哀愁のブリティッシュ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!
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マイケルとバーバラのウェインライト夫妻を中心に、71年にイギリスはチェルトナムで結成されたフォーキー・プログレ・バンド。Emberというレーベルから72年にリリースされた唯一作。ちょっとトラッドが香る男性ヴォーカルとハイ・トーンの女性ヴォーカルによるフォーク・ロックではじまって、男女ヴォーカルのレア・フォークかな、と思っていると、エッジの立ったエレキ・ギター(パーラー・バンドを彷彿)が入ってきて、ドライヴするリフは『こわれもの』期のイエスみたいだし、ドラムはタイトで力強いし、ジャジーで静謐なエレピも雰囲気たっぷりだし、そこから、スッとフォーク・ロックに一転するアレンジもカッコ良いし、何とも言えない気品に溢れています。曲によっては、メロトロンが洪水のように溢れ、フルートもたゆたい、神々しさすら感じます。スプリングやパーラー・バンドに女性ヴォーカルが入った感じで、張り詰めた空気感をまとった希有な英プログレ逸品です。
イギリスはジャージー島で結成され陰影溢れるブリティッシュ・ロック名盤の72年唯一作を残したPARLOUR BAND。彼らがドラマー変更に伴いバンド名を"A BAND CALLED O"と改め制作した74年作。英国叙情が匂い立つようなリリカルな作風だったPARLOUR BANDから一転、ファンク・テイストを大胆に取り入れたグルーヴィ―かつゴキゲンなロック・チューンが並びます。前任者よりソリッドで勢いのあるドラミングを土台に、ワウを効果的に用いたエッジの立ったカッティングが印象的なギターと、その合間を縫うようにエレピ&クラヴィネットでクールに音を刻むキーボード、そしてS.マリオット彷彿のR&Bなコクを含んだヴォーカルらがタイトにアンサンブルを組上げており、職人的ともいえる隙のない演奏は見事です。マリオットっぽいヴォーカルが映えるHUMBLE PIEカバー「RED LIGHT MAMA RED HOT!」を皮切りにファンキーなアレンジが中心ですが、華やかなコーラスワークが彩るCAPABILITY BROWNの後進KRAZY KATやROCOCOあたりに通じるモダン・ポップ、終盤に現れる前身PARLOUR BAND直系の憂いを帯びたブリティッシュ・ロックなども大いに聴き所となっています。R&B/ファンク・テイストあるロック・サウンドがお好みの方はもちろん、上記モダン・ポップ・ファンにもオススメしたい、高品質なブリティッシュ・ロックの逸品!
イギリス領ジャージー島にて結成され陰影溢れるブリティッシュ・ロック名盤の72年唯一作を残したPARLOUR BANDが、ドラマー変更に伴いバンド名を"A Band Called O"と変更。74年デビュー作に続く75年の2ndアルバム。基本的には前作と路線を同じくするファンク・テイスト濃厚なサウンドを楽しませてくれます。緩急に富んだプレイをタイトに決めるリズム隊を土台に、キレのあるカッティングが持ち味のギター、洒脱なエレピ、芳醇に湧き上がるオルガン、S.マリオットを低音寄りに聴き易くしたようなヴォーカルらが、一糸乱れぬアンサンブルで駆け抜けるスタイルは揺るぎなし。また前作でも発揮されていたモダン・ポップ〜AOR的な洗練されたセンスも随所で顔を出していて、SMOKIEあたりの渋いところを意識したような哀愁モダン・ポップ、SAD CAFE風のスリリングな演奏が聴きもののプログレ風AORナンバー、さらに終盤にはGREASE BANDばりの旨味たっぷりなブリティッシュ・スワンプも飛び出して、その多彩さには舌を巻くこと必至。前作が気に入ったなら、本作もまず間違いなし!
ギター/ヴォーカルのAndy Arthursを中心とする英ポップ・ロック・グループ、75年の唯一作。冒頭ミステリアスな讃美歌で幕を開けたかと思うと、いきなり女性の叫び声が荘厳な雰囲気を突き破り、POLOTのように伸びやかなポップ・ロックへとなだれ込んでいく1〜2曲目の時点でマジカル!コシのある太いギターとコロコロと愛らしいキーボードのコンビが駆け抜ける、PILOTやELOばりのビートリッシュなポップ・ロックが痛快です。その合間に鳴らされる、アコギと柔らかい管楽器の音色が素敵なフォーク・ロック調もまた絶品。また多彩に変化するコーラスワークにも注目で、QUEENばりのオペラチックな多声コーラスから涼風のように爽やかなウエストコースト調まで、ここぞというパートでサウンドを盛り上げていてGOOD。これは70年代大英帝国ポップの隠れ名品!
71年にDERAMレーベルより発表された彼ら唯一の作品。いきなりBYRDSの「SO YOU WANT TO BE A ROCK N ROLL STAR」のカヴァーを持ってくるあたり、アメリカン・フォーク・ロックへの思い入れが伝わってきますが、2曲目からのオリジナル曲もBYRDSそのままのようなハーモニーを活かしたフォーク・ロックでびっくり。オリジナリティという点では今ひとつですが、英国然とした叙情的なメロディー・ラインの美しさや抜群のコーラス・ワークなど、曲の完成度だけを取れば本家を凌ぐ瞬間もあるような素晴らしい出来栄え。
紙ジャケット仕様、定価2700+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
SKIP BIFFERTYの残党が結成したブリティッシュ・ロック・グループ。DECCAから70年にリリースされた唯一作。1曲目から泣かせてくれますねぇ〜。バンド全体でグッとタメた後に、メロディアスかつスリリングなギター・フレーズを合図にバンド全体がソリッドに畳み掛ける展開がドラマティック!ツイン・ギターが絶妙にタメの効いたブルージー&メロウなフレーズを応酬し、英国的な叙情性に満ちたピアノが絡み、霧に包まれたようななんとも雰囲気抜群なシャウト・ヴォーカルが荘厳なメロディを静かに歌い上げる。悦に入ったメンバー全員の顔が目に浮かぶようです。これは元祖様式美ですね。ほんっと素晴らしいです。他の曲もブリティッシュ・ロック/ハードならではの哀愁と叙情性に溢れた泣き泣きの佳曲揃い。グッと来るツボをこれでもかと押してれます。気持ちよすぎる名作。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干スレあり
ZOMBIESのキーボーディスト/コンポーザーとして活躍した才人Rod ArgentがRuss Ballardらと結成したグループ。Russ Ballard脱退後の2作目にして最終作となった75年の7thアルバム。10ccかと思う程のひねりの効いたモダン・ポップ・テイストと、タイトに攻めるテクニカルなアンサンブルの組み合わせが気持ちいい、極上のブリティッシュ・ロックを聴かせてくれます。注目が一部楽曲におけるPhil Collinsの参加。2曲目や5曲目がおそらく彼の参加曲で、まさしくBRAND XやRTFばりの怒涛のテクニカル・ジャズ・ロックが繰り広げられて興奮必至です。Rod Argentの舞うように流麗なエレピさばき、John GrimaldiのGoodsallばりに音数多く切れのあるギターも素晴らしい。プログレ+モダン・ポップというスタイルで言うと、SAD CAFEにも近い聴き心地を持った充実の一枚となっています。
SPOOKY TOOTHの前身として知られるグループ。67年唯一作。Mike HarrisonによるR&Bが根っこにあるアーシーなヴォーカルは、Steve Winwwodを彷彿とさせる存在感。Luther Grosvenorのブルージーかつスリリングなギター、霧の向こうから音が立ち上がるようなアグレッシヴかつ混沌としたドラム、テープ逆回転などのサイケデリックなエフェクトも印象的。アメリカン・ルーツ・ロックへの憧れとサイケデリックな時代の空気が融合したサウンドは、同時代のTRAFFICやSMALL FACESと同傾向のアプローチ。それほど有名な作品ではありませんが、数ある67年の名作にも引けを取らない逸品。ジャケットにピンと来たら是非!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケースツメ跡あり
ムーディー・ブルースが設立したスレッショルド・レーベルより72年にリリースされた唯一のアルバム。男性ヴォーカリストが3人在籍しており(内1人はギター兼)、いかにも英国的な美しいメロディーをドラマティックに聴かせる分厚いコーラス・ワークが聴き所。ヴァイオリン奏者も正式メンバーとしてクレジット。テクニックはそれほどでもありませんが、的確な演奏で美しいメロディーに彩りを添えています。
24bitデジタル・リマスター
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
あのジム・モリソン亡き後にドアーズに誘われたというヴォーカル&ギターのHoward Werthと後にSAMMYやSTACKRIDGEでも活躍する管楽器奏者Keith Gemmellを中心にロンドンで結成され、69年にデビューしたグループ。カリスマと契約し70年にリリースされた2ndアルバム。力強いHowardのヴォーカルとKeithのぶいぶいとむせぶサックスやフルートをフィーチャーしたアクの強いアンダーグラウンド臭と牧歌性とがごちゃ混ぜとなったサウンドはデビュー作で既に完成されており、本作もその延長線上にあるサウンドが印象的。まるで、VDGGのピーター・ハミルとジェスロ・タルのイアン・アンダーソンとキンクスのレイ・デイヴィスの3人がセッションした感じ!?ファミリーとかブロドウィン・ピッグとかパトゥとかそのあたりのバンドに通じる愛すべき英国臭がぷんぷん。ソングライティングはデビュー作から磨きがかかった印象で、アンサンブルのアクとともにフックに富んだメロディがいい塩梅です。これは名作!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
側面部に目立つ色褪せあり、ケースツメ跡あり
あのジム・モリソン亡き後にドアーズに誘われたというヴォーカル&ギターのHoward Werthと後にSAMMYやSTACKRIDGEでも活躍する管楽器奏者Keith Gemmellを中心にロンドンで結成され、69年にデビューしたグループ。72年にカリスマからリリースされた4thアルバムにしてラスト作。プロデュースはGus Dudgeon、印象的なジャケットはヒプノシス。女性コーラスやヴォードヴィル調のホーンなど、前作までの作品と比べ、アメリカン・ロック寄りに洗練された印象ですが、陰影たっぷりに鳴り響くサックスやフルート、シニカルさのにじむヴォーカルなど、否応なくこぼれる英国らしさがたまりません。バンド名がオーディエンスで、アルバム名がランチだなんてすっとぼけてますが、ひねりまくった末に一周しちゃって聴きやすくなった感じだけど、やっぱりどこかおかしいぞ、といった感じの知性溢れる愛すべきニッチ・ポップ逸品です。
Charismaレーベルよりリリースの76年作。ツイン・ギター、ベース、ドラムの4人組。1曲を除き、すべてインストゥルメンタル。メロディアスなギター・フレーズ、ツイン・ギターの抜群のハーモニーが印象的で、ヴォーカリスト不在ながら、歌心を感じさせるグループ。Wishbone Ashあたりのメロディアスなツイン・ギターが好きな方は必聴の好盤。
BLOSSOM TOESのメンバーだったBrian Godding、Kevin Westlake、Brian Belshawの3人が、グループ解散後に新たにスタートさせたグループ。71年の唯一作。英国的な哀愁漂うメロディ、タメの効いたメロウで陰影に富んだアンサンブルを土台に、深いエコーやファズ・ギターなど、PINK FLOYに通ずるような淡いサイケ感があるのが印象的。演奏はシンプルながらさすがの味わい。噛めばかむほど味が染み出る逸品。ゲストが豪華で、Julie Driscoll、Mick Taylorなど参加。
紙ジャケット仕様、06年24bitデジタル・リマスター、定価2730
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケースツメ跡あり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
カビあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
小さい圧痕あり
FREEのギタリスト、ポール・コゾフが結成したハード・ロック・グループ。75年に発表されたデビュー作、彼の死と同年に発表された76年2ndのスタジオ盤に加え、貴重な75〜76年の公演を収録した2枚のライヴ盤をまとめたコンプリート・ボックス。
元YESのキーボーディストTony Kayeが中心となり結成されたイギリスのプログレッシブ・ロックグループの72年デビュー作。デビュー作にしてライブ作という異色の内容となっており、当時彼らが前座を務めていた「YESSONGS」レコーディング前のYESの機材をJon Andersonの提案によって使い、ライブ録音が行われました。その内容はブルージーなギターワークとTony Kayeのオルガン、メロトロンで聴かせるブリティッシュ・ハード・ロックであり、ライブ作と言うこともあって強烈なドライブ感あるダイナミックなサウンドが収録されています。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
後にコロシアム〜ハンブル・パイで活躍する名ギタリスト、クレム・クレムソンがキャリアをスタートさせたブルース・ロック・トリオで、他の2人は、後にヴィネガー・ジョーやグレアム・ボンドのバンドで活躍するベーシスト、テリー・プールと、後にユーライア・ヒープに加入するドラマーのキース・ベイカー。英ハーヴェストから69年にリリースされた唯一作。オープニングから若きクレムのエネルギッシュなギターが炸裂!クリーム「クロスロード」やジョン・メイオールのブルースブレイカーズでのエリック・クラプトンのギターを彷彿させる鋭角なフレージングが光りまくっています。ジャジーな要素もある手数多くスリリングなリズム隊も特筆。バッハの曲をギターとハープシコードを中心にクラシックとジャズとブルースのフュージョンに仕立てたナンバーなど、プログレッシヴな感性もまた聴き所です。英ブルース・ロックの名作!
直輸入盤(帯・解説付仕様)、定価2548
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
若干帯ミシン目に沿って切れ目あり
70年にHarvestレーベルより発表した1stアルバム。彼らといえば、メロトロンが洪水のように流れる叙情的かつ荘厳なサウンドがトレードマークですが、本作では、まだ初々しさも残る牧歌的な英国ポップを聴かせてくれています。決して個性的ではありませんが、スタックリッジ「山高帽の男」などにも似た英国の田園を想わせる親しみ安いメロディーが素晴らしい好盤です。いや〜、素晴らしい。
廃盤、紙ジャケット仕様、02年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック13曲、定価2600
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
71年発表の第三作「And Other Short Stories」。劇的なチェロの調べで幕を開ける本作は、アコースティックなサウンドを主体にさまざまな曲想の作品が並んでいます。 前二作での試みは着実に結果を生み、オーケストラを完全に楽器の一つとして使いこなしたシンフォニックなアレンジは、これまでで最高。 タイトル通り、比較的短い曲を集めており、曲数も今までで最も多いです。 オーケストラ・アレンジはMARTYN FORDに交代。 プロデュースはウォーリー・アレンとグループ。 管弦によるアレンジ含め、アコースティックな音を活かしたフォーク風のファンタジックな楽曲で充実した作品。 オーケストラはアレンジの手段として的確かつ集中的に使用されるようなっており、 特に最終曲はすばらしいでき映え。 また、メンバーのStuart Woolly WolstenholmeやLes Holroydの作品がいかにもこのグループらしい優美なメロディック・サウンドであるのに対して、リーズは積極的に様々な方向へとアプローチしてそれぞれに質の高い作品を生んでいます。 それでいながら全体に散漫な印象を与えないのは、アコースティックな美しさを強調した幻想的なサウンドという通奏低音があるせいでしょうか。 どこを取っても美しいメロディとパストラルなアンサンブル。 オーケストラ嫌いの方でも、このアルバムのサウンドの湛える淡い情感には魅せられることでしょう!
廃盤、紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック6曲、定価2600
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
英国叙情派プログレを代表する名グループ。93年作。しっとりとメロディアスなギター、幻想的にたなびくキーボード、優しく紡がれる英国らしい叙情的なメロディと親しみやすいヴォーカル。変わらぬ美旋律を飾らず誠実に響かせる職人芸の名品です。
廃盤、定価2800
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
カビあり
大物ロック・ミュージシャンが大集結したスーパー・グループ、Blind Faithがたった半年という一瞬の活動期間に放った、大輪の華。Eric Clapton(g、元Yardbirds、Cream)、Ginger Baker(ds、元Cream)、Steve Winwood(vo、key、g、元Spencer Davis Group、Traffic)、Rick Gretch(b、元Family)という錚々たる顔ぶれもさることながら、Claptonの音楽的欲求がコンテンポラリー・ブルースへと向かっていたこの時期に、志を同じくしたTrafficのSteve Winwoodとその追求を目指したことが窺える作品と言えるでしょう。とは言え、互いに激しく火花を散らすような作風には程遠く、肩肘を張らない、ナチュラルなセッション・ユニットと言った風情のアルバム。「盲目的な信頼」と名付けられたこの皮肉めいたスーパー・グループは、69年6月、ロンドンのハイドパークにおよそ10万人!の観客を集め、アルバムはミリオン・セラー。その後の米国ツアーを経て、バンドはあっという間に解散。Eric Claptonはこの流れのまま、Delaney & Bonnieたちとの共作に続いて行きます。
ジャケ・背ジャケの規格はUICY6204です、定価1470
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
60年代末期に結成されたウェールズ出身グループ、キーボーディストが脱退し新たにギタリストが加入、ツインギター編成となった71年発表の3rdアルバム。サイケとフォーク・ロックを上手く取り合わせ独自のサウンドを聴かせた前作に対し、骨太なブルース・ロックを中心とするアーシーなアメリカ志向のサウンドを導入しているのが特徴的。フォーキーなナンバーでもブルース/ルーツ色が見え隠れする味わい深いサウンドを聴かせています。特に、サイケの残り香を含んだツインギターが炸裂するソリッドなブルース系ナンバーは抜群のカッコよさを誇っており聴き所。ただそんな中でも、英国的なリリカルなメロディーと淡々としながらも感情を揺さぶるヴォーカル、そしてメロトロンが雄大に盛り立てる感動的なラストナンバー「CHORALE」は、やはり彼らが英ウェールズ出身バンドであることを強く思い出させます。この後中心メンバーだったギターのGareth Johnsonが脱退し程なくバンドも解散、図らずも最終作となりましたが、数あるアメリカ志向のブリティッシュ・ロックの中でも極めて完成度の高いサウンドを聴かせる一枚です。
紙ジャケット仕様×3、06年デジタル・リマスター、特典ボックス付き仕様、定価合計8190
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
1枚にカビあり
廃盤、直輸入盤(帯・解説付仕様)、デジタル・リマスター、定価2940
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
元NICEのドラマーBrian Davisonと後にARCなどで活躍する実力派シンガーGraham Bellを中心とするグループ。ゆったりしたテンポの中、ムーディーなサックスやフルート、エモーショナルなGraham Bellのヴォーカルが枯れた哀愁を放つメロウなフォーク・ロック。音の隙間からフツフツと溢れ出る叙情性がスッと胸に染み入ります。本当に味わい深く素晴らしすぎるメロディ。フルートの静謐な響きは、クリムゾンの「風に語りて」や「Cadence And Cascade」を想わせます。名作。
定価2800
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無、ビニールソフトケースの圧痕あり
バーズやザ・バンドからの影響を軸にしつつも、にじみ出る英国らしい牧歌性や哀愁。ゆるーく心地よいハーモニーとハートウォームでキャッチーなメロディ。ひなびたトーンのハモンド・オルガン。とにかくグッとくる佳曲が勢揃い。知らず知らずの内に彼らの曲を鼻歌してること必至☆
CHICKEN SHACKのスタン・ウェッブ、KEEF HARTLEY BANDのミラー・アンダーソンを中心としたグループ。75年作。重く粘っこいグルーヴがなんとも心地よい激渋スワンプ・ロック。レゲエやファンクのリズムも導入しつつも軽さは皆無で、終始アクの強いアンサンブルが印象的。
Jess Roden率いる英フォーク・ロック・グループ、70年作1st。カントリーやスワンプ・ロックを吸収した土の香り漂うアンサンブル、メロウなヴォーカル&暖かみあるハーモニー、哀愁溢れるメロディーが印象的。無骨なジャケットとは異なり、英国的な翳りを感じさせる黄昏色の好盤。
ジェス・ローデン率いる英フォーク・ロック・グループ、71年作。ジェスの豊かなボーカルと、靄のかかったような英国情緒をたたえたバンド・サウンドが美しく溶け合っていて、たまらない味わい深さです!まず「Amber Moon」のメロウなサウンドにいきなり痺れてしまいます!うんとスローなテンポで鳴らされるアコギのストローク、空中に溶けていきそうなキーボードやピアノの浮遊感あるサウンド…。その中を、ソウルフルかつまろやかに歌い上げるボーカル。なんと芳醇な楽曲でしょうか!終盤に向けて熱さを増していく展開もいいですね。続く「Time Slips Away」はグレイトフル・デッドの「アメリカン・ビューティー」に出てきそうなアーシーでフォーキーな楽曲。「Woman」ではタイトなリズム・セクションとツイン・ギターのヘヴィなサウンドで、ジェスのボーカルはポール・ロジャースを思わせるワイルドさです。「New Day Avenue」はまた一転して、繊細で哀愁あるメロディにギターとボーカルが溶け合う、英国のどっぷりと曇った音世界。ついつい何度もリピートしてしまう、見事な展開、かつ奥行きある作品です。
Shane Fontayneの名でブルース・スプリングスティーンのサポートなど米国を拠点に活躍するギタリストで、ピーター・バラカン氏の実弟であるMick Barakanを擁した英ロック・グループ。前身バンドにあたるORAの69年作+BYZANTIUMの72/73/74年作、そして18年にデジタル音源でリリースされていた未発表のライヴ音源集10曲収録の『HIGH TIME』、全5タイトルを収録した2021年リリースBOXです。
CD5枚組ボックス、デジタル・リマスター(『LIVE/STUDIO』『HIGH TIME』のみ)、ボーナス・トラック17曲
英国の4人組スワンプ・ロック・グループ。デラムから74年にリリースされた唯一作。米ルーツ・ロック憧憬のスワンプ・ロックですが、そこかしこから英国的な哀愁や陰影が滲むサウンドはこれぞ「イギリスのアメリカ」。ヴォーカル&ギターが2人居る編成で、2本のギターが軽快にからみあうバッキング、豊かなハーモニーが魅力的。ギターが特筆で、シングル・コイルのヌケの良いトーンとタイム感抜群のフレージングは、第二期ジェフ・ベック・グループでのベックのギターを彷彿させます。コシのあるソウルフル&エモーショナルなヴォーカルも絶品で、3声ハーモニーもバッチリ。楽曲も魅力的だし、さらに、Keyにはニッキー・ホプキンスやミック・ウィーヴァーが参加で、トランペットではヘンリー・ローサーも参加とこれでなぜ売れなかったのでしょう。3曲目のバラードもアメリカのジェリー・ウィリアムスみたいで最高だしなぁ。スワンプ・ロックのファンは必聴と言える名作!
リバプールのグループ。71年にロンドンで録音されながら、本国ではリリースされず、アメリカとイタリアのみでリリースされた幻のアルバム。ハイ・トーンの憂いと気品のあるヴォーカル、陰影に富んだ叙情的なメロディ。そして、くすんだトーンの英国らしいハモンドとアコギに格調高いハーモニー。ムーディー・ブルースやフェアフィールド・パーラーあたりに通ずるリリシズム溢れる英ロックを基本に、アンドウェラズ・ドリームあたりを彷彿させるサイケ&ブルージーな楽曲、クリームでのクラプトンを彷彿させるブルージー&ハードなギターが炸裂する楽曲を織り交ぜた構成は、英ロックのファンにはたまらないでしょう。演奏、楽曲ともにハイ・レベル。オススメです。
Vertigoレーベルに残した2枚の名作で知られる英オルガン・ロック・グループ。1st収録曲6曲を含む、レーベル契約前の69年のデモ音源集。メンバーは1stリリース時とキーボード奏者が数曲違いますが、あとは同じ。ゾンビーズあたりの優美なサイケ・ポップからプログレッシヴなオルガン・ロックへと移行するこの時期ならではの音がつまった好発掘音源集です。60年代末の発掘音源ながら音質も良好。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
英国を拠点に活動した米国出身フォーク・ロック3人組、72年の最終作4th。コクたっぷりに転がるオルガンやピアノ、ソリッド&ブルージーなギター、ソウルフルかつちょっぴりルーズなヴォーカル。どことなく同時期のROLLING STONESに通ずる、ルーツ色全開のエネルギッシュなアンサンブルがたいへん良い雰囲気。なおかつ英アングラ・シーンで人気を誇ったというだけあって、一筋縄ではいかないアレンジが所々に散りばめられているのも特徴的。ポコポコと鳴り響くパーカッションがサイケな浮遊感を生み出したり、淡く幻想的なフルートが舞い踊ったり、最終曲ではテリー・ライリーの「A Rainbow in Curved Air」のごとき色彩豊かな長尺オルガン・パートが繰り広げられたり…。「イギリスのアメリカ」なサウンドが好きな方はもちろん、この時代の英アンダーグラウンド・ロックが好きな方にも是非チェックしていただきたい好盤です。
母国アメリカで活動後、69年に渡英しBBCのジョン・ピールにも気に入られたというトリオ・グループ、72年の3rdアルバム。初期作ではピースフルなフォーク・ロックが中心にありましたが、本作では米ルーツの旨味をいっぱいに発揮したサウンドを披露。ゴリっとえぐるようなギターとベースのプレイに痺れるヘヴィなブルース・ロック、瀟洒なサックスのプレイが小気味よいカントリー・ロック、初期ディランばりのハーモニカ入り弾き語りフォークなどなど、やはりアメリカのバンドであることを実感させる味わい深いナンバーが並びます。一方で、怪しげなメロディと密やかなヴォーカルがアングラ英ロックを思わせるナンバーなどもあり、英国風のサウンドが随所で良いアクセントになっているのが個性的です。
言わずと知れた全盛期ユーライア・ヒープのヴォーカリスト。ヒープ在籍時の75年にリリースされたソロ・デビュー作。ヒープからギターのMick BoxとドラムのLee Kerslakeが全面参加しているほか、単発でKen HensleyやJohn Wettonが参加してい制作されています。ヒープ在籍時のソロということで、ヒープ・サウンドとは異なる、アメリカン・ロック的な乾いたロック&ポップスが印象的。ヒープを期待すると肩透かしにあいますが、ハード・ポップとして聞けば文句なしの佳曲ぞろい。オープニング・ナンバーはメロトロンたっぷりで幻想的かつソウルフルな名曲です。
イギリスのプログレ・グループ、70年の唯一作。1人の男性の人生をテーマにしたコンセプト・アルバムで、優美なアコギやピアノを基本にメロトロンや管弦楽器が絡むこれぞブリティッシュ・ロックな楽曲、フルートやサックスをフィーチャーしたプログレッシヴな楽曲、フォーク・タッチのリリカルな楽曲、VERTIGOのバンドを彷彿とさせるヘヴィ&ジャジーな楽曲などを織り交ぜた起伏に富んだ一枚。MOODY BLUESやFAIRFIELD PARLOURあたりに通ずる英国らしい叙情性溢れるメロディも聴き所。これは素晴らしいアルバムです。70年代ブリティッシュ・ロック・ファンならマスト・アイテム。
ボーナス・トラック5曲収録
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干折れあり
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クロネコ宅急便の場合(3枚以上ご注文)、配達日・時間の指定可能
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郵便局の口座をお持ちでなくても、お振り込みいただけます。振込み手数料はご負担いただいております。
お品物に振込先を記入した用紙を同封いたします。ご注文日より2週間以内に、お振込ください。
埼玉りそな、JNBにお振込いただけます。振込み手数料はご負担いただいております。
3枚以上ご注文の場合、ヤマトの代金引換サービス(宅急便コレクト)をご利用いただけます。
現金の他、クレジットカード、デビッドカードでのお支払いが可能です。
商品代金、送料の他に宅急便コレクト手数料330円(税抜300円)をいただいております。
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