英ビートからの影響と本場米国ならではの骨太なR&B、そして来たるサイケの波…。アメリカン・ロックの過渡期に産み落とされたガレージ・サイケ名作選!
ミネソタ出身の5人組。ガレージの衝動的な旨味とサイケの音響的な旨味が凝縮した、USガレージサイケの古典として知られる67年デビュー作。冒頭に収録のデビュー曲「アクション・ウーマン」の耳をつんざく雷鳴の如きファズギターは永遠なるもの!
ワシントンの港町タコマ出身の5人組。ガレージパンクの原型として聴き継がれる65年デビュー作。音の揺らぎや間合いといった要素とは無縁の、サイケ夜明け前の純正ガレージ!直情的なシャウトで吠え倒す、ラウドで原初的なガレージパンククラシックス!
LA出身の5人組。66年デビュー作。当時のシーンで一際異才を放っていた黒ずくめの衣装と、それにそぐわないとも言えるラフな演奏との落差は唯一無二!のちにプロデューサーとして『ファンタスティック・マック』を手がけるキース・オルセン(b)が在籍。
ボストン出身。ビートルズのラストツアーとなった米国公演の前座を務めたことでも知られる実力派の4人組。66年唯一作。ラウドでエネルギッシュ、そしてガレージの域を超える演奏力を持ちながら、ブレイクを待たずに突如解散してしまった名グループ!
LA出身。甘くセクシャルな歌声を持ったUSガレージの名物男=スカイ・サクソン率いる4人組。ストーンズ影響下のクールなやさぐれ感が漂う66年デビュー作から、ヒリついたファズとサクソンの奇妙な歌い方に虜にされること必至のガレージクラシックスを!
ミシガン出身のトリオ。67年デビュー作。過剰なリバーブをかけられた中毒的なファズとノイズの洪水によって試みられた、ガレージとサイケとサーフの融合。曲名そのままに延々と歪み、増殖し続ける楽曲「フィードバック」は、ラリーズの先祖とも...?
NY出身の5人組。66年デビュー作。端正なルックスとカラフルな衣装、ライトショーを取り入れたステージングでも人気を獲得。そして数々のガレージクラシックスを生み出した名グループ。こちらはディープ・パープル「ブラックナイト」の元となった代表曲!
カンサス出身の4人組。66年唯一作。ヴォーカル/作曲を手がける中心人物がフォーク出身ということもあり、バーズ影響下のフォークロック的な側面を強く持つガレージサウンド。衝動的というより緊張感のあるオリジナリティ溢れる作風が特徴の好グループ。
カリフォルニア出身の5人組。67年デビュー作。ストーンズを手掛けたデイヴ・ハッシンジャーによる音響技術、催眠的なトレモロ・ファズの響き、倦怠感に充ち満ちたマイナー調のメロディ...。のちのサイケグループに数々の影響を与えた革新的な名グループ!
60年代のガレージ・シングルの名作の一つと言われる「I Saw What You Did」!けたたましく鳴り響く強烈に歪んだファズ・オルガン、スモール・フェイセスもびっくりなソウルフルなヴォーカル、バブルガムなハーモニーが凄まじいエッジとともに聴き手を痺れさせるさすがの名曲!
60'Sアメリカン・ガレージ・サイケの最高峰と称される66年発表のデビュー作。全米チャート入りを果たした冒頭曲、 「(We Ain't Got)Nothin' Yet(邦題、恋する青春)」 、 略するとすなわちLSDな、「Love Seems Doomed」 は何処までもドリーミーでサイケな桃源郷に意識を持って行かれそうになる酩酊曲。サイケデリックな装飾を施された、ブルース・スタンダードの 「Tobacco Road」を初め、極彩色の意識の再編に彩られた色褪せることのない、ガレージ・サイケ最高傑作の一枚!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケースツメ跡あり、トレーに黄ばみあり
問答無用のUSサイケ・ガレージの大傑作、MUSIC MACHINEの記念すべきデビュー作!66年にORIGINAL SOUNDレーベルからリリースされた今作は、冒頭「TALK TALK」からがっつり聴く者を惹きこんで行きます。それでいて豊富な曲調の彩りは、彼らの貪欲な音楽センスを反映しており、どの曲も個性的で際立った味わいを魅せています。5曲のカヴァー(中でもBEATLESのカヴァー、「TAXMAN」等はビートの輪郭がより際立った骨太なカヴァー!)と7曲のオリジナルによる、ガレージ・サイケの万華鏡。
紙ジャケット仕様、24bitデジタル・リマスター、定価1500+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
軽微な汚れあり