2011年8月23日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
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おはようございます、カケレコです。
曇り空のここ寄居町。ここ2〜3日は涼しくて過ごしやすいです。でも、なんとなく夏の終わりも感じて、ちょっと寂しい気もいたしますね。
そんなノスタルジックな気分の中、英フォークのTUDOR LODGEを聴いています。
高校生の頃にブリティッシュ・ロック集成を読んでいて、英フォークってのは踏み入れてはいけない聖域といいますか、修行僧のように正座して聴くような難儀な音楽とばかり思っていました。
これを聴いた時は、あまりの麗しさと清涼感にびっくり。
英フォークの女性シンガーに使われる「フィメール」という呼称は、どこか神秘的な響きで好きですか、この作品はまさにフィメール・フォークの名作ですね。
英国フォークを代表する傑作
イギリスのテューダー朝からその名を取った英国トラッド・フォークの名バンドの71年作。SPIROGYRA、MELLOW CANDLEと並んで英国トラッド・フォークの「三種の神器」と言われる本作は、メロディーラインの良さで聴かせるフォーク作となっており、アコースティック・ギターなどを基本にフルートやストリングスの彩りも美しい傑作です。また女性ボーカルAnn Steuartはアメリカ人であり、その資質もあってか英国ロックの重さや英国トラッド・フォークの個性である翳りはさほど感じられず、むしろアメリカらしい澄みきった音像と爽やかな世界観を見せるのが個性的です。
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