プログレッシヴ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!

プログレ、60s/70sロックCDのネット通販/買取

24時間以内発送(土・日・祝は翌営業日)、6,000円以上送料無料

港町のプログレ!

スタッフ佐藤です。

5月も後半に入り、気温が一気に上がってきましたね。

最近は北欧ノルウェーのプログレやフュージョン・タッチのプログレなどをご紹介してきましたが、今日は各国の「港町」に注目して、港湾都市生まれのプログレをピックアップしてみたいと思います!

まずはアメリカから、全米最大の港湾都市と言えばここ!

【ロサンゼルス】AMBROSIA / AMBROSIA

AORグループとしても人気を博した彼らですが、デビュー時はL.A.唯一のプログレ・バンドとしてシーンに登場しました。

この1st、後のAOR路線を予期させるポップで爽やかなメロディラインと、オルガンを軸にした力強くもノスタルジー香る演奏との組み合わせがベリーグッド!

試聴 Click!


「音楽歳時記」 第五十二回  5月13日  愛犬の日  文・深民淳

【関連記事】

「音楽歳時記」 第五十二回 5月13日 愛犬の日 文・深民淳

音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。


【ナポリ】OSANNA/SUDDANCE

イタリア屈指の港町ナポリを拠点とした名グループがご存知オザンナです。

彼らからは、やや影が薄めな再結成後の5thをご紹介。

問答無用のエネルギーで突き進んだ初期に比べ、より叙情的で深みあるジャズ・ロック・サウンドを聴かせるようになっており、何となくナポリの風土を反映したようなロマンティシズムが感じられます。

名盤ですよ~。

試聴 Click!


プログレ嫌いなロック・ファンにこそ聴いて欲しいイタリアン・ロック・セレクション!

【関連記事】

プログレ嫌いなロック・ファンにこそ聴いて欲しいイタリアン・ロック・セレクション!

「イタリアン・ロック?プログレ聴かないしな~。」 そんなあなたにオススメしたい『プログレ嫌いなロック・ファンにこそ聴いて欲しいイタリアン・ロック・セレクション!』


【ロッテルダム】フィンチ / グローリー・オヴ・ジ・インナー・フォース

オランダの小さな国土にあって、貨物取扱数で欧州トップクラスを誇る大港湾都市がロッテルダム。

フィンチが結成したのはロッテルダムともデン・ハーグとも云われますが、どちらも港町なので問題ありませんね。

テクニカルにしてメロディアス、パッションほとばしるインストゥルメンタル・プログレが楽しめる名盤1st。

忙しなく駆け巡るアンサンブルに耳を奪われますが、一転してアコギがリズミカルに鳴らされるパートなどは港町プログレっぽい賑々しさがある気がします。

試聴 Click!


ダッチ・プログレ特集 ~ 商業の合理主義とプロテスタンティズムの敬虔主義とが息づく【オランダ】生まれのプログレ名品セレクション

【関連記事】

ダッチ・プログレ特集 ~ 商業の合理主義とプロテスタンティズムの敬虔主義とが息づく【オランダ】生まれのプログレ名品セレクション

オランダならではの端正でいて素朴な人情味にも溢れたメロディアスなプログレッシヴ・ロック名作をセレクトいたしましょう。フォーカスの他にも愛すべきグループがたくさん居ますね。


【ハンブルク】NOVALIS / SOMMERABEND

ジャーマン・シンフォニック・ロックの頂点に位置するバンドとして愛されるNOVALISは、ビートルズの修行先としても有名なハンブルグ出身。

エルベ川に面したハンブルグ港は、ドイツ最大の港として知られます。

代表作として名高いこの3rdアルバムは、神秘的な森をイメージさせるアートワークもあってか、正直サウンド的には港町感はありませんね。

ロマン派ジャーマン・シンフォとも呼ばれるほど、幻想的でロマンティックな音世界が魅力的な傑作!

試聴 Click!


ジャーマン・シンフォニック・ロック特集 - プロテスタントの敬虔主義が息づくドイツならではのシンフォニック・ロック -

【関連記事】

ジャーマン・シンフォニック・ロック特集 – プロテスタントの敬虔主義が息づくドイツならではのシンフォニック・ロック –

プロテスタントの敬虔主義をベースにして生まれた職人的ストイシズムと人間の感情にフォーカスしたロマン主義が息づくドイツで生まれた、器楽的に繊細でいてファンタスティックなリリシズムに溢れたジャーマン・シンフォニック・ロックを特集!


【バルセロナ】BARCELONA TRACTION/BARCELONA TRACTION

スペインからはプログレも盛んなバルセロナにフォーカス。

名盤がひしめいていて悩みますが、バルセロナをバンド名に冠したこのグループにしましょう。

地中海の青空へと吸い込まれていくようなリリカルにたゆたうエレピが絶品ですね♪

ハットフィールドやリターン・トゥ・フォーエヴァーが好きなら是非ご一聴を。

試聴 Click!


新旧スパニッシュ・プログレ特集!<カタルーニャ&その他地域編>

【関連記事】

新旧スパニッシュ・プログレ特集!<カタルーニャ&その他地域編>

地域ごとに多彩なサウンドを聴かせてくれるスペインのロック・シーン。今回は、バルセロナがあるカタルーニャ州をメインに作品を取り上げてまいります!


【カステリョン・デ・ラ・プラナ】DRY RIVER/CUARTO CRECIENTE

南部バレンシア州に位置する、カタルーニャ州のバルセロナと同じく地中海に面した歴史ある港町がカステリョン・デ・ラ・プラナです。

日本では知名度の高くない港町ですが、2010年代屈指の話題性を誇る人気グループDRY RIVERの本拠地になります。

傑作『2038』から4年ぶりとなったこの22年作、往年のQUEENにHR/HM的ヘヴィネスを纏わせたような、最高に熱くて強烈にキャッチーなサウンドに終始虜にされます。

バラード系ナンバーでは、地中海の潮風が香るような叙情性も発揮!

試聴 Click!


待望の4thアルバム『CUARTO CRECIENTE』をリリースした、痛快無比のスパニッシュ・プログレ新鋭DRY RIVERを大特集!

【関連記事】

待望の4thアルバム『CUARTO CRECIENTE』をリリースした、痛快無比のスパニッシュ・プログレ新鋭DRY RIVERを大特集!

待望の4thアルバム『CUARTO CRECIENTE』をリリースした注目のスペイン新鋭DRY RIVERを大特集!


【ブエノスアイレス】SUI GENERIS / CONFESIONES DE INVIERNO

「南米のパリ」と呼ばれ、1970年代までは南米最大の都市として栄えたアルゼンチンの首都ブエノスアイレスも、世界有数の港湾都市として知られています。

Wikipediaによると、ブエノスアイレス市民はポルテーニョ(港の人、浜っ子)と呼ばれてるそうです。

ブエノスアイレス出身グループとして、天才チャーリー・ガルシアを擁したデュオSUI GENERISをご紹介☆

木漏れ日フレイヴァーと南米らしい「詩情」を備えたフォーク・ロックに、ピアノや管弦楽器をフィーチャーして彩り豊かな音世界を繰り広げる名盤2nd。

1stもそうでしたが、当時のアルゼンチンにおける最重要グループだったという事実とは裏腹な、片田舎の素朴な若者が作り上げた音という感じの純真さが魅力です。

試聴 Click!

いかがだったでしょうか。
気になる作品を見つけていただけましたら幸いです!


鋭角的かつ透明感いっぱいのクールなサウンドが魅力、北欧ジャズ・ロック特集!

【関連記事】

鋭角的かつ透明感いっぱいのクールなサウンドが魅力、北欧ジャズ・ロック特集!

鋭角的な切れ味と透明感が魅力の北欧ジャズ・ロックに注目!


新興レーベルNORSKE ALBUMKLASSIKEREのニッチなノルウェー・プログレ・リイシューをご紹介!

【関連記事】

新興レーベルNORSKE ALBUMKLASSIKEREのニッチなノルウェー・プログレ・リイシューをご紹介!

カケレコが今最も注目しているノルウェーのレーベル、NORSKE ALBUMKLASSIKEREのプログレ・リイシューを探求します♪


春に聴く、伸びやかフュージョン・プログレ探求!

【関連記事】

春に聴く、伸びやかフュージョン・プログレ探求!

春の陽気の中で楽しみたい、伸びやかな聴き心地の良さが魅力のフュージョン・プログレを各国からセレクト!

関連カテゴリー

関連CD在庫

  • BARCELONA TRACTION / BARCELONA TRACTION

    バルセロナ出身、エレピが優美なメロディを奏でるジャズ・ロック/クロスオーバーの逸品、75年発表

    スペインはバルセロナ出身のジャズ・ロック・トリオ、75年作。バンドのリーダーは、Key奏者のLucky Guriで、バルセロナ・ジャズ・ロック・シーンの名手達が集まったビートルズのカヴァー作品(傑作!)に参加したり、後には地中海ジャズ・ロックの名バンドMUSICA URBANAに参加するなど、バルセロナ・シーンを代表するKey奏者。シャープに引き締まったドラム、流麗に動くメロディアスかつグルーヴィーなベースによる安定感抜群のリズム隊を土台に、エレピが地中海の青空へと吸い込まれていくようなリリカルにたゆたうメロディを奏でます。色彩感豊かなパーカッションやホイッスルなどによる味付けも地中海フレイヴァーたっぷり。バンドは、スペインはカタルーニャ地方のウッドストック・フェスと言える75年に行われた伝説の「Festival Canet Rock」に参加し、高い評価を得ます。バルセロナ産ジャズ・ロック「MUSICA LAIETANA」シーンを代表する一枚として名高い傑作です。

  • NOVALIS / SOMMERABEND

    ジャーマン・シンフォの名グループ、76年作

    ANYONE’S DAUGHTERなどと並び、ジャーマンシンフォニックロックの頂点に位置するプログレバンドの代表作として名高い3rdアルバム。20分に及ぶ大作を含む3曲によって構成されており、どこを切っても霧に包まれたジャーマン・シンフォニックロックの深みと叙情が溢れ出る、ドイツロマン派を代表する傑作。硬質なリズムセクションと対比するように柔らかに空間を彩るストリングス・シンセサイザーとメランコリックなフレーズを放つギターが特に印象的であり、ボーカル、コーラスのジェントリーで儚げな雰囲気も非常に魅力的な1枚です。

  • FINCH / GLORY OF THE INNER FORCE

    FOCUSにも匹敵するオランダのテクニカル&メロディアスなシンフォ・グループ、75年1st

  • DRY RIVER / CUARTO CRECIENTE

    スペインの要注目新鋭プログレ・バンド、前作から4年を経てついに届けられた22年4thアルバム!

    12年デビュー、メンバーほぼ全員がクイーンとドリーム・シアターをフェイバリットに挙げるスペインの要注目新鋭プログレ・バンド、前作から4年を経てついに届けられた4thアルバム!従来はQUEEN+DREAM THEATERを土台に豊富なアイデアが渦巻く奇想天外ロックを練り上げていた彼らですが、本作ではQUEEN+DTの土台と溢れんばかりのエネルギーはそのままに、よりストレートでドラマティックな表現で生き生きとロックするパフォーマンスが魅力的。80年代後半〜『Made In Heaven』あたりのQUEENにHR/HM的ヘヴィネスを纏わせたようなスタイルの、最高に熱くて強烈にキャッチーなサウンドに終始虜にされます。美しいピアノ独奏に続き、ソリッドに刻むギターリフと雄々しいヴォーカルが走り出す導入部から、もうDRY RIVERの世界に惹きこまれています。相変わらずとことん情熱的なスペイン語ヴォーカルと、まさにBrian MayのフレーズセンスとJohn Petrucciの畳みかける技巧を合わせたような超絶ギターが重量感たっぷりのリズムに乗って疾走する、パワフルかつ荘厳な1曲目で早くもノックアウト。そんな1曲目のテンションのままにスケール大きくパッション全開で展開してくサウンドは、従来のアルバムが気に入ったならまず間違いありません。QUEENファン、DTファン、そしてメロディアス・ハードが好きな方にも激オススメの一枚に仕上がってます。文句なしのカケレコメンド!!

  • OSANNA / SUDDANCE

    UNOとCITTA FRONTALEに分裂したOSANNNAが再結成し、78年にリリースした5th、エモーションと哀愁に満ちたユーロ・ジャズ・ロックの逸品

    UNOとCITTA FRONTALEに分裂したOSANNNAが再結成し、78年にリリースした5thアルバム。UNOからNOVAへと続いたジャズ・ロック・サウンドにイタリア的な詩情を織り込んだ作品。名作「PALEPOLI」を期待すると最初は戸惑いますが、先入観無しに聴くとその音楽性の高さはかなりのもの。緊張感溢れる演奏で畳み掛ける楽曲、叙情的なジャズ・バラードなど、緩急自在の楽曲の完成度はもちろん、それらを巧みなバランスで配した起伏に富んだ構成も見事。

  • SUI GENERIS / CONFESIONES DE INVIERNO

    アルゼンチン、天才チャーリー・ガルシアが結成したデュオ・グループ、管弦楽器をフィーチャーした多彩なアレンジが珠玉のメロディを彩る名作2nd、73年リリース

    73年作の2nd、アルゼンチン。チャーリー・ガルシアが参加していたことで知られるグループ。繊細なフォーク・サウンドの1stに比べ、これぞ南米と言える「詩情」はそのままに、アレンジが豊かになり、完成度がグッと高まりました。チャーリー・ガルシアによる繊細なタッチのピアノをフィーチャーしたリリカルな曲、管弦楽器がサウンドを広げるポップな曲、McGuiness Flintあたりに通じるパブ・ロック・フレイヴァー溢れる温かい楽曲など、とにかく美しいメロディと叙情豊かなメロディに彩られた佳曲揃い。シンプルなサウンドでメロディが際立つ1st、多彩なアレンジでメロディが華々し響く2nd。どちらもリリカルなメロディーを聴かせるという点では変わりなく、甲乙つけがたい名作。

  • AMBROSIA / AMBROSIA

    当時LAで唯一のプログレ・グループと云われた彼らの75年デビュー作!

コメントをシェアしよう!

あわせて読みたい記事

中古CD買取案内

カケレコ洋楽ロック支店

新着記事

もっと見る

プロのライター&ミュージシャンによるコラム好評連載中!

文・市川哲史

文・深民淳

文・舩曳将仁

文・netherland dwarf

人気記事ランキング

* RSS FEED

ロック探求特集

図表や代表作品のジュークボックスなどを織り交ぜ、ジャンル毎の魅力に迫ります。