2019年10月4日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
キリスト教の信仰をテーマにしたフォーク・ミュージック「クリスチャン・フォーク」を特集いたしましょう。
何か荘厳で小難しい音楽も想像してしまいますが、そんなことは全然なく、ピュアなメロディやハーモニーが特徴のポップな愛すべき作品ばかり。
敬虔な信仰心とフォーク&ロックとの豊かな出会い。
どうぞお楽しみください。
英国北東部はレスターシャー出身の男女3人ずつの6人組クリスチャン・フォーク・グループ。76年のデビュー作。
3人の女性ヴォーカルはどの女の子も声が美しいし、男性も混じっての混声ハーモニーも最高だし、瑞々しさと透明感があって心洗われます。
次からはアメリカの作品です。
米クリスチャン・フォーク・ロックの名作として人気のアルバム。
ジャケは爽やかだし、ヴォーカルの女の子も清楚な感じなのに、この曲なんか、サイケ&ブルージーなタメが効いてて、実にクール!
心地よいリズムのパーカッション、流れるようなアコギとリラックスしたボーカル。明るい光が見えるようなサウンドです。
68年結成、男女3人ずつからなるクリスチャン・サイケ・フォーク・グループ、70年唯一作。
美麗な女性ボーカルがゆったりと響く楽曲あり、ドスの効いた男性Voとヒステリックに声を張る女性Voが掛け合う圧倒的テンションのフォーク・ロックありのB級サイケ・フォークです。
オレゴンのクリスチャン・フォーク・ロック・トリオ、75年に自主制作された唯一作。
な、な、なんだ、この曲の良さ、ヴォーカルのピュアさ、そして、リードギターの歌心!
自主制作ながら驚くべきクオリティ。
この無垢なメロディとハーモニーは、イギリスのヘロンを彷彿させますね。素晴らしい!
いかがでしたか?
みなさまにとってぴったりの一枚が見つかれば幸いです。
74年にリリースされながらほとんど流通せずに幻となった英国フォークの激レア・アイテム。男女ヴォーカルによる美しいヴォーカル&ハーモニーと叙情的なメロディー、そしてそのバックで鳴り響く幽玄なメロトロン。トラッド色はほとんど無く、泣き、泣き、泣きのメロディー&フレーズで構成された幻想的なサウンドに終始夢見心地の名作。
78年にリリースされた米ミネソタ産プライヴェート・フォーク。爽やかに鳴らされるアルペジオ、ジェントルで清涼感のある男性ヴォーカル、深みのあるコーラス・ワークに流れるようなパーカッション・・・。まるでジャケの水辺のように透明感溢れるアンサンブルにこの上なく心癒されます。時にはカントリー調の伸びやかなエレキやマンドリンをフィーチャーしつつ、土臭さはなく常にどこか神秘性を湛えているのが素敵だなあ、と思ったらクリスチャン・フォークとのことで、なるほど納得。優しく清廉さ溢れるサウンドが美しい、完成度の高い逸品です。
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