BTCD0022(BELLA TERRA) 【2014年発売CD】
紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター。
ニッキー・ホプキンスのソロの叙情的なナンバーが好きなら、このニッチな英SSWにグッときちゃうはず。元マンフレッド・マン(チャプターIIIも)の名手なのに、この知名度の低さ・・・。ニッチ・ポップ・ファンはずばり必聴!
英ビート・ポップ/サイケ・ポップの名バンド、マンフレッド・マンのドラマー&中心人物であり、マンフレッド・マン・チャプターIII以降は、Vo/Keyに転向し、ソングライターとしても花開いた名ミュージシャン。ソロデビュー作から1年後の73年にリリースされた2nd。エルトン・ディーンやイアン・カーなどジャズ系のミュージシャンの他、コーラスではHARMONY GRASSのトニー・リヴァースが参加。1stの延長線上にあるファンタスティック&スモーキーなフォーク・ロックに加え、ソフト・ロック調あり、ソウル・フレイヴァーな曲あり、洗練されたサウンドが印象的。流麗なピアノに管楽器がたゆたうアンサンブル、ちょっぴりハスキーで陰影豊かなヴォーカル、派手さはないもののまさにいぶし銀といえる味わい深いメロディ。英ニッチ・ポップのファンは必聴と言える名品です。
KRAZY KAT/CHINA SEAS and TROUBLED AIR
元CAPABILITY BROWNの主力メンバーによるグループ、ブリティッシュ・ポップの逸品!
2,290円(税込2,519円)
現代の北欧プログレを代表するバンド、繊細さと攻撃性との対比の中でじっくりと世界観を広げていくドラマティックな楽曲構成が素晴らしい99年作3rd
1,690円(税込1,859円)
キャッチーなメロディが詰っているのに、レコード屋では長らく床置きの100円コーナーで憂き目に会い続けた愛すべき作品達をピックアップ!
2014年総まとめ「カケレコが選ぶプログレ/ロック新譜・リイシュー盤 2014」
カケレコ的2014年総括として、2014年に発売されたCDの中から、ベストセラー盤をピックアップしつつ、いくつかのテーマに分けながら、1年間のプログレ/オールド・ロック・シーンを振り返ってまいります。
春のポカポカとした一日にのんびりと浸りたい、そんな「木漏れ日フォーク・ロック」を、英米を中心に、ユーロからもセレクトしてみましょう。
MIKE HUGG『Somewhere』『Stress & Strain』- MEET THE SONGS 第93回
過小評価されている英国のソングライター&ヴォーカリストの一人と言えるでしょう。MANFRED MANNで活躍したMike Huggの72年作1stソロ『Somewhere』と73年作2ndソロ『Stress & Strain』をピックアップ!
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がまんできずに2ndから聴いてしまった。(6 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
個人的なポリシーだが、1stから順番に聴いて流れを知る、を心がけている(実にくだらないこだわり、情けない)。
1stがいつも売り切れで、たまたま2ndが入荷してたし、こっちもすぐに売り切れになるからなあ、仕方ない。
1曲目のドタバタのあと、予想通り。いやそれ以上、で唸ることしきり。Backing vo.にリザ・ストライク、ミック・ロジャースも参加。
むせかえるほど、胸いっぱいになったような…とにかくここら辺の英国ロック好きな自分にとってはストライクでした。1stも聴かなきゃいかんですね。