2011年9月30日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
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「皆さん、こんばんは!」
カケレコくん「本日は遅い時間ですが、週末の夜の、【こちら、カケレコ放送局!】
今日は、皆さんに知られざるフィンランド・プログレッシヴ新鋭バンドをご紹介したいと思います!」
カケレコくん「それではまず、僕から!躍動感みなぎる、フィンランド・ジャズ・ロック/フュージョン・プロジェクト、TOWER OF POWERのメンバーが参加したファンキーでエネルギッシュな07年作です〜!」
カケレコくん「ダイナミックにビートを刻む、センスの良いクロスオーヴァー・サウンドに、タイトなホーン・セクション、ビシバシと決まるリズム・セクション、この完成度の高さは何だ!?と思ったら、それもそのはず。米ジャズ/フュージョン・ドラマーの重鎮、Billy Cobhamが参加なんです。TOWER OF POWERのメンバーによるファンクネスたっぷりのサウンドも、グイグイッと聴き手をハイなテンションに引き込みます!」
カケレコくん「それではここで、Billy Cobhamさんの第1次マハヴィシュヌ・オーケストラのドラマー時、マハヴィシュヌ脱退直前の1973年に発表したファースト・ソロも聴いてみましょう〜!」
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芹沢さん「やあ、カケレコくん、お待たせ!ふむふむ、今夜はフィンランドの新鋭プログレを紹介か…。それでは、僕はこれかな?」
芹沢さん「フィンランド発スペーシー・ネオ・サイケ新鋭、疾走するフュージョン感溢れる作品だよ!浮遊感溢れるシンセ、エフェクト・ギターによるダンサンブルなシーケンサー・サウンドと、サイケデリックで畳み掛けるようなバンド・アンサンブルが眩しい、人力スペーシー・サイケ・ジャムだね。流れるような曲展開は、テクニカルなフュージョン・バンド顔負けの表現力。打ち込み系クラウト・ロック・ファン~スペーシー・サイケ・プログレのファンの方にまで、大推薦だよ!」
カケレコくん「う〜ん!目くるめく旋回するスペース・ロックの世界が、眼前に拡がって行きますね!」
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カケミちゃん「カケレコくん、お待たせ!あたしが最近アイポッドで良く聴いてるのは、このアルバムなんだっ!」
カケミちゃん「流麗でジャジーなコード進行と、ハードでアグレッシヴ・サウンド、ちょっとQUEENみたい?な演劇的男性ヴォーカルも個性的なの!」
カケレコくん「へえ〜!カッコイイね!後期WIGWAMを彷彿とさせる透明感のあるサウンドだし!70年代北欧プログの持つ、屈折したメロディ・センスを受け継いでる感じもするね〜!」
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HUURO KOLKKO ALAMAAILMAN VASARAT
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八重樫さん「みんな、お待たせフーン!僕チンさっき、僕チンのエリンギ型ケータイを途中でジャズ・ロック底なし沼に落としちゃって。必死で探してたら遅くなったんだフーン!」
八重樫さん「さてさて、今日の僕チンのオススメは、フィンランドの変態チェンバー・ロック・バンドだフーン!この国を代表するチェンバー・ロック集団HOYRY-KONEのメンバーが中心となり、97年に結成されたバンドの09年4thアルバムだフーン。ホーン・セクションにダブル・チェロ、キーボード、ドラムという特異な編成が特徴のバンドなんだけど、その音楽性はZEUHL系の肉感的なアヴァンギャルド性を感じさせるフーン!加えてラジカル・トラッドのメロディアスさやバルカンロックのエスノ・フレーバーも貪欲に取り込んだ、まさに唯一無二の作品なんだフッフーン!」
カケレコくん「う〜ん!なんか変だけど、カッコイイ〜!KING CRIMSON/MAGMA系の暴力性と、管弦セクションや足踏みオルガンの音響的な退廃感とのバランスが絶妙な感じですね〜!(う、や、八重樫さん、ジャズ・ロック底なし沼のヘドロで臭い…!)」
カケミちゃん「八重樫さん!今日、いつにも増して加齢臭キツイですよ!ちゃんとお風呂入ってから来て下さい!(プンプンッ)」
八重樫さん「(ガーン!!)カ、カケミちゃん!誤解だフーン!これは、ジャズ・ロック底なし沼の匂いだフーン!加齢臭じゃないフーーン(涙)!」
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