哀愁のブリティッシュ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!
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イギリスはジャージー島で結成され陰影溢れるブリティッシュ・ロック名盤の72年唯一作を残したPARLOUR BAND。彼らがドラマー変更に伴いバンド名を"A BAND CALLED O"と改め制作した74年作。英国叙情が匂い立つようなリリカルな作風だったPARLOUR BANDから一転、ファンク・テイストを大胆に取り入れたグルーヴィ―かつゴキゲンなロック・チューンが並びます。前任者よりソリッドで勢いのあるドラミングを土台に、ワウを効果的に用いたエッジの立ったカッティングが印象的なギターと、その合間を縫うようにエレピ&クラヴィネットでクールに音を刻むキーボード、そしてS.マリオット彷彿のR&Bなコクを含んだヴォーカルらがタイトにアンサンブルを組上げており、職人的ともいえる隙のない演奏は見事です。マリオットっぽいヴォーカルが映えるHUMBLE PIEカバー「RED LIGHT MAMA RED HOT!」を皮切りにファンキーなアレンジが中心ですが、華やかなコーラスワークが彩るCAPABILITY BROWNの後進KRAZY KATやROCOCOあたりに通じるモダン・ポップ、終盤に現れる前身PARLOUR BAND直系の憂いを帯びたブリティッシュ・ロックなども大いに聴き所となっています。R&B/ファンク・テイストあるロック・サウンドがお好みの方はもちろん、上記モダン・ポップ・ファンにもオススメしたい、高品質なブリティッシュ・ロックの逸品!
イギリス領ジャージー島にて結成され陰影溢れるブリティッシュ・ロック名盤の72年唯一作を残したPARLOUR BANDが、ドラマー変更に伴いバンド名を"A Band Called O"と変更。74年デビュー作に続く75年の2ndアルバム。基本的には前作と路線を同じくするファンク・テイスト濃厚なサウンドを楽しませてくれます。緩急に富んだプレイをタイトに決めるリズム隊を土台に、キレのあるカッティングが持ち味のギター、洒脱なエレピ、芳醇に湧き上がるオルガン、S.マリオットを低音寄りに聴き易くしたようなヴォーカルらが、一糸乱れぬアンサンブルで駆け抜けるスタイルは揺るぎなし。また前作でも発揮されていたモダン・ポップ〜AOR的な洗練されたセンスも随所で顔を出していて、SMOKIEあたりの渋いところを意識したような哀愁モダン・ポップ、SAD CAFE風のスリリングな演奏が聴きもののプログレ風AORナンバー、さらに終盤にはGREASE BANDばりの旨味たっぷりなブリティッシュ・スワンプも飛び出して、その多彩さには舌を巻くこと必至。前作が気に入ったなら、本作もまず間違いなし!
ギター/ヴォーカルのAndy Arthursを中心とする英ポップ・ロック・グループ、75年の唯一作。冒頭ミステリアスな讃美歌で幕を開けたかと思うと、いきなり女性の叫び声が荘厳な雰囲気を突き破り、POLOTのように伸びやかなポップ・ロックへとなだれ込んでいく1〜2曲目の時点でマジカル!コシのある太いギターとコロコロと愛らしいキーボードのコンビが駆け抜ける、PILOTやELOばりのビートリッシュなポップ・ロックが痛快です。その合間に鳴らされる、アコギと柔らかい管楽器の音色が素敵なフォーク・ロック調もまた絶品。また多彩に変化するコーラスワークにも注目で、QUEENばりのオペラチックな多声コーラスから涼風のように爽やかなウエストコースト調まで、ここぞというパートでサウンドを盛り上げていてGOOD。これは70年代大英帝国ポップの隠れ名品!
VSCD5948(BIGPINK698)(BIG PINK)
紙ジャケット仕様、定価2700+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
元ウォーム・ダストのポール・キャラック、元アクション〜マイティ・ベイビーのバム・キングらによる5人組のファースト。英国人によるアメリカ西海岸サウンドへの憧れを露にした1枚で、シングル・カットされた「ハウ・ロング」は全米チャートで3位となる大ヒットを記録!
定価2800
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無、盤に曇りあり、ケースツメ跡あり、軽微な折れあり
John Entwistleのソロ作への参加、そしてブリティッシュ・スワンプ名作を残したデュオRO ROの片割れとして活動したギタリスト/ヴォーカリストによる77年作。元WARHORSEのkey奏者Frank Wilsonや元BABE RUTHのドラマーEd Spevockらが参加、プロデュースは敏腕Tony Viscontiが担当しています。とにかく1曲目のタイトルナンバー「Are You Free On Saturday?」が最高!エッジの効いたギターのイントロにリムショットを連打しながらなだれ込むドラムス。それを合図に各楽器が一体感抜群に疾走を始める導入からゾクゾクします。満を持して歌い出すAlan Rossのヴォーカルは、WISHBONE ASHのAndy Powellを彷彿させる哀愁を秘めたハイトーンが魅力。抜けの良いコーラスワークを伴って力強く歌い上げます。ブルージーでソリッドなアンサンブルにポップな浮遊感を散りばめるカラフルなシンセワークも印象的です。STRIDERやWISHBONE ASHを思わせるタイトなハード・ロックからウエストコースト風の爽やかで心地よいサウンドへと変化する構成が見事なOPナンバーに惹き込まれます。同時期のWISHBONE ASHによる作品『NEW ENGLAND』あたりがお好きなら、本作の哀愁ハード・ロック・サウンドは堪らないはず。これはレイト70sブリティッシュ・ハードの隠れ逸品です。
John Entwistleのソロ作への参加、そして英スワンプ名作を残したデュオRO ROの片割れとして活動したギター/ヴォーカルによるリーダーバンド、78年作。バンドメンバーには、前年のソロ作にも参加した元BABE RUTHのドラマーEd Spevock、元PARLOUR BAND〜A BAND CALLED O〜O BANDのギタリストCraig Andersら腕利きが揃います。WISHBONE ASH彷彿のキャッチーなハード・ロック・サウンドだった前年ソロ作を受け継ぎつつ、よりウエスト・コースト・ロックやファンクの要素を強めた米憧憬スタイルを追求。Craig Andersの参加もあってか、O BANDの作品かと思ってしまうほどに彼らと近い音楽性を披露します。タイトで安定感抜群のリズム・セクションに、転がるようなタッチのゴキゲンなピアノが踊り込み、Craig Anderお得意のコクのあるスライドを交えた職人肌のギターが炸裂。ノリの良い演奏で快走しているようでいて、実際はラフさのないカッチリまとまったアンサンブルを聴かせているところはまさにO BANDに通じるところです。そして極めつけはAlan Rossの歌声。抜けの良いハイトーン寄りのヴォーカルはハード・ロック・ナンバーで抜群に映えるのは勿論ですが、ウエストコースト/カントリー・ロック風ナンバーでの低めに抑えた乾いた歌声がまた芳醇で素晴らしいです。これは米憧憬のキャッチーなブリティッシュ・ロックとして間違いなく一級品。O BANDが気に入られた方は是非こちらも!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
スレあり、側面部に若干色褪せあり
60〜70年代にはビート・バンドAMEN CORNERやプログレ・バンドFAIRWEATHERを率い、以降はクラプトンやロジャー・ウォーターズのツアーサポートでも活躍するSSW/ギタリスト、80年作。パブ・ロックと屈託ないポップ・センスが結びついたようなサウンドは、まるでDr.FEELGOODとロイ・ウッドが共演したような感じ。ポップなメロディを際立たせる、楽しげに弾むリズム隊、レイドバックした緩やかなギター・バッキング、歌うように饒舌なブラスが絡み合う、パブ・ロッキンな軽快さと旨味が乗った演奏が堪りません。相変わらず何とも垢ぬけないハイトーン・ヴォーカルも特徴で、力を込めて歌っても妙にヘロヘロしてしまうこの決まらなさがかえって愛すべき度を高めています。曲によってスカっぽいリズムを取り入れてみたり、ニューオーリンズ・スタイルのピアノがゴキゲンに跳ねたりと、北米〜カリブの陽気なサウンドを散りばめるセンスも抜群。とにかくノリが良く楽しげなサウンドが魅力的な好盤。パブ・ロックやモダン・ポップのファンなら是非。
ゾンビーズのリーダー、ロッド・アージェントがグループ解散後にラス・バラードらと結成したグループ。今作はラス・バラード(Vo/G)、ロッド・アージェント(Key/Vo)、ジム・ロッドフォード(B)、ボブ・ヘンリット(Ds)からなるアージェントのセカンド。 ジャズ・ロック寄りの実験的なプレイを繰り広げるロッドの嗜好が前面に出たアルバムであり、アージェントの全作品中、もっとも前衛的であり、プログレッシヴ・ロック・ファンに受け入れられる内容といえる。1971年発表。
ボーナス・トラック1曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ゾンビーズのリーダー、ロッド・アージェントがグループ解散後にラス・バラードらと結成したグループ。今作はロッド・アージェント、ラス・バラードでほぼ半々のナンバーを分け合った通算5作目。アージェントの一員としてのラスにとっては本作が最後のスタジオ・アルバムとなってしまった。ラスによる美しいナンバー「ラヴ」をはじめ、いずれも秀逸な作品ばかり。しかしながらポップでキャッチーな方向を目指すラスと、より冒険的なプログレ・サウンドを目指すロッドとの乖離が見て取れるのも事実。1974年発表。
廃盤、紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、定価1800+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
ZOMBIESのキーボーディスト/コンポーザーとして活躍した才人Rod ArgentがRuss Ballardらと結成したグループ。Russ Ballard脱退後の2作目にして最終作となった75年の7thアルバム。10ccかと思う程のひねりの効いたモダン・ポップ・テイストと、タイトに攻めるテクニカルなアンサンブルの組み合わせが気持ちいい、極上のブリティッシュ・ロックを聴かせてくれます。注目が一部楽曲におけるPhil Collinsの参加。2曲目や5曲目がおそらく彼の参加曲で、まさしくBRAND XやRTFばりの怒涛のテクニカル・ジャズ・ロックが繰り広げられて興奮必至です。Rod Argentの舞うように流麗なエレピさばき、John GrimaldiのGoodsallばりに音数多く切れのあるギターも素晴らしい。プログレ+モダン・ポップというスタイルで言うと、SAD CAFEにも近い聴き心地を持った充実の一枚となっています。
ムーディー・ブルースが設立したスレッショルド・レーベルより72年にリリースされた唯一のアルバム。男性ヴォーカリストが3人在籍しており(内1人はギター兼)、いかにも英国的な美しいメロディーをドラマティックに聴かせる分厚いコーラス・ワークが聴き所。ヴァイオリン奏者も正式メンバーとしてクレジット。テクニックはそれほどでもありませんが、的確な演奏で美しいメロディーに彩りを添えています。
24bitデジタル・リマスター
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
R&Bテイストが増し、ブラス/管弦楽のアレンジが新たな魅力を発揮する、70年代のアトミック・ルースター最後の作品となる5thアルバム。73年作。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケーススレあり
あのジム・モリソン亡き後にドアーズに誘われたというヴォーカル&ギターのHoward Werthと後にSAMMYやSTACKRIDGEでも活躍する管楽器奏者Keith Gemmellを中心にロンドンで結成され、70年代はじめには、ジェネシスとヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーターとともにカリスマ・レーベルを支えた名グループ。カリスマと契約する前の69年にポリドールよりリリースされながら、発売直後に回収されレア盤となったデビュー作。マイナーながら、ピーター・ガブリエルやピーター・ハミルと並ぶ名ヴォーカルと言えるHowardの力強い歌唱、60年代末のロンドンでのアンダーグラウンド・シーンの熱気を真空パックしたようなサックスのエネルギッシュなむせび。屈折感と牧歌性に入り混じった英国臭プンプンのアンサンブルが魅力的です。ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーターやジェスロ・タルをキンクスのレイ・デイヴィスがプロデュースしたような、なんとも一筋縄ではいかない好グループ。既に個性が確立された名デビュー作です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
あのジム・モリソン亡き後にドアーズに誘われたというヴォーカル&ギターのHoward Werthと後にSAMMYやSTACKRIDGEでも活躍する管楽器奏者Keith Gemmellを中心にロンドンで結成され、69年にデビューしたグループ。カリスマと契約し70年にリリースされた2ndアルバム。力強いHowardのヴォーカルとKeithのぶいぶいとむせぶサックスやフルートをフィーチャーしたアクの強いアンダーグラウンド臭と牧歌性とがごちゃ混ぜとなったサウンドはデビュー作で既に完成されており、本作もその延長線上にあるサウンドが印象的。まるで、VDGGのピーター・ハミルとジェスロ・タルのイアン・アンダーソンとキンクスのレイ・デイヴィスの3人がセッションした感じ!?ファミリーとかブロドウィン・ピッグとかパトゥとかそのあたりのバンドに通じる愛すべき英国臭がぷんぷん。ソングライティングはデビュー作から磨きがかかった印象で、アンサンブルのアクとともにフックに富んだメロディがいい塩梅です。これは名作!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干カビあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
あのジム・モリソン亡き後にドアーズに誘われたというヴォーカル&ギターのHoward Werthと後にSAMMYやSTACKRIDGEでも活躍する管楽器奏者Keith Gemmellを中心にロンドンで結成され、69年にデビューしたグループ。72年にカリスマからリリースされた4thアルバムにしてラスト作。プロデュースはGus Dudgeon、印象的なジャケットはヒプノシス。女性コーラスやヴォードヴィル調のホーンなど、前作までの作品と比べ、アメリカン・ロック寄りに洗練された印象ですが、陰影たっぷりに鳴り響くサックスやフルート、シニカルさのにじむヴォーカルなど、否応なくこぼれる英国らしさがたまりません。バンド名がオーディエンスで、アルバム名がランチだなんてすっとぼけてますが、ひねりまくった末に一周しちゃって聴きやすくなった感じだけど、やっぱりどこかおかしいぞ、といった感じの知性溢れる愛すべきニッチ・ポップ逸品です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
Charismaレーベルよりリリースの76年作。ツイン・ギター、ベース、ドラムの4人組。1曲を除き、すべてインストゥルメンタル。メロディアスなギター・フレーズ、ツイン・ギターの抜群のハーモニーが印象的で、ヴォーカリスト不在ながら、歌心を感じさせるグループ。Wishbone Ashあたりのメロディアスなツイン・ギターが好きな方は必聴の好盤。
BLOSSOM TOESのメンバーだったBrian Godding、Kevin Westlake、Brian Belshawの3人が、グループ解散後に新たにスタートさせたグループ。71年の唯一作。英国的な哀愁漂うメロディ、タメの効いたメロウで陰影に富んだアンサンブルを土台に、深いエコーやファズ・ギターなど、PINK FLOYに通ずるような淡いサイケ感があるのが印象的。演奏はシンプルながらさすがの味わい。噛めばかむほど味が染み出る逸品。ゲストが豪華で、Julie Driscoll、Mick Taylorなど参加。
紙ジャケット仕様、06年24bitデジタル・リマスター、定価2600+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微な折れあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干カビあり
FREEのギタリスト、ポール・コゾフが結成したハード・ロック・グループ。75年に発表されたデビュー作、彼の死と同年に発表された76年2ndのスタジオ盤に加え、貴重な75〜76年の公演を収録した2枚のライヴ盤をまとめたコンプリート・ボックス。
元YESのキーボーディストTony Kayeが中心となり結成されたイギリスのプログレッシブ・ロックグループの72年デビュー作。デビュー作にしてライブ作という異色の内容となっており、当時彼らが前座を務めていた「YESSONGS」レコーディング前のYESの機材をJon Andersonの提案によって使い、ライブ録音が行われました。その内容はブルージーなギターワークとTony Kayeのオルガン、メロトロンで聴かせるブリティッシュ・ハード・ロックであり、ライブ作と言うこともあって強烈なドライブ感あるダイナミックなサウンドが収録されています。
後にコロシアム〜ハンブル・パイで活躍する名ギタリスト、クレム・クレムソンがキャリアをスタートさせたブルース・ロック・トリオで、他の2人は、後にヴィネガー・ジョーやグレアム・ボンドのバンドで活躍するベーシスト、テリー・プールと、後にユーライア・ヒープに加入するドラマーのキース・ベイカー。英ハーヴェストから69年にリリースされた唯一作。オープニングから若きクレムのエネルギッシュなギターが炸裂!クリーム「クロスロード」やジョン・メイオールのブルースブレイカーズでのエリック・クラプトンのギターを彷彿させる鋭角なフレージングが光りまくっています。ジャジーな要素もある手数多くスリリングなリズム隊も特筆。バッハの曲をギターとハープシコードを中心にクラシックとジャズとブルースのフュージョンに仕立てたナンバーなど、プログレッシヴな感性もまた聴き所です。英ブルース・ロックの名作!
71年発表の第三作「And Other Short Stories」。劇的なチェロの調べで幕を開ける本作は、アコースティックなサウンドを主体にさまざまな曲想の作品が並んでいます。 前二作での試みは着実に結果を生み、オーケストラを完全に楽器の一つとして使いこなしたシンフォニックなアレンジは、これまでで最高。 タイトル通り、比較的短い曲を集めており、曲数も今までで最も多いです。 オーケストラ・アレンジはMARTYN FORDに交代。 プロデュースはウォーリー・アレンとグループ。 管弦によるアレンジ含め、アコースティックな音を活かしたフォーク風のファンタジックな楽曲で充実した作品。 オーケストラはアレンジの手段として的確かつ集中的に使用されるようなっており、 特に最終曲はすばらしいでき映え。 また、メンバーのStuart Woolly WolstenholmeやLes Holroydの作品がいかにもこのグループらしい優美なメロディック・サウンドであるのに対して、リーズは積極的に様々な方向へとアプローチしてそれぞれに質の高い作品を生んでいます。 それでいながら全体に散漫な印象を与えないのは、アコースティックな美しさを強調した幻想的なサウンドという通奏低音があるせいでしょうか。 どこを取っても美しいメロディとパストラルなアンサンブル。 オーケストラ嫌いの方でも、このアルバムのサウンドの湛える淡い情感には魅せられることでしょう!
世界初CD化、定価2233+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無、ケースツメ跡あり、若干スレあり
2CD+DVD(AUDIO)の3枚組ボックス、各CDはペーパーケース仕様、ブックレット・ポスター付仕様、リマスター
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
英国ロックのナイーブな叙情性とメロディアスで牧歌的なフォーク・ロック的メロディーメイク、そして、オーケストラを加えた大掛かりな編成でダイナミズムとシンフォニック・ロック然とした音楽性を打ち出した、ブリティッシュ・プログレッシブ・ロック史に残る名グループによる76年作8th。HARVESTレーベルを離れPOLYDORへ移籍後は生オーケストラを封印しシンセサイザーによってシンフォニックなドラマ性を演出するアプローチを取った彼らですが、本作では再びオーケストラを起用、加えて混声合唱も導入したスケール大きく神秘的な音作りを行なっています。持ち前のポップ・フィーリングは相変わらずのクオリティを誇りますが、楽曲の展開などには非常にプログレッシブ・ロック然とした雄大な流れが伺える名作です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干ケースツメ跡あり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
英国叙情派プログレ屈指の名バンド。77年に発表された通算10枚目で、ジャケットのイメージどおりの陰影豊かな叙情と幻想性に満ちた佳曲がつまった名盤であり代表作。オープニングを飾る代表曲のひとつ「Hymn」から彼ららしい優美で穏やかで詩情豊かな音世界が広がります。アコースティックで柔らかな冒頭からキーボード、そしてストリングスと被さってきて壮大にフィナーレを迎える展開が実に感動的です。ある評論家が彼らのことを「Poor Man's Moody Blues」と揶揄したことに反発して作った楽曲も粋で、ムーディーズの代表曲「サテンの夜」に似せつつもバークレイならではの美しさがつまった名曲に仕上げていてあっぱれ。その他の曲もアコースティックな温かみとメロトロンやオーケストラの壮大さ、英国ならではのメロディがとけあった佳曲が続きます。英国叙情派プログレの傑作です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤に研磨跡あり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
カビ・ケースツメ跡あり、数カ所ページが貼りついているため開けない箇所あります。
60年代末期に結成されたウェールズ出身グループ、70年発表の2ndアルバム。少しマイケル・ジャイルズを思わせるタイトなリズム隊に牽引され、サイケデリックでフリーキーなギタープレイと哀愁を伴い朗々と歌い上げるスタイルのヴォーカルが活躍する、サイケな色合いを強く持つアート・ロック。木漏れ日感も感じさせるアコギによる温かくも少しメランコリックな影のあるアンサンブルも聴かれ、ほとばしるサイケ色と浮遊感あるフォーキーなサウンドがいい具合に共存しているところに、実に70年という時代らしさを感じさせます。随所でエコーを効かせてどこか靄のかかったような幻想性を生み出しているのも特徴的です。一方12分に及ぶ大曲はギタリストGareth Johnsonの本領発揮の一曲で、強烈な酩酊感を伴ったサイケギターが支配する圧巻のサウンドを聴かせます。時代の狭間を象徴するようなサイケデリック・フォーク・ロックの名品。
定価2,800+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
若干カビあり
CHICKEN SHACKのスタン・ウェッブ、KEEF HARTLEY BANDのミラー・アンダーソンを中心としたグループ。75年作。重く粘っこいグルーヴがなんとも心地よい激渋スワンプ・ロック。レゲエやファンクのリズムも導入しつつも軽さは皆無で、終始アクの強いアンサンブルが印象的。
Jess Roden率いる英フォーク・ロック・グループ、70年作1st。カントリーやスワンプ・ロックを吸収した土の香り漂うアンサンブル、メロウなヴォーカル&暖かみあるハーモニー、哀愁溢れるメロディーが印象的。無骨なジャケットとは異なり、英国的な翳りを感じさせる黄昏色の好盤。
ジェス・ローデン率いる英フォーク・ロック・グループ、71年作。ジェスの豊かなボーカルと、靄のかかったような英国情緒をたたえたバンド・サウンドが美しく溶け合っていて、たまらない味わい深さです!まず「Amber Moon」のメロウなサウンドにいきなり痺れてしまいます!うんとスローなテンポで鳴らされるアコギのストローク、空中に溶けていきそうなキーボードやピアノの浮遊感あるサウンド…。その中を、ソウルフルかつまろやかに歌い上げるボーカル。なんと芳醇な楽曲でしょうか!終盤に向けて熱さを増していく展開もいいですね。続く「Time Slips Away」はグレイトフル・デッドの「アメリカン・ビューティー」に出てきそうなアーシーでフォーキーな楽曲。「Woman」ではタイトなリズム・セクションとツイン・ギターのヘヴィなサウンドで、ジェスのボーカルはポール・ロジャースを思わせるワイルドさです。「New Day Avenue」はまた一転して、繊細で哀愁あるメロディにギターとボーカルが溶け合う、英国のどっぷりと曇った音世界。ついつい何度もリピートしてしまう、見事な展開、かつ奥行きある作品です。
Shane Fontayneの名でブルース・スプリングスティーンのサポートなど米国を拠点に活躍するギタリストで、ピーター・バラカン氏の実弟であるMick Barakanを擁した英ロック・グループ。前身バンドにあたるORAの69年作+BYZANTIUMの72/73/74年作、そして18年にデジタル音源でリリースされていた未発表のライヴ音源集10曲収録の『HIGH TIME』、全5タイトルを収録した2021年リリースBOXです。
5枚組ボックス、デジタル・リマスター(『LIVE/STUDIO』『HIGH TIME』のみ)、ボーナス・トラック17曲
あのピーター・バラカン氏の弟であり、後年ブルース・スプリングスティーンやグラハム・ナッシュやスティングなどのギタリストを務めることになるショーン・フォンテインことミック・バラカンがキャリア最初期に在籍していた英ロック・バンド、73年作の2ndにしてラストアルバム。オープニングからオールマンばりの爽快なツイン・ギターが炸裂。マイルドなブリティッシュ声のヴォーカル、卓越したコーラス・ワークは英国臭ぷんぷんで、英米折衷の開放感溢れるロックを聴かせます。2曲目はクイーンのベーシストのジョン・ディーコンが書きそうなほのぼの&リリカルなアコースティック・ナンバーでいい感じ。3曲目は、美しいピアノに導かれる憂いたっぷりのバラードでグッとくるし、ゾンビーズに通じるような気品あるクラシカルな美メロと、クイーンというよりキャパビリティ・ブラウンばりのようなコーラスと演奏も最高だし、この4曲目最高だぞ!PARLOUR BANDあたりを彷彿させる陰影あるフォーク・ロックの5曲目も良いし、佳曲ぞろいだなぁ。そして、ラストは20分を越える大曲!CSN&Yのフォーク・ロック・フィーリングに英国的気品やクラシカルなポップ・センスを加えたようなバンドの集大成と言えるめくるめく作品です。大英帝国ニッチ・ポップのファンにはたまらない魅力に溢れた愛すべき名作!
デジタル・リマスター
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケースツメ跡あり
デジタル・リマスター
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
小さい折れあり、ケースツメ跡あり
CD-R、デジタル・リマスター
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
イギリスのプログレッシブ・ロックグループによる自主制作の73年作。自主制作盤とは思えない驚愕のクオリティーを誇る名盤であり、ブリティッシュ・ロック然とした湿り気と気品に満ち溢れたハード・クラシカル・ロックとなっています。バンドのロック然としたスタイルにマイルドな質感とスケール感を加味するストリングス・セクションを導入しクラシカル・ロックを放ち、メロトロンの洪水で英国然とした哀愁を感じさせるなどシンフォニックなアプローチが印象に残りますが、それ以上に、適度に甘みを持ちながらもブリティッシュ・ロック然とした深みのあるアンサンブルに寄り添うメロディーの秀逸さが素晴らしく、よく耳に馴染みます。トップ・バンドに引けを取らない名作です。
EDISON旧規格、定価2940
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無、若干カビあり
ボーナス・トラック5曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干カビあり
ハモンド・オルガンをフィーチャーしたキーボード・トリオ。69年作1stと71年作2ndとをカップリングした2in1CD。ハモンドによるヘヴィなリフを基本にした疾走感ある楽曲から、ハープシコードによる美しい楽曲まで、どの曲も良く練られた佳曲ばかり。様々なスタイルをそつなくこなす器用さからかニッチなままで終わってしまいましたが、ことメロディーに関しては、風格すら漂う素晴らしさ。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケースツメ跡あり
リバプールのグループ。71年にロンドンで録音されながら、本国ではリリースされず、アメリカとイタリアのみでリリースされた幻のアルバム。ハイ・トーンの憂いと気品のあるヴォーカル、陰影に富んだ叙情的なメロディ。そして、くすんだトーンの英国らしいハモンドとアコギに格調高いハーモニー。ムーディー・ブルースやフェアフィールド・パーラーあたりに通ずるリリシズム溢れる英ロックを基本に、アンドウェラズ・ドリームあたりを彷彿させるサイケ&ブルージーな楽曲、クリームでのクラプトンを彷彿させるブルージー&ハードなギターが炸裂する楽曲を織り交ぜた構成は、英ロックのファンにはたまらないでしょう。演奏、楽曲ともにハイ・レベル。オススメです。
幻の英オルガン・ロック・グループ、COMPLEXが70年に99枚のみ自主制作した激レア盤。英国らしい叙情的なメロディーとクラシカルなオルガンワークが印象的なグループで、特筆すべきはメロディーの素晴らしさ。とにかくどの曲も一聴しただけで鼻歌で歌えそうなほど強力。サウンドは、ところどころ初期CARAVANに似た雰囲気で、サイケ・ポップをもう少しクラシカルで格調高くし、カンタベリーのグループに演奏させた、というような切れ味鋭く且つほのぼのとしたサウンドが印象的。
単体タイトル廃盤、ボーナス・トラック4曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤キズ多めにあり、若干カビあり
ブリティッシュならではの陰影のあるメロディーとクラシカルなオルガン・ワークが素晴らしい、コンプレックスの71年発表の名作2nd。マイナー調のメロディーが印象的な1曲目「Every Time I Hear That Song」からアクセル全開。美しいメロディーとユニゾンでからみあうオルガンがドラマティックで、次から次へと流麗なメロディーでたたみかけます。切々と歌い上げるヴォーカルが素晴らしい「Am I」もまた名曲。6曲目「Moving Moor」は、一転して重厚かつ荘厳なオルガンが教会音楽を思わせるクラシカルなインスト。彼らの高い音楽的素養が感じられます。アルバム最後を飾る9曲目「If You Are My Love」は、ヘヴィーなギターとブルージーなオルガンによる重たいイントロから、テクニカルでスピード感溢れるパートへと一気に加速する展開が見事。
ボーナス・トラック2曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干カビあり
ボーナス・トラック2曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干カビあり
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