GEM4(FLAWED GEMS)
サイケ・ポップを土台に、MOODY BLUESやENGLAND『GARDEN SHED』に通ずる幻想性を加えたようなサウンド!?この米サイケ・プログレ、ブリティッシュ・ロック・ファンなら心ときめくこと必至ですよ〜。
アメリカのプログレ・サイケ・グループ。71年作。サイケ・ポップを土台に、MOODY BLUESに通ずる幻想性を加えたようなサウンドが印象的。ソフトな美声ヴォーカル、広がりのある豊かなハーモニー、中域が太くまろやかなメロディアスなギター、クラシックの素養を感じるリリカルなピアノ、ハイポジションでよく動くメロディアスなベース、歌心のあるふくよかなドラム、流麗なフルートなど、美しいメロディを柔らかく包むアンサンブルも絶品。プログレッシヴなパートでは、ENGLAND「GARDEN SHED」に通ずる雰囲気もブリティッシュ・ロックからの影響が色濃いファンタスティックな逸品。
TOTI SOLER (JORDI SOLER)/LIEBESLIED
スペインを代表するギタリストToti Soler、JORDI SOLER名義のソロ、内省的なSSW作
2,200円(税込2,420円)
ハンガリーが誇るシンフォ・グループ、94年作、「ELPフォロワー数あれど、これ程までにエマーソンのプレイに肉薄したグループがかつて存在しただろうか?」(帯より)
890円(税込979円)
BUCKWHEAT/PURE BUCKWHEAT HONEY
ELPのレーベルMANTICOREからデビューした米ハード・ロック・バンドSTRAY DOGのメンバーが率いた米サイケ・ポップ・バンド、69年唯一作。
2,190円(税込2,409円)
「アメリカのイギリス」!? 英バンド影響下の気品と陰影を帯びた米ロック/プログレ作品を探求!
英国的な気品や陰影を感じさせる米ロック/プログレを探索してまいります☆
カケレコスタッフの日々是ロック3/23:知性と感性の融合、サイケ・プログレ・セレクション☆
スタッフが日替わりでオススメ作品をご紹介する「日々是ロック」。探求テーマは感性と知性が融合した「サイケ・プログレ」を探求します!
MOODY BLUESファンにおすすめの、荘厳で叙情的な英米ディープ盤をピックアップ!
英プログレの元祖ムーディー・ブルースを起点に、荘厳で叙情的なメロディ溢れるディープ盤を探求!
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後々大化けするとは思えないほど牧歌的(4 拍手)
waterbearerさん レビューをすべて見る
アメリカのプログレ界隈の懐の深さにはいつも畏怖の念を抱いているのだが、これもまたその一つ。
のちにプログレハードの名作、ARC ANGELをリリースするJeff CannataとMichael Soldanのコンビによるユニット。のちのちの音楽性とはかなり異なるフォーキーなシンフォニックロックを展開する。管楽器や古典的な鍵盤楽器も大活躍で、耳に優しさを感じてしまうほど。YESのこわれもの以前とか「And You And I」のフォーキーな雰囲気が好きな方は一度聴いていただきたい一枚。
個人的にはこれもあのARC ANGELに至るプロセスだったんだろうな、と思うけど、ずいぶん変わりすぎじゃね?と思う。メンバーにはH.HancockのバックバンドやC.Dionのプロデューサーとして華々しく活躍するJ.Bova、ANGELで華麗なKeyを奏でていたG.GiuffriaのバンドHouse Of LordsのVoになる、J.Christianなんかも参加していたと思う。まぁそれはそれでなかなかの作品よ。ぜひ。
ZOLDAR & CLARKの前身。悶絶の尺八プレイ。(1 拍手)
ぶっこみハム太郎さん レビューをすべて見る
同じMGMのシグマンドスノペックのいたBLOOMSBURY PEOPLE同様後年の殺気だった部分がなくB面のラストが大クラシカルシンフォニック大会になっている(ROLAND OF MONTEVEREという曲でYOUTUBEで試聴できます)ところまで同じな後身バンドより圧倒的にシンフォニック純度が高い作品。残念ながらこのFLAWED GEMSのプレスはボーナストラックはありません。ZOLDERの方のボーナスは音が新しいので’69年とかの録音とかないのかな。
さてこのバンドの武器というのがメロトロンではなくフルートなのですが実にクラシカルでなんとももの哀しい音なのでございましてAUTUMNとかPORTRAIT:MY LADY ANGELINA とか試聴すると分かると思いますがゲームで実妹とか事情の多いサブキャラに手を出して相手が不幸せな結末を迎えてしまったときのようなやるせなさがあります。3日くらいは善人として過ごせそうな音。それから音がだいぶ違うのであまり参考にはなりませんがこのバンドの’75年くらいのライブ映像もYOUTUBEにあがっておりますので興味があれば見てみるとよいでしょう。
ほのぼのしていて幻想的(1 拍手)
Emiliaさん レビューをすべて見る
美しくのどかなコーラスを中心にして、多彩な楽器演奏が実にミステリアスな雰囲気を作り出しています。
ファズギター、フルート、ハプシコード・・・そして何とテルミンのクレジットも?・・・
極彩色のジャケアートも綺麗で、目を凝らすと色々なものが見えて来そうです。
めちゃくちゃ気に入ってます。
プログレサイケの王道(1 拍手)
さん レビューをすべて見る
70年代初期のサイケ風味の幻想的なサウンドが心地よいです。やはり、この時代には隠れた名盤が埋もれていることを改めて感じました。アメリカのプログレ・サイケバンド恐るべし!
英国風プログレッシヴ(0 拍手)
じゃ、見ろクワイ(笑)さん レビューをすべて見る
アメリカ産でありながら哀愁あふれるコーラスやピアノ、フルートで精緻に音作りされていて英国風の隠れ名作となっています。
マジでいいかも(0 拍手)
west12さん レビューをすべて見る
とても素晴らしいという言葉以外思い浮びません。
語彙が貧弱で済みませんが、リビングでまったりくつろぎながらJBL系のスピーカで轟音で鳴らしたい一枚です
ホントに合衆国? 大英帝国のにおいプンプンしてます!(0 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
1曲目から「あやしいなぁ」と思って聴いてると、どんどんあやしくなってきます(笑)
まぁ制作年代の雰囲気もありますけど、ホントにあやしい。なんか痒いところに手が届かない感じでずっと「はがゆい博多人形」状態が続きます。
それでもってラストの9曲目で・・・至福です!
HOMERの「あっけらかんメロトロンブチ込み英国もどき」の対局、といった表現で許して。
とにかくラスト曲まで我慢できるかどうかですな。最初からラスト曲聴いちゃだめ。忍耐もプログレ道のひとつ(笑)。
合衆国あなどれんなぁ・・・ですね。
ちなみに ZOLDAR & CLARK 、 ARCANGEL、 CANNATA と?がっていくようですが、クレジットに書いてないからわかんないや!