SR51128132(SUNRISE) 【2006年発売CD】
廃盤希少。
僕にとってはスーパー・バンドなんだよね。元ユーライア・ヒープのデヴィッド・バイロンでしょ、元ウイングスのdrジェフ・ブリトンでしょ、そんでなんてったって元コロシアム〜ハンブル・パイの極上ギタリスト、クレム・クレムソン!
元URIAH HEEPのヴォーカリストDavid Byronを中心に、COLOSSEUMやHUMBLE PIEで活躍したギタリストDave Clem Clempson、元WINGSのドラマーGeoff Brittonなどにより結成されたグループ。77年リリースの唯一作。アグレッシヴなギター・リフをフィーチャーした、キャッチーでスピード感溢れるハード・ロック。
73年リリース、腰が抜けるほどに格好良すぎる英ハードの名作!
74年作2nd、重厚さととめどない哀愁に満ちた英ハード・ロックの大名作
70年作、ごりごりと押しまくるギターリフがカッコ良すぎる、ブリティッシュ・ハードの名作!
2本のギターがブルージー&アグレッシヴなフレーズをぶつけあうハード&ソリッドなハード・ロック・バンド、71年唯一作
いぶし銀の名ギタリストZal Cleminsonのプレイが冴え渡る、英ハード・ロック屈指の名作!71年発表
ハード&メロウで時にドラマティックなサウンドにグッときっぱなしな英ハードの逸品!74年作1st
エネルギッシュでブルージーなブリティッシュ・ハードの名作、74年作
若きグレン・ヒューズ在籍グループ、トリオらしいスピード感と切れ味+トリオとは思えない音圧と強靭なグルーヴ=最強!72年作!
英国が誇る「いぶし銀」ギタリスト、クレム・クレムソンのお仕事特集!
COLOSSEUMやHUMBLE PIEなど数々のバンド&作品に貢献した英国の名ギタリスト、クレム・クレムソンのお仕事にフォーカス!
キャッチーなメロディ光る英国ハード・ロック/グラム・ロック特集!
いぶし銀のハード・ロックもいいけど、たまにはギラギラしたハード・ロックもね!重厚だけどポップでキャッチーなハード・ロック作品を集めてみました。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
メンツはA級、音はB級?いぶし銀のブリティッシュ・ハード(22 拍手)
kobakunさん レビューをすべて見る
これだけのメンツをそろえながら、ブレイクできなかった悲劇の1枚。時代が悪かったのか?ヒープほどハードではなく、ハンブル・パイほどファンキーではない。ちょうど中間に位置する、ほどよくハードでほどよくポップな、まぁある意味では中途半端な作品です。
でも侮るなかれ。ストレートなギター、シャウトするヴォーカル、タイトなリズム隊、愛すべき70年代ブリティッシュ・ハードの要素はすべてそろっています。パンク・ニューウェーヴ時代に抗う、これぞオールドウェーヴの音。初めて聴いた中学時代から30数年たった今なお新鮮で、あの頃最先端だったパンク・ニューウェーヴの音の方が今となっては古臭く感じます。まさに「埋もれた名盤」の条件を満たしています。
それにしても70年代のB級ブリティッシュ・ハードって、こういう埋もれた名盤多いですよね。STRAY、TEAR GAS、HARD STUFF、HACKENSACKなどなど、挙げればきりがありません。共通するのは派手さはないけど、みんなちょっとプチ・プログレっぽくヒネリが効いていて、全然飽きがこない。そして何よりも曲がいい! みなさんも「いぶし銀」の良さをぜひとも体験あれ。
比較の対象で終わらされる悲運のバンド(8 拍手)
激石大好きさん レビューをすべて見る
77年の唯一の作。全曲自作。元Uriah Heep、元Humble Pie、元Wingsなどによって結成された所謂スーパーバンド。バンドはDavid Byron(Vo)とDave Clempson(g)を中心にしており、楽曲も主にこの二人が書いた模様。この二人が中心となった時点でUriah Heep、Humble Pieを比較の対象からはずすのは難しい話かもしれません。が、それではあまりに分が悪い。なにもHeepやPieにくらべ魅力が無いとか言っているのでありません。そもそもこの二人、HeepやPieにおいてメインソングライターでは無かったわけでありますから。”悪魔の叫び”や”強靭で豪快な黒いサウンド”といったものはあまり期待しないように。
内容のほうはというと、シンプルでタイトなハード・ロック。捻りの効いたものではないかもしれませんが、楽しく聴ける良作。比較ばかりで聴かず終いではもったいない。単純に良いものが聴きたいというのであれば落胆することはないと思います。
プログレ・ハードの傑作だった!(4 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
ヒープは素直に大好き!ということで関連作品はずいぶんとチェックしてきました。当然バイロンのソロと、本作の後、バイロン抜きのチャンピオンも聴いてきたんですが何故かコレだけは聴いたことなかった(縁がなかったなぁ...)。
クレムソンのヘヴィなG.とバイロンのシャウティングもかなり70年代末期の「断末魔の叫び(笑)」を感じさせて魅力たっぷりなんですが、4曲目のバラードと8曲目のピアノの嵐からなだれ込むラストの9曲目を聴けば「おぉっ!」となること間違いなし。これぞ、ヘヴィ・プログレ・ハード!
産業ロックの微塵も無し、やっぱりココラへんの英国モノはいいなぁ。
バイロンのソロ、久しぶりに聴きたくなりました。「ウエットン入り」とか「おまけメロトロン」とか、けっこう楽しめるんですよね。
聞かせるイイ曲が多いです。(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
デイビッド・バイロンの強烈な個性が際立つが、実はブギ・タイプの明るいハードロック。77年はハードロックの終焉みたいに言われていて、何をしても売れなかった頃だったと思う。ぬけぬけと上手いクレム・クレムソンのギターが聞けるのは、今となっては貴重な盤です。