PHISH、WIDESPREAD PANIC、STRING CHEESE INCIDENT、moe.・・・。デッド影響下にある80年代以降のジャム・バンドはデッド・ヘッズ達にもよく知られているけど、60〜70年代に活動していたデッド・タイプのバンドって、もうほとんど知られていないんじゃないかな・・・
米東海岸はデラウェア出身の7人組。77年唯一作。ガルシアを彷彿させる温かくメロウなギターを軸に、牧歌的なペダルスティール、切なく響くキーボードを織り交ぜたウエストコースト調の楽曲群。多幸感溢れるメロディとソングライティングも素晴らしい。
ボストン出身のフォークロックグループ、69年作。バーズでも知られるディラン作「All I Really Want To Do」のカバー。これがデッドファンなら思わずニンマリしてしまう、極上のユル〜いアレンジ。楽曲の幅広さ、構成、演奏能力はデッド以上かも...
USサイケの古典的グループ=ビート・オン・ジ・アースを率いたメンバーによるフォークロックグループ。75年作。牧歌的なヴォーカル&メロディ、メロディをなぞるような歌心あるファズギター。『アメリカン・ビューティー』が好きなら間違いなし!
シカゴ出身の6人組。71年作。『アメリカン・ビューティー』のメロディ&コーラスと『ライヴ・デッド』の酩酊的なサイケジャムの両方を兼ね備えた、贅沢な隠れ好グループ!凝ったスタジオ実験による広がりのあるアコースティックな音響もFeel so good!
カンサス出身の5人組。70年唯一作。ブルースやスワンプのアクと渋みを加えた豊潤なジャムサウンドは、デッドのライヴ作品が好きな人ならタマらないはず。アコースティックピアノを軸にした奥行きのあるレイドバックナンバーも特筆の出来。泣けます。
才能に恵まれながらも2枚の自主制作盤のみを残して消えた、ワシントン出身の4人組クリスチャンバンド。デッドやモビー・グレイプらシスコ勢に通じるギターオリエンテッドなサイケジャムを堪能できる71年1stから、モビー・グレイプ「HE」のカヴァーを。
これは『アメリカン・ビューティー』から『ロデオの恋人』期のバーズ、グラム・パーソンズ、そしてイーグルスが好きな方まで、ド真ん中の隠れ好グループ。郷愁のスティールギターとアコピ、美しいコーラスが織り成すグッドソングの数々。現在廃盤。
シスコのヘイト・アッシュベリーで教祖的存在であったステファン・ガスキンが仲間のヒッピーを連れ立ち、中南部のテネシー州で創立したコミューンを母体にしたグループ。72年1st。デッド、シスコサウンド、コミューンサイケの美味しいとこどり秘宝盤。
ドイツはハイデルベルグ出身、現在進行形の5人組サイケ/ジャムバンド。07年作。サイケ/フュージョン/実験音楽など、60-70年代の多様な遺伝子を有機的にジャム&サブライムするグループ。ラストに収められた「Dark Star」のカヴァーが絶品。
コロラド州はデンバー出身、Key奏者、フルート奏者を含む6人組。デヴィッド・クロスビーっぽいメロディとグレイトフル・デットばりのたゆたうギターが良い感じ!
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