ER42110(ESTRELLA ROCKERA)
デジタル・リマスター。
女性ヴォーカル英ロック最果の一枚と言える!? 唾吐きフルートも入って、これぞブリティッシュなコクいっぱい!
70年リリースの唯一作。唾吐きフルートを中心に終始畳み掛けるアンサンブルと、紅一点LINDA ROTHWELLによる線は細いながらアグレッシヴなヴォーカルが印象的なブリティッシュ・ロック・グループ。スピーディーな楽曲でも、どこか気だるさが感じられところはいかにも70's英ロック。
DUFFY/JUST IN CASE YOU'RE INTERESTED...
哀愁溢れるブリティッシュ・ロックの好グループ、72年作の1st、HUMBLE PIEのファンなら間違いなし!
2390円(+税)
イアン・アンダーソンが全権を握った1969年発表の第2作
エッジの立ったバカテクギター&変てこヨーデル風スキャットが炸裂する怪曲「HOCUS POCUS」収録、71年2nd
72年作2nd、VDGGに通じるダークかつドラマティックな英プログレ名盤
伊ヘヴィ・シンフォニック・ロックを代表する傑作、73年リリース
ブルース色の濃い異色のイタリアン・ロック・バンド、72年作
イタリアン・プログレ黎明期の名盤、71年作1st
ヴァイオリンやフルートをフィーチャーした「スペインのクリムゾン」とも云われるヘヴィ・プログレ・グループ、78年リリースの1st
VERTIGOレーベルよりデビューした英オルガン・ロックを代表するグループ、70年唯一作
クラシカルなヴァイオリン、フォーキーな女性ヴォーカルがダイナミックなロック・サウンドに同居、初期衝動が詰まった70年作1st!
エルキー・ブルックス在籍、VINEGAR JOEの前身バンド、粘っこいブルース・ロックがいなたさ抜群の傑作70年作!
紅一点ヴォーカルAnna Meekを擁するブルージー&プログレッシヴなブリティッシュ・ロック、72年作
カケレコスタッフの日々是ロック:春らしく、フルートが印象的なアルバムを探求します☆
最近入荷したCD、売れ筋CDの中からスタッフおすすめの作品をピックアップするコーナー「日々是ロック」。カケレコが厳選して入荷している世界のロック/プログレの新品CDを通して、魅惑の音楽探求をお楽しみください☆
AFFINITY好きにおすすめの、女性ヴォーカル炸裂するジャジーな作品をセレクト。
AFFINITYに通ずる、妖艶かつアグレッシヴな女性ヴォーカルをフィーチャーしたロック作品をご紹介してまいります!
エモーショナルなブルース・ロック&ハード・ロックの女性ヴォーカリスト選!
ブルース・ロックやハード・ロックは男性ヴォーカリストのイメージも強いですが…。男顔負けのソウルフル&エモーショナルな歌声を聴かせてくれる女性ヴォーカリストたちをピックアップ!
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聴くほどに深みにはまる無国籍ヘビーロック(9 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ゴリアテ、ゴライアスというバンドはいくつかあって、これは70年英国のゴライアス。正体のよくわからないバンドを「オブスキュア」と形容するようですが、まさにオブスキュアな一枚です。シンプルなヘビーロックではありません。女性ボーカルのリンダ・ロズウェルとフルートに特徴ある音で、ジェスロ・タルのリード・ボーカルをキャロル・グライムズにしたイメージでしょうか。上手いボーカルというより、ジャズ・テイストに曲をくだくことが上手な存在感ある歌い手です。裏ジャケに彼女の写真(とメンバーの写真)があります。ギャングが裏路地に逃げ込んだような印象のものです。彼女のベルトを見ると、これはガン・ベルトなのではないですか。しかも弾丸つきの。
曲をリードしていくのはベースで、細かく叩くドラムズもなかなか雰囲気あります。ボサノヴァのクールさや地中海音楽の多国籍ぶりを兼ね備えた曲があって、これはかっこいいです。ちょくちょく唾吐きフルートやサックスが乱入してくるタイミングもスリルあります。しかし渋くてお洒落ですね。この魅力を70年頃の英国ユーザーはわかったのでしょうか。いや、受け入れらなかったからこの知名度に甘んじているわけですが。リンダ嬢はこのアルバムの直後芸能界をリタイアしたようですし、メンバーも足跡を残していません。英国の70年は本当にすごいポテンシャルです。