早弾きで知られるギタリストAlvin Lee率いるグループ、69年作3rd。初期のヘヴィなブルース・ロックを軸に、サイケ、ジャズ、フォークなどのエッセンスを取り入れてグッと進化。機関銃のように乱れ打ちされるパーカッション、初期フロイドにも通ずるサイケデリックなオルガンによるスケールの大きな楽曲や、グルーヴィーなオルガンにAlvinの芳醇なジャズ・ギターが絡む楽曲など雰囲気抜群。もちろん、Alvinのギターが火を吹くブルース・ロック・ナンバーも健在。TEN YEARS AFTERというとウッドストックでの強烈な早弾きで知られていますが、ブリティッシュ・ロックらしいコクのあるサウンドもまた魅力です。ブルース・ロックを新たなる地平へと進化させた傑作。
エリック・クラプトン/ジンジャー・ベイカー/スティーヴ・ウィンウッドらビッグネームが集結するも半年という短命に終わったスーパーグループ、69年唯一作
1,190円(税込1,309円)
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1. Going To Try |
2. I Can't Live Without Lydia |
3. Woman Trouble |
4. Skoobly-Oobly-Doobob |
5. Hear Me Calling |
6. A Sad Song |
7. Three Blind Mice |
8. No Title |
9. Faro |
10. Speed Kills |
世紀の音楽イベント「ウッドストック・フェスティバル」から50年!ここでは英国から参加したアーティストたちを取り上げていきたいと思います。
「速弾きギタリスト」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
60-70年代に活躍した、速弾きを得意とするギタリスト達の作品を取り上げました。
1969年8月15日に開催された、ウッドストック・フェスティバルの特集です。
本場アメリカ南部で生まれたブルースがイギリスに輸入されて誕生したブリティッシュ・ブルース・シーンを特集。アコースティック・ブルースから、エレクトリック化、さらに「ロック」と融合してブルース・ロック・ムーヴメントへと発展した激動の50年代〜60年代の流れを見ていくことにいたしましょう。
ビート・ブーム、サイケデリック革命、シンプルなバンド演奏へと回帰したブルース・ロック・ブームを経て、テクノロジーの発達とともに60年代末にいよいよ花開いた「ブリティッシュ・ハード・ロック」!胎動の67年からメジャーシーンを席巻した70年まで、年代を追って英ハード・ロックの名作をピックアップしながら、英ハードの進化と深化を探ってまいります。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、解説目立つ黄ばみ・シミあり、ケースにスレあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ボックスに若干汚れあり
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英国プログレ好き用ブルースロック入門作か(5 拍手)
waterbearerさん レビューをすべて見る
69年ですか。このバンド、いつか聴いてみたかったんだよね〜と思っていて実際聴きだしてはまったのは今世紀に入ってから。予備知識として「ジャズの要素があるブルースロック」というのだけがあった。なんかプログレっぽいミックス加減だなと思ったが、これがまんざら外れてもいなかった。M1からC.チャーチルのオルガンの陰りが英国臭くていい。M4ははA.リーとスキャットのユニゾン。これが実にカッコイイ。M5は彼らのと言えばの名曲だそうだ。
本作を聴くまでにKing CrimsonのIsland、Moody Blues、Trapezeなんかを聴いてきたけど、この回り道は大正解だったかもしれない。これらのブルース味や英国臭い陰りのようなものを経由して聴いた本作は何か共通点を感じるのだ。レーベルもDERAMだからプログレとのつながりも十分。ジャケットの雰囲気も最高だ。
プログレを通じてブルースロックに興味が出た方はぜひ。