プログレというより、今やイタリアを代表する国民的ロック・バンドとなったイ・プーの2012年作。75年から92年までの楽曲を、オーケストラと共演して再録音したリメイク作。2012年の来日公演でも披露された「CANTERO PER TE (あなた色のうた)」や、美しき名曲「Pierre」などが華麗なストリングス・アレンジで甦っています。彼らが紡ぎ出す美しいメロディ、ハイ・トーンの胸を打つヴォーカルがこれでもかと堪能できます。『パルシファル』など70年代初期の名作が好きなリスナーの琴線を打ちまくる逸品です。
イタリア出身シンガー/ギタリストによる11年デビュー作、ARTI E MESTIERIのkeyベッペ・クロヴェッラなどが参加
350円(税込385円)
ANDERSON PONTY BAND/BETTER LATE THAN NEVER
イエスのジョン・アンダーソンと名ヴァイオリン奏者ジャン=リュック・ポンティを中心とするユニット、2015年デビュー作
910円(税込1,001円)
カケレコ棚から、「ハワイ」に因んだ作品をピックアップいたしました。
『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜「年の暮れにふさわしい壮大なクラシカル・ロック」〜
年の瀬にふさわしい、壮大でクラシカルなプログレの特集です。
【カケレコ中古棚探検隊】甘く切なくそしてメロディアスな、珠玉のイタリアン・ラブ・ロックたちを中古棚よりピックアップ☆
愛を奏でることにかけては右に出るものはいないイタリアのラブ・ロック・グループたちをご紹介☆
イタリアの国民的バンドI POOHの出生作『OPERA PRIMA』をピックアップいたしましょう。
芸術の秋!プログレの秋!
プログレ嫌いなロック・ファンにこそ聴いて欲しいイタリアン・ロック・セレクション!
「イタリアン・ロック?プログレ聴かないしな〜。」 そんなあなたにオススメしたい『プログレ嫌いなロック・ファンにこそ聴いて欲しいイタリアン・ロック・セレクション!』
イ・プー(I Pooh)とレ・オルメ(Le Orme)来日レポート〜イタリアン・プログレ・フェス2日目@クラブチッタ川崎
4月28日(土)、クラブチッタで行われたレ・オルメとイ・プーによる感動のライヴをレポート!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 盤に研磨跡あり、ケースツメ跡あり、帯に折れあり
バッドフィンガー「ウィズアウト・ユー」、プロコル・ハルム「青い影」のイタリア版と言えば・・・僕にとってはこの曲だなぁ。
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無
愛を歌うことにかけて、このバンドの右に出るものはいませんよね。甘美な響きの中にも一抹の切なさを秘めた名ラヴ・バラードが目白押しの傑作!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
情熱と悲哀に満ちたメロディに、大仰過ぎる程の甘美で壮大なオーケストレーション。たとえイタリアン・ロック・ファンならずとも、シンフォニックなプログレ・ファンならきっと心震えてしまうことでしょう…。プログレッシヴなアプローチが完成されたと言える名作。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
イタリアを代表するポップ・ロックバンド、76年リリースの初セルフ・プロデュース作。彼らの持ち味である甘美なメロディーと美しいコーラス・ワークはそのままに、ストリングスが控えめ
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯ミシン目に沿って切れ目あり、ケースツメ跡あり、解説にマーカーあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 紙ジャケに小さい汚れあり
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 盤に曇りあり、帯に折れ目あり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干ケースツメ跡あり
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オーケストラとの共演で意外にもロック/プログレ色が強く出た傑作!(0 拍手)
Waku Luckyさん レビューをすべて見る
日本のプログレファンにとって一番有名なPoohの作品はオーケストラと共演した往年の傑作『パルシファル』や『ロマン組曲』なのかもしれない。
しかし、80年代以降の卓越したバンドの演奏力とロックバンドらしい躍動感を活かす素晴らしい編曲のおかげで、本作"Opera seconda"はそれらに匹敵する、いやそれらを越えるといってもいいほどの傑作に仕上がったと思う。
オーケストラの編曲を担当した編曲家はおそらくハードロックやプログレが本当に大好きな人であり、この編曲はロックバンドとオーケストラの共演のひとつの理想形といえるだろう。
本作の編曲で大きくイメージの変わった曲を以下にあげてみよう。
代表曲'Canterò per te'はYes風のリフがカッコいいハードロックになり、オリジナルでは軽やかなラテンポップス風だった'Maria Marea'は、ゲストヴォーカリストの声質もあって、重厚なイタリアン・ロックになった。
元々はやや落ち着いたAOR調だった'Ci penserò domani'は疾走感のある編曲でまったく別の曲に生まれ変わった。 渋すぎる超低音のゲストヴォーカルと天翔けるドディのリードギターが鮮烈なコントラストをなしている。
最終曲'Il ragazzo del cielo'の静寂の夜明けから雷鳴轟く嵐のなかへ突き進んでいくようなドラマティックな展開はまさにプログレとしかいいようがなく、オリジナルの出来をはるかに超えている。
ドディのギターは絶好調。ロビーの歌唱は年相応に渋くなったが、それでも驚異的。
さらに曲と曲のあいだをオーケストラの演奏で切れ目なくつなぐドラマティックな演出が施されており、プログレファンにはこれもうれしい。