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MARCO POLO SOGNI E VIAGGI

LATTE E MIELE

0199312AER(AEREOSTELLA) 【2009年発売CD】

評価:45 2件のレビュー

イタリアン・プログレの名バンド09年作、オーケストラが彩るドラマティックなイタリアン・シンフォ、傑作!

09年作。チャーチ・オルガンとオーケストラによる荘厳なオープニング、そしてシャープなドラムが切れ込むのを合図に、伸びやかなギターが美しいメロディを放つ。ギターとビンテージ色濃厚な丸みのあるトーンのキーボードがユニゾンで奏でる優美なメロディ、その上をフルートが柔らかく舞う。素晴らしい幕開け。キーボード、ギター、フルートを中心とする映像喚起的でファンタスティックなパートを軸に、イタリアらしい劇的なヴォーカルとヘヴィなアンサンブルによる「動」のパートを巧みに織り交ぜた展開は圧巻の一言。特筆すべきは、ヘヴィなパートでも暗さはなく、オーケストラが鮮やかに彩っているところ。アルバムのどこを切り取ってもオーケストラが躍動し、たいへんドラマティック。サウンドも素晴らしく、クリアで分離良好ですが、各音には瑞々しさとともに70年代へとつながる温かみが感じられます。ロックとクラシックの完璧な融合。ずばりシンフォ・ファン必聴の傑作。

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    ERC32003

    EDISONレーベル旧規格、解説元から無し、定価2920+税

    帯【無】 解説【-】

    盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め

    状態: | 良好 | 並 | 不良 |

    帯無、若干折れあり

    初めてローマ法王の御前で演奏したロック・バンドと言われる、ジェノヴァ出身のキーボード・プログレ・バンド、73年作2nd

    ローマ法王の御前で演奏した初めてのロック・バンドと言えば?さながらEL&P『タルカス』 meets ヴァヴァルディ『四季』と言えちゃいそうなキーボード・ロック名盤☆

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レビュー一覧

評価:4 頑張るオジサンの鏡!(6 拍手)

appo128さん レビューをすべて見る

出た〜!ラッテ・エ・ミエーレ!当時のメンバーのままなら平均年齢は還暦に近いはず。頑張っているオジサン達から元気を貰えるアルバム。頭が下がり、我々も頑張らねばと思える。

大仰に始まるオープニングは正にイタリア。進むにつれ彼ららしさが顕在してくる。70年代の音を追求しているのか新しさはあまり感じないが、流石に完成度は高い。

当時はプログレ・シーンの中心にいたが、辺境後進国の躍進により、もはや中心など無いに等しい。北欧・東欧・露・南米・中米など、新しい波は着実に進化し続けており、老舗のイタリアにも奮起を促したい。ここは敬意を表して★4つとする。

ナイスレビューですね!

評価:5 化石達に乾杯!(1 拍手)

さん レビューをすべて見る

仕事でパニクッったり頭に来てる時こんなの聞いていられるかとなる。
そうではなくてピュアで落ち着いている時にクールに聞く実に音楽鑑賞型プログレの1枚。
いきなり大仰な初まり方が好きだ。各パート苦心の跡が見られ頭が下がる。
3曲目からいよいよラッテ エ ミエーレ節健在振りを示す。

彼らは風化を受け生きていた。
現代において全く70年代を知るメンバー達の又再び確かな足跡をプログレシーンに一石を投じる事となったと思う。
プログレスという意において現在進行形をあまり取っていないが頑固とも言えるその偉さを本作に受け取り独断評価は5。
成る程イタリアしてる。イタリア臭さがプンプン漂ってくる。
個人的に良かった。7、12曲目が特にイイ!。
嘘みたいな化石達、ラッテ エ ミエーレの新作。ジャケもイイが歌詞の内容を知りたかった。

ナイスレビューですね!