フランスの現代音楽家Pierre Henryとの共作盤。70年作通算3作目。全曲がGary WrightとPierre henryによる共作。スリリングなギターとオルガンを中心としたハード・ロックに様々な電子音が絡むサウンドは当時こそあまり評価されなかったようですが、今の耳で聴くと、現代のポスト・ロックを30年以上先取りしたと言っても過言ではないかなりの完成度。名作。
再結成後の第2作となる73年リリース6th、米南部サウンドからの影響を取り込みながらも高度に完成されたブリティッシュ・ハード・ロックを聴かせる傑作
1,190円(税込1,309円)
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ビート・ブーム、サイケデリック革命、シンプルなバンド演奏へと回帰したブルース・ロック・ブームを経て、テクノロジーの発達とともに60年代末にいよいよ花開いた「ブリティッシュ・ハード・ロック」!胎動の67年からメジャーシーンを席巻した70年まで、年代を追って英ハード・ロックの名作をピックアップしながら、英ハードの進化と深化を探ってまいります。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 圧痕あり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
アコギの泥臭いカッティング、粘っこく歪んだエレキ、メロウなオルガンにゴスペル・フィーリングに満ちた女性コーラス。これぞ「いぶし銀」の名ブリティッシュ・ハード、70年の傑作!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
73年作の6thアルバム。ソリッドなハード・ロック、アメリカナイズされたキャッチーなハード・ロック、リリカルなピアノが秀逸なバラードなど、印象的なメロディーと安定感あるアンサン
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ジャケットと合わせて気持ち悪い傑作(6 拍手)
waterbearerさん レビューをすべて見る
フランスの現代音楽家Pierre Henryと、英国のロックバンドSpooky Tooth 。彼らが出会うとどうなるのか。「共演」というと、いかにもライブでHenryがVCS3をうにゃうにゃやってたり、レコーディングを共にしたような感じだが、どちらかというとSpookyの演奏(書き下ろしの楽曲かな)を「音源」として、テープ再生やエコーマシーンを通した効果音、VCS3シンセを効果的(笑)に鳴らしたり…Henry先生、やりたい放題です。Henry先生のお得意とする「ミュージック・コンクレート」、つまり元々の楽曲を脱構築して、切り貼りしたり再構築するという手法の名作として知られています。余談ですが、最近はHenryの楽曲や手法が斬新ということでダンス系の皆様にウケが良いという話を聞きました。
ともかく、ロックという文脈ではサイケ、なのかなー。Henry先生の「餌食」「食材」になってしまったSpookyの楽曲は渋くてかっこいい。粘っこいギターも、熱いVoも間違いなくSpookyの曲。
まぁここまでやられちゃうと、「共演」ではないですね。Henryの作品という感じかな。印象はジャケットの通り。人体実験的な、狂気の世界であります。気持ち悪いロックの筆頭としてお勧めです!