KPPCD2021(KERRS PINK) 【2021年発売CD】
デジパック仕様。
ハッセばりのハスキー・ヴォイスとロイネばりの叙情フレーズで畳みかけるギターが紡ぐ、「いなたいTHE FLOWER KINGS」と呼べそうなシンフォニック・ロックにグッと来っぱなし。ノルウェーのベテランによる貫禄の21年作!
72年に結成され、80年にデビューしたノルウェーを代表するシンフォ・グループ。前作から8年ぶりに届けられた21年作7th!北欧の中でもノルウェーのバンドらしい哀愁をたっぷりまぶした、「いなたいTHE FLOWER KINGS」と言えるサウンドが堪らない一枚。郷愁を誘うアコーディオンの独奏から、太いトーンのギターとヴィンテージなハモンドが溢れ出す重厚なアンサンブルへとなだれこむオープニングからしてベテランらしい風格満点でゾクゾクします。重厚に刻むリズム・セクションに乗って、TFKのHasse Flobergに近いハスキー・ヴォイスで力強く歌うヴォーカル、KAIPA時代のRoine Stoltを彷彿させるクラシカルな泣きのフレーズでこれでもかと畳みかけるギター、洪水のごとく溢れるハモンドとつややかに疾走するシンセらが躍動。どっしりと重心が低く貫禄あるサウンドと劇的に描かれる叙情サウンドとの調和が素晴らしいです。THE FLOWER KINGSファンにもきっと響くサウンドだと思います。
ANTONY KALUGIN/STELLAR GARDENER
KARFAGENやSUNCHILDを率いるウクライナ出身の才人キーボーディスト/マルチ・プレイヤーによる21年ソロ作!
2,290円(税込2,519円)
ANTONY KALUGIN/MARSHMALLOW MOONDUST
KARFAGENやSUNCHILDを率いるウクライナ出身の才人による20年ソロ作、つややかなシンセサイザーを主体とする色彩感あふれるシンフォニック・サウンドが至福!
2,290円(税込2,519円)
【タイトル追加】新興レーベルNORSKE ALBUMKLASSIKEREのニッチなノルウェー・プログレ・リイシューをご紹介!
カケレコが今最も注目しているノルウェーのレーベル、NORSKE ALBUMKLASSIKEREのプログレ・リイシューを探求します♪
【今週のカケレコ】7/11〜7/15:北欧シンフォの逸品やANTONY KALUGIN関連作など、注目作が目白押し!
今週も各国から注目の新譜やリイシュー作品が多数入荷、その一部をピックアップしてご紹介いたします♪
【ユーロロック周遊日記】ノルウェー・シンフォの雄KERRS PINKによる21年作『PRESENCE OF LIFE』
名盤からディープな作品まで、ユーロ諸国で誕生した様々なロック名作を掘り下げていく「ユーロ・ロック周遊日記」。今回はノルウェーのシンフォ・グループKERRS PINKの21年7th『PRESENCE OF LIFE』をご紹介します!
カケレコ一押しの70's北欧産プログレ作品をセレクト!
【カケレコ中古棚探検隊】世界の納涼フルート・プログレを探求!
夏の暑さに効く!納涼フルート・プログレを中古棚より探求いたします☆
左右に配された2本のギターが時に美しくハモリ、時にお互いのリードをぶつけ合う。世界各国に生まれたツイン・リード・ギターの作品を定番からニッチ盤までピックアップ!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 軽微な折れあり
スウェーデンのカイパに対するノルウェーからの回答と言える名グループによる渾身の13年作。キャメル直系の叙情と北欧シンフォならではの手工芸品のような温かみが融合に涙。
レーベル管理上、ペーパーケースに若干角つぶれや圧痕がある場合がございます。ご了承ください。
ハモってハモって泣きに泣きまくるツイン・リードのギター、優美なフルート、ファンタスティックなキーボード!いかにも北欧的な人なつっこいメロディも胸に染みるし、ノルウェー産叙情派シンフォの傑作!
レーベル管理上、ペーパーケースに若干角つぶれがある場合がございます。ご了承ください。
こ、この哀愁に涙しないシンフォ・ファンはいないでしょう。ツイン・リード・ギターとフルートが紡ぐ、泣き、泣き、泣きのフレーズ。見事な一大シンフォニー。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
バンドの良さを失うことなく、今に通じる作品にアップデートしているのがスゴイと思う(3 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
復活作となった「MYSTIC SPIRIT」から8年ぶりの7作目。
前作が11年ぶりだったこともあり、まずは一時的な復活劇ではなかったことが喜ばしい!
メンバーは7人で(前作は5人)、ギター×2、キーボード×2構成になったこともあって、前作をさらに推し進めた形で近年の北欧系バンド寄りなサウンドへと進化している。
とは言え、ハモンド、ピアノ、メロトロンなどのキーボード群にヴィンテージ感があり、北欧のバンドが持つ哀愁や叙情性、KERRS PINKらしい美しいメロディも健在♪
ヴォーカルのスタイルや、ギター、リズム隊の力強い演奏に隠れがちかもしれないが、絶妙なタイミングで挿入されるピアノやアコーディオンなど曲構成も良く考えられており、泣きのメロディーを奏でるギターも良いのだけれど、やはりキーボードの音に耳を奪われてしまう。
1曲をコンパクトにまとめた前作に比べると長尺な曲が増えたが、5曲目のバラードなど小曲も良いし、バンドの良さを失うことなく、今でも通じる作品に仕上げているところが素晴らしい!