09年作。チャーチ・オルガンとオーケストラによる荘厳なオープニング、そしてシャープなドラムが切れ込むのを合図に、伸びやかなギターが美しいメロディを放つ。ギターとビンテージ色濃厚な丸みのあるトーンのキーボードがユニゾンで奏でる優美なメロディ、その上をフルートが柔らかく舞う。素晴らしい幕開け。キーボード、ギター、フルートを中心とする映像喚起的でファンタスティックなパートを軸に、イタリアらしい劇的なヴォーカルとヘヴィなアンサンブルによる「動」のパートを巧みに織り交ぜた展開は圧巻の一言。特筆すべきは、ヘヴィなパートでも暗さはなく、オーケストラが鮮やかに彩っているところ。アルバムのどこを切り取ってもオーケストラが躍動し、たいへんドラマティック。サウンドも素晴らしく、クリアで分離良好ですが、各音には瑞々しさとともに70年代へとつながる温かみが感じられます。ロックとクラシックの完璧な融合。ずばりシンフォ・ファン必聴の傑作。
LOCANDA DELLE FATE/FORSE LE LUCCIOLE NON SI AMANO PIU
イタリアン・シンフォニック・ロックの頂点に君臨する名盤中の名盤、77年作
890円(税込979円)
KING CRIMSON/IN THE WAKE OF POSEIDON
衝撃的デビュー作「クリムゾン・キングの宮殿」の構成を踏襲した70年2nd、前作に匹敵する重厚さドラマ性に加えジャズ系ミュージシャンを起用し新機軸も打ち出した一枚
490円(税込539円)
【カケレコンピ】ダブル・キーボードで聴かせるプログレの名曲!
カケレコの豊富な新品・中古在庫から、お題にフィットする楽曲でコンピレーション・アルバムを作ってしまおうという、名付けて「カケレコンピレーション」。第1弾は「ダブル・キーボードで聴かせるプログレの名曲」でカケレコンピ!
「キース・エマーソン愛」に満ちたキーボード・プログレ名作をピックアップ!
キース・エマーソンの誕生日にちなみ、彼の影響なくしては生まれ得なかった世界のキーボード・プログレをピックアップ。
LE ORMEファンに聴いて欲しいイタリアン・キーボード・シンフォ名作選!
LE ORMEが気に入った方にさらに聴き進めてみてほしいイタリアン・キーボード・シンフォを、選りすぐってご紹介☆
ソリーナの甘く美しい音色が堪能できるプログレ名盤セレクション☆
優雅さの中に甘やかな丸みを帯びた出音が特徴的な、ストリングス・シンセサイザーの名器ソリーナ・ストリング・アンサンブル。そんなソリーナの音色が堪能できるプログレ作品を各国よりピックアップしてまいりましょう☆
【改訂】EL&P影響下にある世界のキーボード・トリオ・プログレをピックアップ!
英5大バンドの一角を担う名グループELPより影響を受けた、各国のキーボード・トリオ・プログレをご紹介してまいります☆
70年代に活躍した往年のプログレ・ミュージシャン達による2014年の新譜を特集!
90年代以降にプログレ新鋭シーンが盛り上がり、00年代に入っても注目の作品が続々とリリースされています。その勢い衰えず、次々と優れたプログレ新譜が届く2014年。入荷した注目作をピックアップいたしましょう。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干折れあり
帯【無】 解説【-】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、ケースツメ跡あり、カビあり
ローマ法王の御前ではじめて演奏したロック・バンドと言えば?
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯ミシン目に沿って切れ、テープ補修跡、若干ケースツメ跡あり、小さいカビあり
ローマ法王の御前で演奏した初めてのロック・バンドと言えば?さながらEL&P『タルカス』 meets ヴァヴァルディ『四季』と言えちゃいそうなキーボード・ロック名盤☆
帯【無】 解説【-】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、若干折れあり
ローマ法王の御前で演奏した初めてのロック・バンドと言えば?さながらEL&P『タルカス』 meets ヴァヴァルディ『四季』と言えちゃいそうなキーボード・ロック名盤☆
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頑張るオジサンの鏡!(6 拍手)
appo128さん レビューをすべて見る
出た〜!ラッテ・エ・ミエーレ!当時のメンバーのままなら平均年齢は還暦に近いはず。頑張っているオジサン達から元気を貰えるアルバム。頭が下がり、我々も頑張らねばと思える。
大仰に始まるオープニングは正にイタリア。進むにつれ彼ららしさが顕在してくる。70年代の音を追求しているのか新しさはあまり感じないが、流石に完成度は高い。
当時はプログレ・シーンの中心にいたが、辺境後進国の躍進により、もはや中心など無いに等しい。北欧・東欧・露・南米・中米など、新しい波は着実に進化し続けており、老舗のイタリアにも奮起を促したい。ここは敬意を表して★4つとする。
化石達に乾杯!(1 拍手)
さん レビューをすべて見る
仕事でパニクッったり頭に来てる時こんなの聞いていられるかとなる。
そうではなくてピュアで落ち着いている時にクールに聞く実に音楽鑑賞型プログレの1枚。
いきなり大仰な初まり方が好きだ。各パート苦心の跡が見られ頭が下がる。
3曲目からいよいよラッテ エ ミエーレ節健在振りを示す。
彼らは風化を受け生きていた。
現代において全く70年代を知るメンバー達の又再び確かな足跡をプログレシーンに一石を投じる事となったと思う。
プログレスという意において現在進行形をあまり取っていないが頑固とも言えるその偉さを本作に受け取り独断評価は5。
成る程イタリアしてる。イタリア臭さがプンプン漂ってくる。
個人的に良かった。7、12曲目が特にイイ!。
嘘みたいな化石達、ラッテ エ ミエーレの新作。ジャケもイイが歌詞の内容を知りたかった。