログレッシヴ・ロックの歴史に燦然と輝く大傑作!74年発表
サイケデリック・ロック史に燦然と輝く傑作ライヴ・アルバム、69年発表
日本を代表するプログレッシブ・ロック・バンド、ピンク・フロイドからの影響色濃い74年メジャー・デビュー作
JEFFERSON AIRPLANEに在籍したドラマーによるソロ73年唯一作、サイケやソウルやジャズが渾然一体となった心地よいノリを持った逸品
ケヴィン・エアーズの呼びかけに応え、英米ロック界指折りの曲者たちが集結した74年の歴史的コンサートを収録
「英国のジャニス」と評される女性シンガーCarol GrimesとPhil Miller、Steve Miller、Pip Pyle、Roy Babbington、Lol Coxhillらカンタベリー名士たちによる幻のグループ、70年作、Richard Sinclairも1曲で参加
Jean Luc Ponty、Robert Wyatt、Terje Rypdalなど参加のライヴ、超スリリングなジャズ・ロック!
75年の1stソロ、捻くれたポップ感覚がセンス抜群な傑作、ロキシーのメンバー他、J.ウェットン、E.ジョブソン、R.ワイアットなど多数参加!
マンザネラとイーノを中心に結成されたプロジェクト、76年リリースの傑作ライヴ・アルバム!
カケレコスタッフの日々是ロック3/23:知性と感性の融合、サイケ・プログレ・セレクション☆
スタッフが日替わりでオススメ作品をご紹介する「日々是ロック」。探求テーマは感性と知性が融合した「サイケ・プログレ」を探求します!
プログレ名画展「DECCAレーベルとDavid Anstey」
アルバム・ジャケットのデザイナーにスポットを当てていく特集「プログレ名画展」。今回は英国DECCAやその傘下のプログレ・レーベルDERAMで活躍したDavid Ansteyが手掛けた作品をご紹介します。
MEET THE SONGS 108回 KHAN『SPACE SHANTY』
カンタベリーの名盤として愛される、KHANの72年唯一作『SPACE SHANTY』をピックアップ!サウンドを一言で表すなら、「サイケデリック・ロック」と「カンタベリー・ミュージック」とを柔らかなグラデーションでつなぐ橋渡し。
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ヒレッジとデイブ・スチュワートの仲の良さがわかります(9 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
初めて聴く人は、この作品のわかり易さに驚くのではないかと思います。「プログレ」によく出てくる激しいソロの応酬とか、予想もつかない展開…とかは出てきません。人肌の温度を感じるような、柔らかいサイケデリック・ポップスです。しかも組曲形式なのに飽きさせない工夫があり、いつの間にか一枚を聴き通してしまうでしょう。
スティーブ・ヒレッジとデイブ・スチュワートは、このプロジェクトを続ける意志があった、とライナーには書いてあります。クレジットではデイブ・スチュワートは、エッグからのゲスト・ミュージシャン。しかしこの作品参加のあと、活動継続のためにエッグを解散させているのです。結局、「アンチ・コマーシャル」だとデラムから契約を打ち切られるわけですが、…気の毒な話ですね。スティーブ・ヒレッジは、この作品が認められて、このあとゴングに加入。デイブ・スチュワートは、ハットフィールド&ザ・ノースで、ジャズ的なアプローチを展開することになります。
このふたりの共演は、ヒレッジのソロ「FishRising」で再度実現します。興味のある方はそちらもどうぞ。
堂々とした確かなサウンド(1 拍手)
akagiさん レビューをすべて見る
カーンというと、”モンゴリアン・チョップ”の”キラー・カーン”を思い起こすのは自分だけだろうか?
全編堂々としたサウンドだ。
その安定感に支えられ格調の高いアルバムに仕上がっている。
しかし、この頃の再発ラッシュは如何に?
SHM−CDが誕生したからだけなのか?
そんなに画期的な代物なんだろうか?
世間にも問うてみたい疑問である。