米4人組。ナンシー・シナトラを手掛けたことで知られるリー・ヘイゼルウッドのプロデュースによる69年作。ドアーズというよりはアイアン・バタフライを彷彿とさせるハードで饒舌なギターが主役ですが、カリスマティックなヴォーカルにジムの影が。
ペンシルバニアの高校生がクリスマス休暇中に自主録音したガレージ・サイケの激レア盤なんですが、高校生とはいえ侮るなかれ。それにしても、学園祭とかでこんな痺れるガレージ・サイケを演奏してたんでしょうか。恐るべし71年の米東海岸・・・。
英国の香り漂う秀逸なハモンド使いが冴えたNYのグループ。69年作。プロコル・ハルムや初期パープルらを彷彿とさせるサウンド。時にR&Bタッチでグルーヴィーに楽曲を彩る秀逸なハモンド使い。深みのあるソウルフルなヴォーカルも味わい深いです。
オハイオの名バンド。70年作1st。かなりじめっとした感触のアシッドで鬱屈したオルガンヘヴィサイケ。プログレフォーク調の神秘的な雰囲気や、時折登場するラーガっぽいリフの浮遊感など、要所要所でまぶされるアシッド臭が秀逸な名盤。
カリフォルニアの4人組。69年唯一作。ハモンドとエッジの立ったファズ、激情的なヴォーカルによる重厚なアンサンブルが基本ですが、ヘヴィ一辺倒ではなく、叙情的なメロディやオルガンなど、荘厳かつメロウなサウンドが持ち味。傑作!
フィラデルフィアの5人組。71年作。ジム・モリソンの如くエロティックなヴォーカル、ヘヴィで不穏なオルガン、まさにドアーズ直系。加えてこのバンドにはベーシストも在籍しているため、より一層どっしりと腰を据えたアンサンブルを湛えています。
カナダの4人組。72年作。ドアーズからちょっと狂気を抜いてルーズにしたかわりに、ザ・バンドやゲス・フーらのカナディアンロック勢に通じる哀愁を足したようなサウンド。温かみを孕んだヴォーカル然り、身を任せたくなる優しいヘヴィネス。
ミルウォーキーの6人組。ドアーズ直系のヘヴィなオルガンと、西海岸のインプロ/色彩感を併せ持った贅沢な万能サイケロック。コルトレーンをカヴァーした長尺曲「INDIA」は、次第に高揚感を増し聴き手をズルズルと誘い込むロングトリップ曲。
フィラデルフィア産。テストプレスのみで終わった幻の発掘2ndから。ソウルフルなヴォーカル、よく動く黒っぽいベース、ジミー・スミスばりの饒舌でファンキーなハモンドを従えた生命力溢れるサウンド。女性Vo入りP-Funk系の楽曲も◎
NY出身〜西海岸で活動した5人組。67年作。苦悶の表情が目に浮かぶようなシャウト、不穏な薄もやを創出し全てを憂鬱に溶かし込むオルガン。カリスマ性に劣るのは当然ながら、退廃感においてはジム同等の存在力を示すVoは必聴。
マザーズとも共演したDCの4人組。70年作。男の情念が充満するVo、負けじとしゃくり上げるオルガンとファズ、スッカスカドラム。しかし、切ないオルガンと温かいアルペジオが印象的な「NOTHING」(何にもねえ?)は、落涙寸前の郷愁サイケ。
カリフォルニアの4人組。68年作。ひたすらにチープであり続けるオルガンはドアーズとはちょっと違いますが、全編を漂うもやったヘヴィネス、狂気混じりの絶望系ヴォーカル、「ああもう終わりだ」的な終末感は、ドアーズで物足りない貴方への処方箋。
ボストンの5人組。70年作。ジム・モリソン意識しまくりのパフォーミングヴォーカル、痙攣するオルガン、過剰なファズ...とこのへんはさて置き、彼らの出色は奇抜でスリリングな曲構成の妙!
カナダの5人組バンド。サイケ〜プログレの過渡期に生まれた69年唯一作。オルガンを軸にしたDOORSらUSアートロック勢からの影響を土台に、英国叙情/哀愁とシリアスなエッセンス、そして拭いようの無いいなたさとアングラ臭が滲む愛すべき連中。
NY出身の4人組サイケ/アート・ロック・バンド。本作はミステリアスなジャケットが印象的な69年発表の名作。IRON BUTTERFLYやVANILLA FUDGE、初期DEEP PURPLEらを彷彿とさせるサウンド。ハモンドが創出する不穏な響き、深みのあるソウルフルなヴォーカルが牽引する劇的な展開、そして強烈なファズ。時にPROCOL HARUMのようにシリアス&メロディアスに、時にR&Bタッチでグルーヴィーに楽曲を彩るハモンドの使い方は特筆。それもそのはず、プロデューサーはなんと、50年代に帝王マイルスからの誘いを断ったという勇ましい逸話をもつジャズ・ピアニスト、Ahmad Jamal。英国ロック/プログレ・ハード・ファンにも聴いてもらいたい、霧の向こうで鳴っているような霞んだ音像です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケースツメ跡あり、スリップケースに軽微なカビあり
米へヴィ・サイケ4人組。本作は、ナンシー・シナトラを手掛けたことで知られるリー・ヘイゼルウッドのプロデュースによる69年作。アート色の濃いカリスマティックなヴォーカル、IRON BUTTERFLY〜VANILLA FUDGEを彷彿とさせるオルガン、ソリッドに刻み込むドラム、そしてギンギンにファズを効かせながら引き倒しまくるギター!適度にジャムった長尺なソロ然り、とにかくファジーで饒舌なギターは、B級ハード・ファンのハートをも鷲掴みにすることでしょう。USへヴィサイケの隠れ好盤。
ボーナス・トラック1曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ジャケに軽微な折れあり
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