カケレコCD棚よりメロディアスなデトロイト産ロック作品をピックアップ

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MC5にSTOOGES、FRIJID PINK…デトロイトといえば、荒々しいヘヴィなサウンドをイメージしますが、今日はメロディアスなデトロイト産ロック作品をピックアップしてまいりましょう。

MICHAEL QUATRO/『IN COLLABORATION WITH THE GODS』

スージー・クアトロの兄であり、若き日はデトロイト・シンフォニー・オーケストラでピアノも弾いたという経歴を持つ名キーボード奏者、75年作の3rd。クラシカルなキーボード・プログレのファンは間違いなく気に入る逸品です！

SUNDAY FUNNIES/『SUNDAY FUNNIES』

デトロイト出身のオルガン・ロック・グループ、モータウンの傘下レーベルからリリースされた71年1st。グルーヴィーなR&Bロックで幕開けますが、2曲目からは叙情的なオルガン/ピアノ・ロックが美しくグッとくる作品です。初期ストーンズでお馴染みのアンドリュー・オールダムのプロデュース。

SRC/『MILESTONES』

STOOGES、MC5、AMBOY DUKESとともにデトロイトの重要ヘヴィ・サイケ・バンドとされるSRCの69年2nd。
デトロイトのサイケ・バンドらしくつんざくようなファズ・ギターもありつつ、英国のバンドの影響が色濃いポップさが持ち味です。

FROST/『ROCK AND ROLL MUSIC』

メジャーな成功には恵まれなかったものの、ミシガン州では大変人気が高かったバンドの70年作2nd。後にアリス・クーパーやルー・リードとの仕事で知られるDick Wagnerが在籍していたことで知られていますね。ハードな中にもキャッチーな歌心あるソングライティングが魅力的。

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