ECLEC2130(ESOTERIC) 【2009年発売CD】
デジタル・リマスター。
今作はハットフィールド meets ヘンリー・カウ。知的で複雑なアンサンブルは前作以上に強度を増しつつ、メロディアスで多彩なサウンドを聴かせてくれる、カンタベリー・ミュージックの最終到達点とも言える傑作です。
Alan GowenとNeil Murrayが脱退し、元HENRY COWの奇才John Greaves(b)が参加した78年作2nd。Dave Stewart、Phil Miller、Pip Pyleとの4人編成になってまとまりが増したせいか、アンサンブルの強度はグッと増した印象。めまぐるしく切り替わるダイナミックな展開の中、一糸乱れぬ正確さで一気に駆け抜け、聴き手を置き去りにします。呆気にとられるほどのスピードとエネルギー。圧倒的なテンション!ジャズ・ロックのファンもアヴァン・ロックのファンも、またまたクリムゾンのファンも、知的でエネルギッシュなサウンドを好む方は大必聴の傑作。
NATIONAL HEALTH/NATIONAL HEALTH
カンタベリー・シーンの重要グループHATFIELD AND THE NORTHとGILGAMESHの中心メンバーが結成したジャズ・ロックバンド、78年作1st
2,090円(税込2,299円)
HATFIELD & THE NORTH/HATFIELD AND THE NORTH
カンタベリー・ジャズ・ロックの最高峰バンドによる74年1st、Robert WyattやHENRY COWのJeff Reighも参加
1,790円(税込1,969円)
Steve Hillage&Dave Stewartを中心とするグループ、71年唯一作、英国らしい叙情性に富んだカンタベリー・ロック名作
2,090円(税込2,299円)
プログレという大海を目の前にして途方に暮れているそこのあなた!富山県魚津市にお住まいの宮崎純一様より、最初に聞くべきプログレ名盤のレビューを英国のアーティストから選んで頂きましたので紹介致します。
MEET THE SONGS 第97回 NATIONAL HEALTH『NATIONAL HEALTH』
NATIONAL HEALTHの77年デビュー作でカンタベリー・ミュージックの名盤『NATIONAL HEALTH』をピックアップ!
MEET THE SONGS 第89回 ギルガメッシュ『ギルガメッシュ』
ギルガメッシュの75年デビュー作でカンタベリー・ミュージックの名盤『ギルガメッシュ』をピックアップ
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干スレあり
レーベル管理上、ジャケに若干折れがある場合がございます。ご了承下さい。
ハットフィールド&ザ・ノース meets ギルガメッシュ!カンタベリーを代表するKey奏者でありコンポーザーの2人、デイヴ・スチュワートとアラン・ガウエンの才能が織り成すサウンドは、まさにカンタベリー・ミュージックの集大成。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ スレあり
ハットフィールド&ザ・ノース meets ギルガメッシュ!カンタベリーを代表するKey奏者でありコンポーザーの2人、デイヴ・スチュワートとアラン・ガウエンの才能が織り成すサウンドは、まさにカンタベリー・ミュージックの集大成。
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、解説にシミあり
今作はハットフィールド meets ヘンリー・カウ。知的で複雑なアンサンブルは前作以上に強度を増しつつ、メロディアスで多彩なサウンドを聴かせてくれる、カンタベリー・ミュージックの最終到達点とも言える傑作です。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
今作はハットフィールド meets ヘンリー・カウ。知的で複雑なアンサンブルは前作以上に強度を増しつつ、メロディアスで多彩なサウンドを聴かせてくれる、カンタベリー・ミュージックの最終到達点とも言える傑作です。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 黄ばみあり、ケースにスレあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
ビル・ブルフォードが一時期在籍していたことは知っていても、その音源を聴いたことがある方は多くないかも。この編集盤で聴けますよ〜☆
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり、帯中央部分に色褪せあり
ビル・ブルフォードが一時期在籍していたことは知っていても、その音源を聴いたことがある方は多くないかも。この編集盤で聴けますよ〜☆
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
ビル・ブルフォードが一時期在籍していたことは知っていても、その音源を聴いたことがある方は多くないかも。この編集盤で聴けますよ〜☆
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自由でクール(5 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
「クール」という言葉につきるのだろうな、と思います。70年代後半、英国ロックにとってパンク出現という激動の時期に、これだけ「わが道をいく」作品を制作した勇気を称えたくなります。いわゆるジャズの魅力はインプロビゼーションのスリルだと思うのですけれど、彼らは全く異なるジャズの姿を提示しています。複雑な曲構成、奇怪なリズムの中を、ギターやオルガンがソロを交代しながら、ゆるやかに曲想が展開していきます。リフレインは必要最小限。油断していると、あっという間に違う曲になっています。変幻自在とはこのことです。
水先案内役はキーボードのデイブ・スチュワート。ユーモアを交えて、けして悲壮にも深刻にもならずに進んでいきます。ギターのフィル・ミラーは英国ジャズロックの生き証人とも言っていい人物。彼のブリブリとした粒立ちのはっきりしたギターは、一度聞くと脳に刷り込まれてしまう魅力があります。
ここがカンタベリーロックの到達点でしょうか(4 拍手)
Durangoさん レビューをすべて見る
精密機械を思わせるカッチリまとまったアンサンブル、ブリティッシュの薫りをふんだんに含む音使い、演奏一つ一つに滲み出る豊饒な歌心と、カンタベリーロックの美点がこれでもかと凝縮された一枚。これを聴いて私はHATFIELDさえここに至る通過点だったのだなぁと思いました。ただし通過点とは言っても、少なからずアブストラクトなニュアンスを含むHATFIELDよりも、ストレートでなおかつクール、真正面からジャズロックやってるNATIONAL HEALTHのほうが私の好みには合っていただけの話です。多分。
てか、カンタベリー勢って本当に駄作らしい駄作を一切出しません。優れた音楽家を多く輩出する地域って世界にいくつかあると言われていますよね。音楽的センスと地域性がどのように結びついているのかわかりませんが、カンタベリーについてはその方向性がジャズロックに特化しているというのが独特で面白い所であります。あるジャンルの発祥地やレーベルの本拠地とか言うのではなく、何と言いますか、地域コミュニティーというローカルな繋がりの中で発展したことがカギなんでしょうね。
あと優れたミュージシャンは自然と他の優れたミュージシャンを呼び寄せると言いますが、そういうこともここでは多くあったんだろうなって思えます。現にカンタベリー出身でなくともカンタベリー派に属している人もけっこういるでしょうし。いやーやはりカンタベリーは奥が深い!面白い!