紙ジャケット仕様、内袋付仕様、定価1900+税。
問答無用のエネルギーで突き進んだ初期に比べ、より叙情的で深みあるジャズ・ロック・サウンドを聴かせるようになった再結成後の5th。緊張感とロマンティックさのバランスがとにかく絶妙!
UNOとCITTA FRONTALEに分裂したOSANNNAが再結成し、78年にリリースした5thアルバム。UNOからNOVAへと続いたジャズ・ロック・サウンドにイタリア的な詩情を織り込んだ作品。名作「PALEPOLI」を期待すると最初は戸惑いますが、先入観無しに聴くとその音楽性の高さはかなりのもの。緊張感溢れる演奏で畳み掛ける楽曲、叙情的なジャズ・バラードなど、緩急自在の楽曲の完成度はもちろん、それらを巧みなバランスで配した起伏に富んだ構成も見事。
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. 必要なんだけれど… |
2. ジプシーの女 |
3. ナポリ人 |
4. スッダンス |
5. ここに閉じ込められた |
6. サラセン人 |
7. 世界中のナポリ |
各国の「港町」に注目して、港湾都市生まれのプログレをピックアップ!
スタッフ厳選☆今週の3枚!!【2020年1月〜9月アーカイブ】
「これは聴いてもらいたい!」というカケレコメンドな作品を毎週3枚ご紹介。2020年1月〜9月に取り上げた作品はこちらでチェックどうぞ♪
イタリアを筆頭に、重厚なダイナミズムと熱気に満ちた世界各国の新旧ヘヴィ・シンフォをピックアップいたしました!
Twitterフォロワーの皆さまご協力のもと、夏に聴きたいプログレアルバムをピックアップいたしました!
プログレ嫌いなロック・ファンにこそ聴いて欲しいイタリアン・ロック・セレクション!
「イタリアン・ロック?プログレ聴かないしな〜。」 そんなあなたにオススメしたい『プログレ嫌いなロック・ファンにこそ聴いて欲しいイタリアン・ロック・セレクション!』
吹き荒れるサックス 〜イギリス、ドイツ、フランス、イタリア周遊の旅〜
英米の名盤を出発点にディープな作品をご案内、今回のツアーは『吹き荒れるサックス 〜イギリス、ドイツ、フランス、イタリア周遊の旅〜 』!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 盤に研磨跡あり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
イタリアン・ロックの重鎮バンドが放った、新曲を含む00年代アルバムからのベスト盤。21世紀に入っても孤高であり続ける、濃密なOSANNAワールドを堪能できる全18曲!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 盤に研磨跡あり、ケースツメ跡あり、カビあり、帯中央部分に色褪せあり、帯にシール跡、ケースに小さいヒビあり
あの『コンチェルト・グロッソ』も手掛けたバカロフによる格調高いオーケストラ・アレンジと、ヘヴィな混沌渦巻くロック・アンサンブルが融合した鬼気迫るサウンドに、ただただ息を呑みます。『コンチェルト・グロッソ』と対を成すイタリアン・クラシカル・ロックの傑作。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 黄ばみあり
あの『コンチェルト・グロッソ』も手掛けたバカロフによる格調高いオーケストラ・アレンジと、ヘヴィな混沌渦巻くロック・アンサンブルが融合した鬼気迫るサウンドに、ただただ息を呑みます。『コンチェルト・グロッソ』と対を成すイタリアン・クラシカル・ロックの傑作。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干カビ・若干汚れ・帯に色褪せあり
まるで邪教の儀式を覗き見てしまったかのような戦慄が走る、これぞ怪作。狂気と暴力性と崇高さが渦巻く音像には思わず鳥肌が立ってきます。それでもまた、夜な夜な聴きたくなるのは何故なのか...。
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名作(0 拍手)
Zedさん レビューをすべて見る
OSANNAは「パレポリ」「ミラノ・カリブロ9」の2作品に人気がある。
しかしこのアルバムは先の2作品にはない、南イタリアの空気と音楽が詰まっている。
イタリア・ファンはもとより、音楽ファンにも聴いてもらいたい作品。
捨て曲なし、テクを押し出すところもあるが音楽的な難易さはなし、ベテランの余裕さえ感じる演奏、清涼感さえ漂う良質なナポリ・ロック。
音質も過去の作品より向上している。
この作品がリリースされた当時、プログは世界的に衰退を始めている。
その時期OSANNAは、この作品で難しい芸術的な作品を残そうと思ったのではなく、ナポリのサウンドをロックで届けようとしたのでは。
裏ジャケのアー写は、OSANNA特有の顔メイクもなく素顔。そこにこのアルバムの制作決意が感じられる。
(つまりこの作品には混沌としたプログは存在しない)
ナポリ・ロックを聴くにはこの作品から。
昔から自分はそう思っている。